ライ・カムラッド
城に来たのはいいのですけれど、
さて、どうしてこの城へ入りましょうか…
昨日、新しい人格を手に入れた私は 宿で1夜休み、 遂に城へ潜入することにした。 …までは良かったのだが。
ライ・カムラッド
ダクトに関しては先程から
人が出入りしているのですが…
ライ・カムラッド
聞いていましたが、
確かに幹部と総統が狂って
いらっしゃるのは本当のようですね…
ライ・カムラッド
最終手段です。
…地下からの侵入をしましょうか。
例え他の国とは段違いに 強いこの国にも、地下の1つや2つは 余裕にあるはずである。 早速裏庭に侵入し隠し通路を見つけると、 私はその中へ飛び入るように 入っていった。
ライ・カムラッド
ライ・カムラッド
こちらビトレイ・コルト改め
ライ・カムラッド、
W国の城へ潜入完了致しました。
ライ・カムラッド
報告はなしとさせていただきます。
必ずや、総統様へ革命を。
その最後の一言を口にするや否や、 私は発信機を 自身のポケットの中へ入れ込んだ。
ライ・カムラッド
後はここで
誰かが来るまで待機しましょう。
〜待つこと20分〜
ライ・カムラッド
ライ・カムラッド
おかしいじゃないですか!?
ライ・カムラッド
着くはずでしょうに!
ライ・カムラッド
この我々国は…
その時傍で微かに物音がした。
ガタッ
ライ・カムラッド
咄嗟に銃を構え、周囲を警戒する。 けれど… それよりも早く 私の頭に銃口が当たっていた。
?
明らかにこの国の者では無さそうやけど。
ライ・カムラッド
どちらとも名前も分からないままでは、
ただの言い合いになってしまいますよ?
?
俺は…
zm
第1暗殺部隊隊長…zmや。
ライ・カムラッド
大変申し訳ありませんでした!💦
これが…幹部!? 軍服でもなんでもないこんな 迷彩色のパーカーを着た男が… 幹部!?
ライ・カムラッド
実は私、探検家でございまして!💦
ライ・カムラッド
知らぬ間にこんな所へ…
まさか幹部様とは見ず知らず、
このような御無礼を…!
本当に失礼しました!💦
zm
各国に繋がるように作っとるからな…
zm
ライ・カムラッド
zm
そんな事情なんやったらこっちも
悪い態度取ってもうた!
zm
ライ・カムラッド
zm
ライ・カムラッド
zm
出口まで連れてったるわ!
ライ・カムラッド
ありがとうございます…!✨
実はもう知っているのだけれど… だけどとりあえず侵入は成功。 ここからどうするか…。
それから、2人で歩いて数十分…
zm
ここらへんかな?
ライ・カムラッド
zm
俺らの部隊が訓練で使う関係もあって、
特に城の中は出口が多くなっとるんや。
ライ・カムラッド
なんだか迷路見たいで面白いですっ!
zm
ってうわ!
彼の方向に、 豪速球のナイフが飛んでくる。
ライ・カムラッド
咄嗟に私は、 彼の背中を思いっきり押し、 彼を庇った。
zm
って君、大丈夫か!?
ライ・カムラッド
私たちに向かって飛んできたナイフは ギリギリ私の横をすり抜けて 壁に刺さった。 この速さ、そして気配。 間違いない。
ライ・カムラッド
zm様に手出ししようとしてましたよね?
暗殺者
ライ・カムラッド
やめてくださいませんか?
暗殺者の気配はわかるが、 肝心の場所が分からず 左右を見ながら警戒するzm様を横目に、 拳銃を取り出し暗殺者を殺した。
パァンッ!!!
暗殺者
ライ・カムラッド
zm様、暗殺者はこちらで
仕留めておきましたよ!✨
zm
今君…暗殺者どこにいるかわかったん?
しかも…銃で打ったん!?
ライ・カムラッド
zm
気に入ったわ!
ライ・カムラッド
その言葉が聞けて嬉しい限りです!
zm
ここで模擬戦せぇへんか?
ちょうどここ城やし!
今誰もおらへんから!
強い人には興味が湧くのか、 彼は先程とは打って変わって 目をキラキラさせ出した。
ライ・カムラッド
いいですよ!✨
キャラを保ちなさい… ライ・カムラッドを保つのよ私。 この人に飲まれれば終わり。
zm
遠慮なくいかさせてもらうで!
ライ・カムラッド
この国の幹部になる為に、 総統様に忠誠を誓う為に。 この戦いは、絶対負けられない。
ライ・カムラッド