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廉
え､
〇〇
…だから、最後くらいは
張り切って仕事しなきゃなって！､
張り切って仕事しなきゃなって！､
いつもの可愛い笑顔が 今日は辛そうに見えた…
廉
冗談…よな､
〇〇
本当だよ
廉
誰？
〇〇
えっ
廉
相手、どんな人なん？
〇〇
永瀬くんには関係ないでしょ…
廉
ある
〇〇
なんで？
廉
っ…
(好きやから…)
廉
廉
…“部下”やから
〇〇
……､､
廉
まぁどうせ
結婚式とか行くし？
ええやん、
結婚式とか行くし？
ええやん、
〇〇
そうだけど…
廉
誰？
廉
俺が知ってるやつなん？
〇〇
っ､､
廉
そうなんやな、
いいから誰？教えてや…
いいから誰？教えてや…
〇〇
〇〇
……部長
廉
は？ガチなん！？
〇〇
うん…
廉
へぇー
ああいう年上が
タイプなん？
ああいう年上が
タイプなん？
〇〇
違っ！…
廉
違うん？
〇〇
っなんでもない､､
廉
なぁ、好きなん？
部長のこと
部長のこと
〇〇
っ､､
廉
それも違うんやな…
〇〇
もう！探らないでよ！！…
廉
とにかく今日飯行こや､
話聞くから…
話聞くから…
〇〇
…やだ
強がってる先輩の頭に手を置く｡
廉
それはええっていう
ことやんな？笑
ことやんな？笑
廉
定時で上がったら
ロビーに集合で、
ロビーに集合で、
〇〇
っ…
俺は先輩の雰囲気を察して 資料室を出た。 その後はなんとしてでも 定時であがるために 自分のを早く終わらせて 先輩のも手伝った｡
おかげで定時前に終わり、 部長にわざとらしく ｢お疲れ様でしたー｣って ガン飛ばしてやった笑。
ロビーに着くと 〇〇さんの姿があってほっとする…
廉
行くで､
〇〇
……､
完全俺の好みで焼肉屋に入った｡ タンを焼きながら本題に入る｡
廉
で、好きなん？
〇〇
永瀬くんには関係ない…
廉
もう今日
そればっかやん笑…
そればっかやん笑…
廉
なんとなく分かるから､､
…話して？
…話して？
〇〇
……好きじゃ…ない…､､
廉
おん
〇〇
でもプロポーズされた時…
断れなかった､､
断れなかった､､
廉
なんで？
いつから付き合ってたん？
いつから付き合ってたん？
〇〇
付き合ってもない…でも
｢断ったら会社辞めさせる｣って､､
｢断ったら会社辞めさせる｣って､､
廉
はぁ！？なんやそれ､
廉
そんなんもう自分から
辞めてやったらええやん！
辞めてやったらええやん！
〇〇
……簡単に言わないでよっ､､
廉
､？
〇〇
私ね？妹以外家族がいないの､､
〇〇
妹はまだ学生だから
私が稼がなきゃ…
私が稼がなきゃ…
廉
えっ、ごめんなさい…
知らんかった､､
知らんかった､､
〇〇
ううん、いいの…
私、帰るね？､､
私、帰るね？､､
〇〇
晩御飯の買い物行かなきゃ…
廉
妹さんの？
〇〇
ううん…
〇〇
……部長の､､
聞きたない… そんな話、聞きたくなかった。
廉
待って？いつ結婚するん…
〇〇
来月の…
結婚式が終わった後に籍入れる､､
結婚式が終わった後に籍入れる､､
廉
っ……確定なん？
〇〇
うんｯ…
なんなん？その表情… 俺見て悲しそうにすんなや､､
先輩はその後1人で …部長のいる家に帰っていった。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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