赤
青
効果音
青×赤
赤
赤
赤
赤
赤
まみー
まみー
まみー
赤
まみー
まみー
赤
まみー
赤
まみー
赤
これが俺の日常。 毎日の風景。 毎日の流れ。 今日はね、俺一人だけの秘密基地に行くんだ。誰も入ってきてほしくはない一人だけの秘密基地!
俺だけの秘密基地だから、そこだけでは自由を作るんだ。
俺の、俺だけの秘密基地はね、このマンションの屋上。このマンションはセキュリティが甘いから屋上にも鍵をかけることが無いんだ。
でも俺はめっちゃ助かってる。 もし死ぬならあそこから飛び降りるって決めてるの。余命宣言とか、病気とか、事故とか、何が起こるかわからないから疲れちゃうんだけど、ちょっと楽しいよね、笑
赤
赤
赤
そんな独り言を呟きながら俺は一人で朝方になるまで待ち続ける。
赤
赤
赤
赤
「このままずっと夜が来ないまま、朝日が眩しくならないまま、時間が止まってほしい。」
はじめてここまで強く願った。
はじめて神様を頼ってみた。
違う、俺はあんなこと思っていない。俺が思っているのは、
赤
そう。俺が本能で願いたかったのは「たすけてください。」このたった八文字。こんなたったの八文字なのに、願いが叶うのには数ヶ月、数年、数十年かかるの。
このたったの八文字には、
味方がほしい。 認めもらいたい。 救ってほしい。 大切にされたい。 楽しく生きたい。 光がほしい。 愛されたい。
たったの八文字。 たったの八文字なのに、願いの意味はこれ以上ある。
この国は
この世界は
この環境は
この状況は
この地域は
この家庭は
赤
赤
赤
赤
だったら、もうそろそろ終わらせたい。
そんなことを思うのは、願うのは、言うのは、感じるのは
だめなことですか?
わがままですか?
でも、俺は死にたくない。ただ、楽しく生きることが出来ないなら生きたくないだけ。
赤
とても適当な選択。 とても雑選択。 だけど、
赤
赤
赤
赤
赤
赤
赤
赤
赤
赤
赤
赤
赤
赤
赤
赤
赤
赤
赤
赤
赤
赤
赤
ガチャ
赤
青
赤
赤
青
赤
赤
赤
青
赤
青
青
赤
赤
青
赤
青
赤
赤
青
青
赤
俺と同じ境遇ってことで良いのかな?
赤
赤
青
青
赤
青
年上だ、
赤
青
赤
青
赤
青
赤
赤
青
赤
赤
二人だけの秘密基地
赤
青
赤
赤
青
赤
青
そりゃそうだよ、興味無いんだもん
何事もどうでも良くなっちゃったんだもん。
赤
赤
青
赤
赤
青
嘘だ。本当は昔の自分と同じ瞳をしていたからだ。昔の自分と同じ瞳をね。
赤
赤
青
正直帰りたくない。ここは眺めも良いし、お母さんに殴られたくない。
それに、この赤くんって人とももう少し、あと少しだけお話してみたい。
本音いっちゃっても良いですか?
いや、だめ。心配かけたくない。
青
赤
赤
青
赤
赤
赤
青
赤
赤
青
赤
青
赤
青
赤
青
赤
青
赤
僕は絵でも書こうかな、
青
赤
ちょっと期待してるんだ。青ちゃんのための助けになれるんじゃないかって、青ちゃんの気が楽になってくれるんじゃないかって、
本音は青ちゃんを利用してるだけ。 俺の人生の中で俺が、俺自身が青ちゃんのなにかを救うことができたら、
青ちゃんにとって俺は大切な人になれるかも。
俺が死んだら悲しんでくれるのかも、
悲しまないのなら俺は真っ先に『死』を選択する。
もし死ぬんなら、
二人だけの秘密基地で死にたいな。
ちょっと願ってるだ。赤くんなら僕の状況の何かを変えてくれるんじゃないかって、
『死』ではなく『生』に進ませてくれるんじゃないかって、
僕のメンタルは豆腐なみだから赤くんが僕の精神安定剤になってくれるんじゃないかって、
でも、もしもその願いが叶うことが無いのなら、ぼくは『死』を選ぶと思う、
救われないのなら『死』を選ぶと思う。
もし死ぬんなら、
二人だけの秘密基地で死にたいな。
俺は人間不信になっていたんだよ、最近知ったんだ。
僕はメガティブ思考になりがちだったんだ、ずーっと前から知っていたけど。
だけど、それでも死ななかったのは、
そんななかでも『死』を選択しなかったのは、
いつか、
いつか、
「救われる」って信じてたから。
ゆの
ゆの
ゆの
ゆの
コメント
2件
初コメ失礼します!最高です!次の投稿楽しみにしています!