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成登
昨日までが夢のような日々だった。
成登
僕は後悔している。
成登
いや、後悔していた
成登
あのとき僕は寄り道しなければ
成登
その時僕はもっと寄り道をしていたら
成登
もし、僕が急いで帰っていたら
成登
もし、僕が遅く歩いていたら、
成登
もしも僕が、
成登
ぼくが
成登
ぼくが
成登
ぼくが、
成登
ぼくが、、、
成登
ぼくが、、、、
成登
僕が、、、、、、、
成登
ぼくが、、、、、
成登
ボクが、、、、、
ぼくが
ぼくが
僕が
僕が
ボクが、
ボクが
あいつが、
あの〇〇○が
ぼくが、、、、
僕が 死んでいなければ
20＊＊年10月
紗凪
今日は楽しかった！ありがとう！
紗凪
あのカフェのパンケーキ食べたかったし、
紗凪
あのお店のネックレスも買いたかったし、
紗凪
もう、めっちゃ充実した1日だったよ！
成登
僕もめっちゃ充実したし？
紗凪
でも私の方が絶対充実した！
紗凪
どんなことが1番充実したの？
成登
君に会えたことが1番だわ、
紗凪
......
紗凪
もしかして、あの、
成登
はい。
紗凪
プロポー、ズ？
成登
あ、いや
成登
そんなつもりは、
成登
これからさ仕事忙しくなるから
君に会えてよかったなーって、さ。
君に会えてよかったなーって、さ。
紗凪
そんなんだ、仕事大変なの？
成登
ちょっと大事な案件あって
紗凪
大事な案件あるんだ、
成登
そそ、だからいつもの何倍も頑張らなきゃ、
紗凪
頑張ったらご褒美あげちゃおうかな〜？
成登
ご褒美くれるの？
紗凪
あくまでも、「頑張ったら」の話だから
成登
そーかー、
紗凪
そんな残念な顔しないで、
紗凪
ちゃんと応援してるから、
成登
ご褒美って何？？ねね？なになに？
紗凪
しつこいよ〜？
紗凪
ご褒美きになるならいつもよりも真剣にやってね？
成登
もちろん！
成登
いい報告をできるように頑張る！
成登
てか、もうそろそろ暗くなってくるし、
成登
今日の夜、だからこれから天気が悪くなるって言ってたし、
成登
明日の準備もあるから帰るわ、
紗凪
りょーかい！
紗凪
じゃ、また今度会いましょ、
紗凪
忘れずに連絡してよ？
成登
わかってる、できる限り毎日できるようにするわ、
紗凪
まってるよ？
紗凪
忘れないでよ？
成登
そんなに言わなくていいってww
紗凪
はいはいww
紗凪
んじゃ、じゃーねー
成登
ばいばーい！
僕はそのとき知らなかった
いや、神様は知っていた
僕の人生が
あと
1時間もないことを
帰ってから1時間後
紗凪
なるー？
紗凪
もうそろそろ家に帰っている時間だよねー？
紗凪
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不在着信
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