主
主
主
主
主
主
クラスメイト
有紗
その日の朝、私が教室に入って1番に目にはいったのは有紗の机の周りに集まっている集団だった。
柚子
私は遠くからそちらを覗いた。
柚子
有紗の机には、暴言と落書きが書いてあった。
「死ね」
「ブス」
「可愛い子ぶって」
そんな暴言が机の端まで書かれていた
胡桃
クラスメイト
胡桃
胡桃
胡桃が小声で言ったのが聞こえた
クラスメイト
胡桃
そこにいた集団全員が胡桃の話に耳を傾けた
胡桃
胡桃
胡桃
全員が私の方を見た
柚子
胡桃
胡桃
クラスメイト
クラスメイト
柚子
柚子
柚子
柚子
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト
柚子
頭が混乱していた
自分でも自分が信じられなくなってくるほどだった
でも私は確かにあんな文字を書いた覚えはない
有紗に恨みがあった覚えもない
柚子
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト
胡桃
胡桃
柚子
胡桃
胡桃
柚子
胡桃がそう言った時には、このクラスの全員が私をいじめ加害者と認識していた
みんなが私を嫌な目で見ていた
先生
先生
有紗
先生
先生
先生
胡桃
胡桃
先生
先生
先生
柚子
柚子
先生
「言い訳」
もう先生は私を信用していなかった
柚子
胡桃
胡桃が微かに笑った
その時ようやく、この事件の犯人が誰だか気づいた
柚子
柚子
柚子
クラスメイト
先生
先生
先生
柚子
先生
先生
柚子
柚子
柚子
柚子
私の声が職員室中に響いた
先生と私以外誰もいなかったが、どこかから視線を感じた
柚子
横目でよく見ると、なんと有紗と胡桃がドアに付いている窓から私を見て静かに笑っていた
私がこちらを見たのに気がつくと、よりいっそう馬鹿にするように笑みを浮かべた
先生
柚子
先生
先生
先生
柚子
職員室を出ていくのがこんなにも痛いのは初めてだった
戸を開けると、有紗と胡桃が待ち構えていた
有紗
有紗が小声で言った
私は2人の横を通り過ぎて行くことしかできなかった
柚子
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