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ルカ

……ついたぞ

ユナ

ここが……!!

光でも闇でもない、 境界特有のざわついた気配。

その――瞬間だった。

?????

ちょっと!なんですの!?

甲高い声。 振り向いた瞬間、 小柄な男がバッグを抱えて走り去る。

泥棒

へへっ、バッグいただ――

ルカ

おい。てめぇ、待てよ

泥棒

ひぃっ!?!?!?!?だ、誰だ!?

ルカ

ルカだ。

泥棒

あ、あの……ル、ルカ!?伝説のドラゴン倒したっていう……!?

ルカ

……は?

泥棒

ご、ごめんなさい!!

バッグを放り投げ、 信じられない速度で逃走。

ユウ

はっや

アリア

……だから名前聞いただけで怖がられるのね

?????

……あ、あの……

バッグを受け取った少女が、呆然と立ち尽くしていた。

ルカ

大丈夫か?

?????

は、はい……!

?????

ルカ様……なんとお礼をしたら……!!

ルカ

様、いらねぇ

エルフィン

あ、失礼しましたわ!私、エルフィンと申します!

その目は―― 普通じゃなかった。 瞳の奥に、淡い光が渦巻いている。

カイト

……おや?

エルフィン

では、私はこれで……!

エルフィン

仕事がありますの。境界は……忙しいですから

意味深に微笑み、 彼女は人混みに紛れていった。

ルナ

……なんか、ただの人じゃなかったね

ルカ

……ああ

前を見る。

ルカ

あそこだ

ルカ

行くぞ

仲間たちが、黙って頷く。 ――闇の魔王への道は、 もう始まっている。

なんか偉い人

……ふむ。君がルカ君ねぇ……

ルカ

はい……

なんか偉い人

では――闇の魔王となることを許可するが…

なんか偉い人

反対派は……?

しーん。

ユウ

誰も言わねぇ……

ユウ

(デイモンがいたら、ここでドヤってただろうな)

なんか偉い人

……では、異議なし

なんか偉い人

決定の儀式を行う

なんか偉い人

これを

差し出されたのは、 淡く輝く月のアクセサリー。 奇麗な金色だ。

ユナ

……きれいですね……

アリア

……

アリアは、なぜか言葉を失い、 少しだけ目を伏せた。

なんか偉い人

それは“月の誓約”
 闇の魔王にのみ許される証だ

アクセサリーを受け取った瞬間、 胸の奥が、わずかに熱を持つ。

なんか偉い人

これにて――

なんか偉い人

ルカを、正式に闇の魔王と認める

ユウ

……やったな

カイト

すごいすごーい☆
 史上最年少じゃない?

ユナ

……おめでとうございます

ルカ

……ああ

光の扉が開く。

そこに立っていたのは―― 光の魔王・グリーノ。

グリーノ

あなたに会えて、光栄です

穏やかな声。 威圧感はないのに、 空間そのものが“整う”。

ルカ

こちらこそ

グリーノの背中には、 純白の翼。

だがそれは、天使のものとは違う。 幾何学的で、 まるで“概念”そのものが羽になったような形。

アリア

……あれが、光の……

グリーノ

光と闇は敵ではありません

グリーノ

均衡が崩れたとき、世界は壊れる

グリーノ

だからこそ――あなたが闇であることを、私は歓迎します

月のアクセサリーが、かすかに脈打つ。 闇の魔王・ルカ。 その戴冠は、祝福か―― それとも、試練の始まりか。

異世界男子校なのに、なんか1人……女子がいる件。

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