ななは(主)
ななは(主)
ななは(主)
ななは(主)
にこ
急に私の上に跨って来たかと思えばそんな言葉を吐く。
どうしようにも体勢が制限され、満足な抵抗も出来ない。
りほ
宥めるようにそう言ったけど、無理、と呆気なく断られる。
次に私の方へにこの手が伸びてくる。かと思えば突然耳を塞がれて訳もわからず見つめ合う。
にこ
なんて言ったの?耳を塞がれていては聞こえないけど、言葉と共に上がった口角を見て嫌な予感がする。
ちゅ、ちゅ、くちゅっ、
グッと距離が縮まり、にこの舌が私の口の中を掻き乱す。歯の裏、上顎、私の全部を確かめるように。
粘膜が触れ合う音が、耳を塞がれた分いつもより鮮明に聞こえる。頭がいっぱいで、情けなく吐息を漏らす事しか出来ない。
にこ
パッと手を離されれば雑音がいつもより大きく聞こえる。
にこ
嘲うように言ったあと、おもむろに取り出したものに目を疑う。
りほ
にこ
にこ
りほ
取り付けられたバイブを取りたくて手を伸ばしたが、そんな魂胆は見透かされて手首を取られる。
にこ
頭の上から聞こえるガチャガチャという音、手首に当たる冷たい感触。
りほ
にこ
あー、手錠なんて買うんじゃなかったな。攻められるのがこんなに恥ずかしいなんて思わなかった。
にこ
直後に走る刺激に、たまらずにこに助けを求めると、じゃ、と一言いってリビングへ歩いて行ってしまった。
〜10分後〜
りほ
りほ
何回絶頂したか覚えていないくらい。ただ体が刺激に耐えられず絶頂するだけで、全然気持ちよくない。
りほ
たまらず涙が零れる。
りほ
意識が飛んじゃいそう。にこ、早く止めてよ。
にこ
にこ
大好きなその声に引き戻される。
りほ
にこ
りほ
りほ
にこ
りほ
にこ
りほ
にこ
にこ
にこの首に両手を回して、深いキスを続ける。
〜〜〜
にこ
りほ
にこ
りほ
りほ
ビクビクっっ、
にこ
にこ
りほ
にこ
りほ
にこ
にこ
りほ
今までのと比にならないくらいの絶頂と、下の方に初めての感覚。
にこ
りほ
にこ
にこ
恥ずかしくてにこの顔なんて見れないから、背を向けて横になった。
にこ
眠ったフリをして無視したけど、数分後、すうすうと気持ちよさそうな寝息が聞こえてにこの方へ寝返りを打つ。
あどけない寝顔に愛を伝えて、私も夢へと漕ぎ出した。
コメント
14件
いつも最高です!
いいね300くらいから1000にしときました!最高でした