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アラームの音でしゅんは目を覚ました。外からは小鳥の囀りが聞こえる。
重たい頭を上げ、眠気まなこを擦りながら辺りを見回す。
無造作に脱ぎ捨てられた衣類と、 全裸の自分。
くたびれたコンドームと、くしゃくしゃのティッシュが散らばっているのを見て、ふと我に返った。
しゅん
しゅんの隣では睦月が穏やかな表情で寝息を立てている。同じく、彼も衣類を見に纏っていなかった。
睦月
しゅん
昨日のことを思い返すと、すぐに頬が赤くなった。まさか自分があんなに大胆だとは思ってもみなかった。
散らかった衣類をまとめ、シャツに袖を通したところで、睦月が目を覚ました。
睦月
目を擦りながら、ゆっくり上体を 起こした。えへへ、といつもみたいに微笑む姿が、今はなんだかとても愛おしく感じた。
睦月
しゅん
苦笑いしながら返すと、睦月が顔を寄せてきた。
睦月
しゅん
睦月の柔らかい唇が、しゅんの唇に優しく触れた。
睦月
しゅん
悪戯っぽく細めた目には、どことなく淫靡な雰囲気を秘めていた。途端に襲ってきた恥ずかしさで顔が赤くなった。
睦月
睦月
睦月
無邪気な顔と声でハグをしてくる睦月に、悪い気はしなかった。むしろ、これが正解なのではないかとすら思えてくる。
睦月
しゅん
わかりやすく甘えてくる睦月に、しゅんはすこし戸惑った。なんだか子犬をあやしているみたいだ。
睦月
しゅん
正面から抱きつきながら、上目遣いでこちらに視線を送ってくる睦月に、しゅんはたじろいだ。
睦月
唇を尖らせて接吻の用意をする睦月に、仕方なく顔を寄せた。
しゅん
唇が触れた瞬間、睦月はしゅんの両頬に手を置き、しゅんの口内に下を這わせた。
睦月
やけに巧みな舌使いに、しゅんは驚きを隠せなかった。
しゅん
睦月
睦月がしゅんから唇を離すと、唾液が糸を引いた。その官能的な光景に、しゅんの胸は高鳴った。
睦月
自慢げに語る睦月は、口を開いて長い舌を器用に動かしてみせた。
睦月
しゅん
睦月
しゅんの男性器を愛しむように撫でながら聞いてきた。
しゅん
睦月
睦月
しゅん
しゅん
睦月
しゅん
睦月
えっへん、と自慢げに鼻を鳴らした。
しゅん
睦月
しゅん
睦月
しゅん
睦月
しゅん
睦月
睦月
シャツの裾を引っ張りながら、しゅんを無理矢理連れて行こうとする睦月を慌てて静止した。
しゅん
睦月
しゅん
残りの衣服をまとめて、睦月の部屋を後にした。
自分が選んだこの運命は果たして正解なのか、はたまた不正解なのか。神のみぞ知るこれからの未来を想像しながら、しゅんは愉快に鼻歌を歌う睦月の背中をを見つめていた。