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Mai
Mai
Mai
この日 私は初めて早起きをした
Mai
メイジーちゃんとルカくんは 今も爆睡中だ
Mai
Mai
そして 私は中央区に向かって歩き出した
中央区に着くと
そこにはまだ誰も来ていなかった
Mai
Mai
そう___このマンゲツのオバケロ沼には
そこらいたるところに たくさんのキノコが生えている
Mai
とは言っても 私はキノコの専門家とかではないので
あまり触らないようにしている
Mai
私は少し考えていると
アリサ
アリサ
アリサちゃんが起きてきた
アリサ
Mai
Mai
Mai
アリサ
Mai
なんだか少し気まずくなった私は
Mai
Mai
アリサ
アリサ
アリサ
Mai
Mai
Mai
Mai
私達の非常食用リュックの中は もう既に空に近付いており
今日辺りに非常食を見つけないと 死んでしまいそうだ
アリサ
食材を確認しようとしたとき
メイジー
メイジー
Yuka
お姉ちゃんとメイジーちゃんが起きてきた
Mai
メイジー
Yuka
Mai
アリサ
アリサ
メイジー
そんな私達の後ろには
迫り来る影が迫っていた
Yuka
私達は後ろを振り向くと
Rui
寝ていた男子メンバーが 全速力で
こちらに走ってくるのが見えた
メイジー
アレス
ルカ
…めちゃくちゃすぎて 何が起きたのか全く分からない
ドーンッ!
3人がスライディングシュートしてくる
Yuka
Yuka
Yuka
Ruiくんの左腕には
茨のような針が刺さっていた
メイジー
その傷は 見たことがある
Mai
アリサ
『…それ、毒があるわよ』
アリサちゃんの一言で
その場にいた全員が凍りついた
ルカ
アレス
アレス
アレス
Rui
Rui
Mai
私は血清の準備を急ぐ
アリサ
Yuka
Yuka
メイジー
Mai
Mai
私はRuiくんの左腕に 血清を打つ
血清の扱い方については
授業で習っていたため ほどほどに出来た
Rui
Rui
Rui
私は血清道具をしまう
アリサ
アリサ
呆れた声でアリサちゃんは言う
アレス
アレス
Rui
Rui
ルカ
どうやら 3人はそれぞれのテントで寝ていて
Ruiくんはルカくん アレスくんはRuiくん ルカくんはアレスくんの声で目が覚めて
森の中に導かれた___ということらしい
Rui
Rui
私達の背筋は凍る
こんな現象が起きるなんて まるで怪奇現象みたいだ
Yuka
中央区から お姉ちゃんの声が聞こえる
私達は おそるおそる中央区に戻ることにした___
ルカ
朝食を取りながら ルカくんは呟く
たしかに ちょっとしたホラーな体験だった
アレス
アレス
Rui
Mai
アリサ
Rui
Rui
Rui
その様子だと 血清が上手く出来ていたようだった
私は再び安堵をし
ご飯を口に運ぶ
メイジー
メイジー
メイジー
メイジーちゃんの質問を答えたのは
Yuka
Yuka
お姉ちゃんだった
Yuka
Yuka
アリサ
Yuka
Yuka
Yuka
Mai
Rui
Rui
さすがにこれ以上は…無理かな?w
アレス
アレス
Rui
Rui
メイジー
アリサ
アリサ
アリサ
Mai
ルカ
そして 私達は空を見上げる
すると___
私達3人の通信機に 通知が入る
Yuka
アレス
アレス
そして 私達は
また夕方に集まることを決めたのだった___
Mai
今の時期は9月の上旬
私達3人は 深い森の中を歩いて言うと
メイジー
メイジーちゃんはそう言う
半袖の肩出しニットは私のお気に入り
デザインが可愛くて 着心地がよい
Mai
Mai
くるっ
私はその場で回る
メイジー
ルカ
ルカ
どうやら ルカくんの手作りのようだ
…そういえば なんか聞いたことがある気がする
Mai
Mai
Mai
私は 小さな
メイジー
メイジー
メイジーちゃんは不思議がる
ルカ
ルカ
その洞窟は 私達が見せられたものとそっくりだったのを
今でも覚えている
立ってもいられない私達3人は
Mai
Mai
メイジー
メイジー
ルカ
ルカ
勇気を出して 中に入ってみた
Mai
…だけど 実際は既にやめていれば良かったかもしれない
このあと起こる悲劇を 知らない私達3人は
大きな事件に発展することを知る由もなかったのだ____
Mai
Mai
私達が 不思議な扉を開けた先は
舞踏会のような雰囲気でした
メイジー
そこは すごい神秘的な場所で
物凄く入りづらい
ルカくんは小さな声で
ルカ
と言う
すると…
ガチャ
目の前の扉の鍵が開いた
???
そこに立っていたのは
アリサちゃんと瓜二つの女の子
Mai
Mai
???
???
???
次に現れたのは
アレスくんとそっくりな男の子
???
???
???
???
???
急にお茶を誘われた
でも どうしよう
私達 オバケから逃げてる最中なのに…
私達3人はあわあわしていると
???
???
???
メイジー
メイジーちゃんは戸惑っている
???
???
???
私達は 言われるがまま
その子について行くことした___
Mai
Mai
私達は 螺旋階段を上りながら言う
実際に螺旋階段を見たのは初めてだ
メイジー
私とメイジーちゃんは 警戒心0のまま
自由気ままに見ていた
???
???
アレスくんに似た男の子は言う
ルカ
ルカ
少し後ろから歩く ルカくんが不思議がっている
???
???
ん?いいところってどういうことだろう?
Mai
Mai
???
???
???
案内された場所は
少し薄暗くて ランタンがたくさん置かれてある部屋
Mai
???
???
メイジー
メイジー
???
???
『盗んできたものなんだ』
ルカ
不意に後ろの扉が開く
???
???
メイジー
私達は少し疑心暗鬼になる
???
そんなたわいの無い雑談を始めようとした時
???
???
私の後ろにある扉が全開に開いた
???
???
???
???
…なんか 私が思ってるグリくんじゃないなぁ…
…とか言っても 実際の人物を見たことがないけどね
それから 私達は アリサちゃん達に似た女の子達と雑談して過ごした___
〜Mai視点 END〜
Rui
〜Rui視点〜
僕らは 草むらに隠れていた
Rui
Rui
アリサ
僕の隣では アリサちゃんが隠れている
アリサ
アリサ
Rui
Rui
アリサ
アリサ
Rui
Rui
僕はアリサちゃんに 自分の正体を明かしていく
…だって 信頼出来る子だったから
アリサ
アリサちゃんは そう言葉を紡ぎ
アリサ
アリサ
僕達2人は 少しずつ親密な関係に近付いてる気がする
アリサ
アリサ
アリサちゃんは西の方角を指さす
そこに立っていたのは 大きな小屋
Rui
Rui
そして 僕とアリサちゃんは
その小屋に向かって走り出した
Rui
僕達は ボロボロになっている小屋に入る
アリサ
アリサ
アリサちゃんは冷静にゆっくりと歩く
すると…
???
小さな声が聞こえてくる
???
???
…あれ?
これ、オバケ2人いる?
アリサ
アリサ
僕達は絶体絶命の状態だったのだ
Rui
僕はむやみに 北の方角を指さす
???
???
僕達にゆっくり近付いてきている
Rui
僕達は 出口に向かって走り出した
???
???
小さい本を持ったオバケと
???
???
腕に重りを付けた 狼のオバケ
…やけにガタイがいい
アリサ
アリサ
僕達は 2人 古い家屋を走り出す
出口まであと少しのまで走っていると
アリサ
アリサちゃんが転んでしまった
Rui
すかさず 僕は足を止め
アリサちゃんに駆け寄る
アリサ
長い白タイツは破けていて
そこには転んだ青い痣が見えた
アリサ
アリサちゃんは立とうとする
けれど____
アリサ
立てずに、座り込んでしまう
どうやら 転んだ拍子に 足を捻ってしまったようだ
Rui
そこで 僕は覚悟を決めた
Rui
アリサ
Rui
Rui
僕は アリサちゃんをおんぶして
出口に向かって走る
???
???
あと数メートル…
僕は 手を伸ばし____
森に出た僕は
急いで家屋の鍵を閉める
Rui
Rui
僕は安堵する
全身の力が抜けていく
アリサ
アリサちゃんが顔を覗かせる
Rui
アリサ
アリサ
僕の肩がぎゅっと締められる
Rui
Rui
僕は優しく微笑み返す
そして____
Yuka
遠くからYukaちゃんの声が聞こえてくる
アレス
アレスくんがアリサちゃんの足を触る
アリサ
Yuka
アレス
アリサ
そして 僕達4人は 拠点へと帰って行く
〜拠点〜
Mai
拠点に帰ると
Maiちゃん達は既に戻ってきていて
夕食の準備に取り掛かっていた
ルカ
アリサ
アリサ
よろよろ歩くアリサちゃんを横目に
見ていられなかった僕は
Rui
すぐに救急道具を持って
治療しようとする
Mai
Maiちゃんが止める
Mai
Mai
Mai
そして 僕の手から救急道具を離し
Mai
と 申し出てきた
Rui
Rui
Rui
僕は アリサちゃんの治療をMaiちゃんに任せることにした
メイジー
Mai
Mai
Maiちゃんは 救急箱をしまう
アリサ
メイジー
Mai
Mai
Maiちゃんの言葉で 僕は我に返る
そっか 明日でもう最終日なんだね
なんだか 時間の感覚が早くなっている気がする
アリサ
ルカ
ルカ
ルカくんは アリサちゃんを座らせる
今のアリサちゃんは動けない…
…あれ?僕誰と行動すればいいんだ?
メイジー
メイジー
アレス
そう そこの空いた位置だ
Yuka
Yuka
Yuka
たしかに それが良さそうだ
ルカ
ルカ
これで 最終日全ての予定が決まった
ルカ
ルカくんは 沼の上の満月を 眺めながら呟く
Rui
アレス
Mai
…なんか今Maiちゃんが 隣のおばちゃんみたいな声を出てた気がする
Yuka
Yuka
メイジー
メイジー
メイジーちゃんが近寄ってくる
アリサ
アリサ
アリサちゃんは アドバイスをする
アリサ
アリサ
ルカ
ルカ
アレス
アリサちゃんとアレスくんは ルカくんに言葉の背中を押す
Mai
Mai
Mai
僕達は少しずつ ルカくんの背中を押していく
全てはこの世界から 脱出するため
僕達は今日も夜空を眺めていたのだった____
僕は アリサちゃんをおんぶして
テントに戻っていた
Rui
Rui
Rui
今の時刻は12時
アリサ
アリサ
アリサちゃんを優しく下ろす
Rui
Rui
僕は音を立てずにそっと外に出ようとした時
むぎゅっ…
Rui
Rui
僕はバランスを崩してしまい 後ろに倒れてしまった
アリサ
僕は後ろを振り向く
Rui
どうやら 寝言だったみたい
Rui
僕はテントから 月を眺める
Rui
僕は呟いた
…明日が 最後の日だ
必ず逃げ切って この世界から脱出してみせる
そう 僕は思ったのだった____
Rui
〜3日目終了〜