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あてんしょん! ※オリ主出てきます ※作者は豆腐メンタルです ※誤字脱字たまにあります ※原作改変します、してます ※解釈違いと地雷の気配を感じたら即ブラウザバック推奨です。 ※キャラ崩壊の可能性あり(しないような努力はしておりますが、、、) ※オリ主のイメソンあります。 ※無断転載したら吊し上げます。晒し上げるのでなく吊し上げます。 大丈夫ですね?それでは、どうぞ!

フィグ

あ、れ、、、?

瞬いたフィグは、瓦礫の上に勢揃いしている兄弟、、、まあドミナだけいないが、、、を見て唇を噛んだ。

デリザスタ

お、お姉様、、、?

気遣わしげに声をかけてきたデリザスタの言葉を聞いてか聞かずかスルーしたフィグは震える手を片割れの方に伸ばした。

フィグ

ファー、ミン、、、

デリザスタ

ちょ、お姉様あぶねーって!

今度こそデリザスタをそのガラス玉のような瞳にしっかりと映したフィグはドゥウムを見、ファーミンを見、エピデムを見、ことんと首を傾げて両腕を広げると、あいも変わらずぼやけた声でこう言った。

フィグ

あなたたちのたいおんがほしい

ファーミン

ドゥウム

!?

エピデム

デリザスタ

!!!

ハッと目を見開いたファーミンが最初にフィグに抱きついた。 次いでデリザスタが、そしてエピデム、ドゥウムと続く。

フィグ

うれしい

ゆるゆると笑顔を見せたフィグ。 その目元には涙が流れていた。 しばらくして4人が離れたあと、フィグは瓦礫に隠れていたセル・ウォーを呼んだ。

フィグ

セル

セル・ウォー

!?

ファーミン

セル、フィグが呼んでるんだが?

デリザスタ

セル坊ってばお姉様の言う事聞けないわけ〜?

一斉に5人に見られ一歩下がったセルだったが、続いたデリザスタとファーミンの声で渋々と近づいてきた。

セル・ウォー

、、、、、、、、なんでしょう、フィグ様

フィグ

セル

無表情を崩さないままフィグは再び腕を広げる。 苦々しい表情をしたセルはそれでも命令を拒むことができず、恐る恐るフィグの腕の中に収まった。 細い腕で弱く抱きしめられるセル。

セル・ウォー

あ、あのフィグ様、、、?

フィグは何も言わない。

デリザスタ

お姉様〜!セル坊だけなんか長くね〜!?

デリザスタの声でセルが慌てて離れたことでハグ合戦は終わりを告げた。 そして数分と経たず、、、

オーター・マドル

見つけたぞ、悪魔の五つ子の長男、次男、三男、四男。そして長女

オーター・マドル

、、、大人しく捕まれ

ライオ・グランツ

逃げても無駄だぞ!俺たち神覚者は全員お前たちを取り囲んでいる!

ドゥウム

、、、この期に及んで逃げることなどしない、、、

デリザスタ

あー残念〜

ファーミン

フィグ。もし怖いなら僕の後ろに来い

フィグ

わたしはだいじょうぶ

彼らは神覚者たちに取り囲まれ、捕縛された。 そんな中、捕まったフィグがただ一人、薄く微笑んでいたことなど、誰も知らない。

デリザスタ

やっぱりお姉様は笑うんだな〜、、、

、、、誰も?

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