柊渚沙
はぁ…
柊渚沙
で、何の用?
今はこいつらに連れ去られて屋上にいます
爆豪勝乙
てめぇ…緑谷渚沙だよな
柊渚沙
え、誰ですか
爆豪勝乙
ちげぇ、お前は完全に渚沙だ
爆豪勝乙
見た目も、仕草も、何もかも
え、ストーカー?
爆豪勝乙
てか、なんでクソナードは気づかねぇ
緑谷渚沙
え、確かに渚沙に似てるけど、渚沙は"男"だよ?
柊渚沙
ッッッ
爆豪勝乙
おい……(低音)
緑谷渚沙
ヒッ
まだ、あいつから私は男だと思われていたのか、
そりゃそうか
俺はあのクソババアに男のようにされた
動きも仕草も性格も見た目も
俺はそういう事でしかあのババアに認めてもらえない
本当にちっちゃい頃からやらされてたから、あいつは気付かない
それでも
柊渚沙
少しは気づいて欲しかったな……(小声)
爆豪勝乙
あいつは女だ!!!
緑谷渚沙
は……?
爆豪勝乙
ずっとずっと!!!てめぇんとこのババアに虐待されてて!!!!
爆豪勝乙
学校でも無個性っていじめられててもなぁ!!
爆豪勝乙
暴言も暴力も受けてる中でもあいつは必死に努力してた!!!!!
爆豪勝乙
ババアに認めてもらうためによぉ!!
爆豪勝乙
そんな中てめぇはどうだ!!!!!
爆豪勝乙
いつも渚沙に守られてばかりで
爆豪勝乙
ちっとも努力などしねぇ!!!!!!
爆豪勝乙
てめぇは少しでも無個性なりにでも努力したのかよ!!
そう勝乙が目元に涙浮かべて言った
緑谷渚沙
ッッッッッッ
勝乙…
私のためにいってくれたんだろう
けど、私はもう遅い
もう正直話そ
柊渚沙
うん、私は緑谷渚沙だ
爆豪勝乙
!
緑谷渚沙
!?
柊渚沙
あの生活がいやになって行方不明になった
緑谷渚沙
……
緑谷渚沙
ごめんね渚沙
緑谷渚沙
そ、その僕そんなことあったなんて…
緑谷渚沙
で、でも今帰ればお母さんも…!
柊渚沙
知ってたでしょ
爆豪勝乙
!?
緑谷渚沙
!?
柊渚沙
私は何回も殴られたりしていた時
柊渚沙
すぐ近くで出久が見ていた
柊渚沙
何回も助けを求めた
柊渚沙
いつも見てみぬ振りでだった
柊渚沙
それにいつも、あのババアやあんたが"お兄ちゃん"って言葉を言われて怖かった
柊渚沙
私は女だし、"お兄ちゃんだからできるよね"って、
柊渚沙
ねぇ、なんで助けてくれなかったの出久







