狐殺し

この世界には裏と表があると誰が言った━━ だが裏で生きる者は｢裏人｣と呼ばれ、ここ300年近くそう表人類に語られていた だが表と変わらず｢悪い人｣はいて、それをその世界では｢化狐｣と呼ぶ、それを狩る家系の種族のことを化狐殺しという、そしてこの話は1人の男の化狐殺しの家系に産まれたもの物語である

父は短刀のようなものを僕にくれた

5年後 この家に司という養子が入って来た 僕は10歳になった

その夜

海斗視点

ｷｲｷｲと床が軋む音がした、誰か歩いて居るのだろうか？

とつい言って廊下を見てみたが誰もいない

しかし再び音がなりいきなり怖くなり逃げ出そうとしたら隣の部屋に赤い液体が流れていたそれはなぜだか暖かく父の匂いがして気づいた

なぜ父が死んでいるか分からず混乱した、そうしているうちに再び足音と床が軋む音が聞こえ、どんどん近ずいているのに気づいた、

今日は下弦の月だったとても綺麗で見とれて居た

いきなり頭にﾄﾞｽという鈍い音がなり意識が遠くなってきた

それでも月が綺麗だ、た そこで意識が途切れた

目が覚めた時白い天井が見えた

そう言って医者は出ていった

そう言って手を前に出そうとした時目の前に自分の手の型のようなものがでてそこにピタリと自分の腕とかがはまった、すぐに分かった

それとなんだか裏の世界か？そのようなものに通じる階段みたいなものも見えた、意識すると色々見えるようだ、例えばナイフでどこか切るとかは勘で分かるけど、よく分からない

3年後 僕は13歳になった

そう言って彼は自分の家の方向へ帰って行った

前の女にすれ違った、少し嫌な空気があったのでよく見てみたら人間では無いなにかの魂のようなものが見えた

その瞬間殺さないとという感情が湧き上がった カバンの中に入っているナイフを取り出し襲いかかった

スパりと簡単に切れたもう生命の反応が無くなっていたが僕はパニックになってその場から速歩で立ち去った