君と最後の1日

🎀：ATTENTION：🎀

nmmn作品

浮気

死ネタ

青 × 水

少し赤 × 桃

御本人様との関係はございません。

何時からだろうか。

君があの子の家へ行くようになったのは。

紫ちゃんたちと遊んだら

少しは気が紛れるかな。

そういって鏡を見た。

そこに写ったのは

酷く窶れて

目の下が真っ黒に染まった

“ 僕 ” だった。

メイクで黒く染まった箇所を

肌色に直した。

紫ちゃんたちを待たせる訳には行かない、と

僕は大急ぎで家を飛び出した。

ピーンポーン

チャイムを鳴らす。

紫ちゃんの家に来るのも何時ぶりだろう。

ガチャッ

いつもどおりの “ 僕 ” 。

偽ってなんかいないんだ。

これがありのままの… “ 僕 ” …？

どれが…ありのまま…？

考えても仕方がない。

そう振り払って僕は中に入った。

ここで言ったら迷惑かける。

言っちゃダメなんだ。

もう迷惑なんか、かけたくないから。

浮気された。

僕だってしたい。

でも

ほんとは凄く凄く怖いけど。

でも青くんの口から

事実が聞きたいから。

静かな部屋にスピーカーをonにした

スマホの着信音が流れる。

僕、ちゃんと話せるかな。

あぁやばいもう泣きそう…（ 笑

そうだよね

赤ちゃんも桃ちゃんの彼女だもん。

ピーンポーン。

赤ちゃんは凄いなぁ

赤ちゃんも辛いのに…ｯ

そして僕らは物置に隠れた。

何故急に呼ばれたのかなんて大体想像がついてる。

自分の口から出てくる言葉は残酷なものだと思った。

でも全部俺の本音…なのかな。

考えたよ。

でもそれでも

俺は桃の方が合ってるって思ったんや。

俺の選択は間違ってない。

…多分。

その時だった。

物置の扉が開き、

中から出てきたのは

その時、赤ちゃんが物置の扉を思いっきり開けた。

桃ちゃんはなんとも悲しそうな顔をしていた。

何をいっても彼は黙ったまんま。

そこまで言うと何かを察した赤ちゃんが

そう言った。

そして僕らは4人で手を繋ぎ、走り出した。

青くん / 桃くん

｢大好きだったよ。｣

僕らはフェンスの上に座った。

僕らはアイコンタクトを取り、

何かを決めた。

なんでこのタイミングで2人が来るのさ（ 笑

…まぁでも

さよなら。

君と最後の1日＿