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Mai

Mai

う〜んっ…

Mai

よく寝たなぁ…

この日 私は初めて早起きをした

Mai

メイジーちゃんとルカくんは 今も爆睡中だ

Mai

Mai

さてっ、ご飯作ろうかな〜

そして 私は中央区に向かって歩き出した

中央区に着くと

そこにはまだ誰も来ていなかった

Mai

Mai

ここの沼って、結構キノコ取れるんだよね

そう___このマンゲツのオバケロ沼には

そこらいたるところに たくさんのキノコが生えている

Mai

とは言っても 私はキノコの専門家とかではないので

あまり触らないようにしている

Mai

今日は何を作ろうかな…

私は少し考えていると

アリサ

アリサ

…あらっ

アリサちゃんが起きてきた

アリサ

今日は何を作るのかしら?

Mai

Mai

わぁっ、びっくりしたぁ

Mai

誰かと思えば、アリサちゃんかっ!

アリサ

そんな驚くことかしら

Mai

いやいや、全然そんなつもりはなかったんだけど…

なんだか少し気まずくなった私は

Mai

え、えっと…

Mai

なんかごめんなさい…

アリサ

謝らなくてもいいわよ

アリサ

アリサ

…さて、みんなが起きてくる前に朝食を作っちゃいましょうか

Mai

そうだね〜

Mai

…あっ、なんか食べたいのある?

Mai

Mai

…とか言っても、もうほとんどないけど

私達の非常食用リュックの中は もう既に空に近付いており

今日辺りに非常食を見つけないと 死んでしまいそうだ

アリサ

そういえば、何が残ってるのかしら?

食材を確認しようとしたとき

メイジー

メイジー

ふぁぁ…

Yuka

2人ともおはよ〜

お姉ちゃんとメイジーちゃんが起きてきた

Mai

あれっ、ルカくん達は?

メイジー

まだ寝てたよ〜…

Yuka

んまぁ、あとで起こしに行くしいっかな〜って思って

Mai

な、なるほどね…

アリサ

…なんだろう

アリサ

なんか、物凄い嫌な予感がするのよね

メイジー

き、急に怖いこと言わないでよ〜…

そんな私達の後ろには

迫り来る影が迫っていた

Yuka

…なんか、遠くから変な音しない?

私達は後ろを振り向くと

Rui

うわぁぁぁっ!

寝ていた男子メンバーが 全速力で

こちらに走ってくるのが見えた

メイジー

えっ、なになに!?

アレス

ちょっ…Ruiくん!

ルカ

わぁぁぁっ!

…めちゃくちゃすぎて 何が起きたのか全く分からない

ドーンッ!

3人がスライディングシュートしてくる

Yuka

Yuka

あれっ

Yuka

Ruiくん、その傷…どうしたの?

Ruiくんの左腕には

茨のような針が刺さっていた

メイジー

なんだか痛そう…

その傷は 見たことがある

Mai

Ruiくんのその傷ってまさか…

アリサ

…えぇ、嫌な予感がするわね

『…それ、毒があるわよ』

アリサちゃんの一言で

その場にいた全員が凍りついた

ルカ

毒ってまさか…

アレス

あぅ…

アレス

Ruiくん…本当にごめん

アレス

僕が…守れなくて…

Rui

大丈夫だよ

Rui

…それにしても、人間のアレスくんとルカくんが触れなくてよかった…

Mai

とっ、とりあえず血清を打たないと…!

私は血清の準備を急ぐ

アリサ

私も手伝うわ

Yuka

と、とりあえず…

Yuka

私とメイジーちゃんは朝食の準備しようか…

メイジー

うんっ…

Mai

Ruiくん、大丈夫?

Mai

…痛くない?

私はRuiくんの左腕に 血清を打つ

血清の扱い方については

授業で習っていたため ほどほどに出来た

Rui

Rui

…うん、大丈夫だよ

Rui

ありがとね

私は血清道具をしまう

アリサ

それにしても、一体何があったの?

アリサ

私達がこっちに来た時までは、寝てたのに

呆れた声でアリサちゃんは言う

アレス

なんか、耳元でRuiくんの声が聞こえて……

アレス

森に入ったんだけど…

Rui

…えっ?

Rui

僕はルカくんの声だったけど…

ルカ

いやいや、僕じゃないよ!?

どうやら 3人はそれぞれのテントで寝ていて

Ruiくんはルカくん アレスくんはRuiくん ルカくんはアレスくんの声で目が覚めて

森の中に導かれた___ということらしい

Rui

ほ、本当に違うんだよね…?

Rui

なんだか怖くなってきちゃったな…

私達の背筋は凍る

こんな現象が起きるなんて まるで怪奇現象みたいだ

Yuka

ご飯できたよ〜

中央区から お姉ちゃんの声が聞こえる

私達は おそるおそる中央区に戻ることにした___

ルカ

…にしても、本当に奇妙な体験だったね…

朝食を取りながら ルカくんは呟く

たしかに ちょっとしたホラーな体験だった

アレス

本当にごめん…

アレス

僕達を守ったばかりに…

Rui

そ、そんなに謝らなくてもいいのに…

Mai

な、なんだか大変そうだったね…

アリサ

そういえば、血清は大丈夫そうかしら?

Rui

Rui

…うん、今はちょっと痛いけど

Rui

さっきよりは、だいぶ楽になったかも

その様子だと 血清が上手く出来ていたようだった

私は再び安堵をし

ご飯を口に運ぶ

メイジー

わ〜…痛そう…

メイジー

そういえば、血清ってさ

メイジー

どんな効果があるんだっけ?

メイジーちゃんの質問を答えたのは

Yuka

血清はね…

Yuka

お姉ちゃんだった

Yuka

血液が固まる際の透明な液体で

Yuka

免疫対体も含まれるみたいなんだ

アリサ

…あら、随分詳しいのね

Yuka

Yuka

…というのを

Yuka

Googleで調べましたw

Mai

やっぱり、頼るべきはGoogleだよね〜

Rui

気持ちは分かるなぁ

Rui

ちなみに、僕はYahooだけどね

さすがにこれ以上は…無理かな?w

アレス

それは…

アレス

外の世界の…?

Rui

そうだよ、外の世界___

Rui

僕達が住んでるところに使われているんだ

メイジー

便利だね〜

アリサ

アリサ

…さて、話を変えるけど

アリサ

今日はどんな作戦で行くのかしら?

Mai

とりあえず、第1の優先は…

ルカ

食料の確保だね

そして 私達は空を見上げる

すると___

私達3人の通信機に 通知が入る

Yuka

…そろそろ、時間みたいだね

アレス

それじゃあ…

アレス

また夕方、中央区に集まろう

そして 私達は

また夕方に集まることを決めたのだった___

Mai

蒸し暑いなぁ…

今の時期は9月の上旬

私達3人は 深い森の中を歩いて言うと

メイジー

Maiちゃんの洋服って可愛いよね〜!

メイジーちゃんはそう言う

半袖の肩出しニットは私のお気に入り

デザインが可愛くて 着心地がよい

Mai

でしょ〜?

Mai

この洋服お気に入りなんだよね〜!

くるっ

私はその場で回る

メイジー

そういえば、ルカくんのフードも可愛いよねっ!

ルカ

えへへ…

ルカ

これ、手作りなんだよね〜!

どうやら ルカくんの手作りのようだ

…そういえば なんか聞いたことがある気がする

Mai

…あれっ

Mai

なんだろう?

Mai

この洞窟…

私は 小さな

メイジー

おっかしいなぁ…

メイジー

こんなところに、洞窟なんて無かったはずなのに…

メイジーちゃんは不思議がる

ルカ

…そういえば、アレスくんとYukaちゃんが言ってた

ルカ

洞窟と雰囲気が似てるような…?

その洞窟は 私達が見せられたものとそっくりだったのを

今でも覚えている

立ってもいられない私達3人は

Mai

ちょっとだけ…

Mai

中に入ってみる…?

メイジー

そうだね

メイジー

もしかしたら、何か手がかりがあるのかもしれないし…

ルカ

怖いけど…

ルカ

行ってみるしかないね…

勇気を出して 中に入ってみた

Mai

…だけど 実際は既にやめていれば良かったかもしれない

このあと起こる悲劇を 知らない私達3人は

大きな事件に発展することを知る由もなかったのだ____

Mai

わ〜…

Mai

急に綺麗な場所に…

私達が 不思議な扉を開けた先は

舞踏会のような雰囲気でした

メイジー

なんか歩きづらいなぁ…

そこは すごい神秘的な場所で

物凄く入りづらい

ルカくんは小さな声で

ルカ

だ、誰かいませんかぁ…?

と言う

すると…

ガチャ

目の前の扉の鍵が開いた

???

…どちら様?

そこに立っていたのは

アリサちゃんと瓜二つの女の子

Mai

え…

Mai

あっ…

???

姉さ〜ん

???

グリが帰ってこないんだけど…

???

…って、ん?

次に現れたのは

アレスくんとそっくりな男の子

???

こんなところにニンゲンのお客さんなんて

???

珍しいね

???

えぇ、その通りね

???

???

ねぇ、もしよければ私達とお茶をしない?

急にお茶を誘われた

でも どうしよう

私達 オバケから逃げてる最中なのに…

私達3人はあわあわしていると

???

…ここはね

???

オバケが近寄らないんだ

???

だから、安心してね

メイジー

そ、そうなんだ…

メイジーちゃんは戸惑っている

???

…アレス、お客さんを案内してあげて

???

もちろんだよ、姉さん

???

ついてきて

私達は 言われるがまま

その子について行くことした___

Mai

わ〜…

Mai

すごい豪華…

私達は 螺旋階段を上りながら言う

実際に螺旋階段を見たのは初めてだ

メイジー

シャンデリアとか豪華すぎる…

私とメイジーちゃんは 警戒心0のまま

自由気ままに見ていた

???

ふふっ、そうでしょ?

???

これなんか、よく再現出来てるよね

アレスくんに似た男の子は言う

ルカ

こんな綺麗なシャンデリア…

ルカ

実際に存在するかなぁ…?

少し後ろから歩く ルカくんが不思議がっている

???

…あらっ

???

いいところに着眼点を付けてるわね

ん?いいところってどういうことだろう?

Mai

えっ?

Mai

それってどういう…

???

…んまぁ、詳しいことは

???

個室についてから話すよ

???

ここが僕達の秘密基地だよ

案内された場所は

少し薄暗くて ランタンがたくさん置かれてある部屋

Mai

急に別の空間に…

???

ふふっ

???

ここ、すごい場所でしょ

メイジー

と、ところで…

メイジー

さっきの着眼点の話って…

???

…あぁ、そうだね

???

実はここにあるもの全て______

『盗んできたものなんだ』

ルカ

…え?

不意に後ろの扉が開く

???

そういえば、珍しいお客さんよね

???

ここにくるなんて、滅多にないことだから

メイジー

そ、そうなんだね…?

私達は少し疑心暗鬼になる

???

…ってかさ、グリ帰ってくるの遅くない?

そんなたわいの無い雑談を始めようとした時

???

???

ごめんなさぁぁい!

私の後ろにある扉が全開に開いた

???

…あら、ようやく帰ってきたのね

???

お客さん来てるわよ

???

ひっ…

???

ひぃぃ…!

…なんか 私が思ってるグリくんじゃないなぁ…

…とか言っても 実際の人物を見たことがないけどね

それから 私達は アリサちゃん達に似た女の子達と雑談して過ごした___

〜Mai視点 END〜

Rui

〜Rui視点〜

僕らは 草むらに隠れていた

Rui

う〜…

Rui

草むらがくすぐったい…

アリサ

こればっかりは慣れるしかないわよね

僕の隣では アリサちゃんが隠れている

アリサ

そういえば、吸血鬼って

アリサ

夜行性って聞いたのだけど、実際はどうなのかしら?

Rui

ん〜とね

Rui

実際に、僕は夜行性だから暗闇でも見えるんだよね

アリサ

私が知ってる話では…

アリサ

水や太陽が苦手とかなんとか…

Rui

水は大丈夫なんだけどね

Rui

太陽が苦手なんだ

僕はアリサちゃんに 自分の正体を明かしていく

…だって 信頼出来る子だったから

アリサ

…人間ってすごいわね

アリサちゃんは そう言葉を紡ぎ

アリサ

…なんだか、Ruiのことを

アリサ

もっと知りたくなってきた気がする

僕達2人は 少しずつ親密な関係に近付いてる気がする

アリサ

…あらっ

アリサ

あれは何かしら?

アリサちゃんは西の方角を指さす

そこに立っていたのは 大きな小屋

Rui

大きな小屋だね…

Rui

もしかしたら、あそこで隠れられるかも

そして 僕とアリサちゃんは

その小屋に向かって走り出した

Rui

わぁ…なんかすごいボロい…

僕達は ボロボロになっている小屋に入る

アリサ

…なんだか歩きにくいわね

アリサ

気を付けて歩かなくちゃ

アリサちゃんは冷静にゆっくりと歩く

すると…

???

キュイッ…

小さな声が聞こえてくる

???

…ニンゲン…

???

ドコダ…

…あれ?

これ、オバケ2人いる?

アリサ

…まずいわね

アリサ

こんな狭いところで追い詰められたら…!

僕達は絶体絶命の状態だったのだ

Rui

あ、あそこに見えるのって…

僕はむやみに 北の方角を指さす

???

ニンゲンみつけたぁ…

???

美味ソウナニンゲンダナ

僕達にゆっくり近付いてきている

Rui

逃げよう!

僕達は 出口に向かって走り出した

???

キュイッ…

???

ニンゲンつかまえるもんっ…!

小さい本を持ったオバケと

???

ニンゲン…

???

絶対ニ捕マエル…!

腕に重りを付けた 狼のオバケ

…やけにガタイがいい

アリサ

…逃げましょ

アリサ

このままだと、捕まっちゃうわ

僕達は 2人 古い家屋を走り出す

出口まであと少しのまで走っていると

アリサ

きゃっ…!

アリサちゃんが転んでしまった

Rui

アリサちゃん!

すかさず 僕は足を止め

アリサちゃんに駆け寄る

アリサ

いたたた…

長い白タイツは破けていて

そこには転んだ青い痣が見えた

アリサ

だ、大丈夫…だから…

アリサちゃんは立とうとする

けれど____

アリサ

きゃっ…

立てずに、座り込んでしまう

どうやら 転んだ拍子に 足を捻ってしまったようだ

Rui

そこで 僕は覚悟を決めた

Rui

僕の背中に乗って

アリサ

えっ…でも…

Rui

大丈夫、こう見えても

Rui

まだ走れるから

僕は アリサちゃんをおんぶして

出口に向かって走る

???

ニンゲンっ…!

???

絶対ニ逃ガサナイ…!

あと数メートル…

僕は 手を伸ばし____

森に出た僕は

急いで家屋の鍵を閉める

Rui

はぁ〜…

Rui

無事に逃げきれた…

僕は安堵する

全身の力が抜けていく

アリサ

Rui…

アリサちゃんが顔を覗かせる

Rui

ん?どうしたの?

アリサ

その…

アリサ

助けてくれてありがと

僕の肩がぎゅっと締められる

Rui

いえいえ

Rui

アリサちゃんが無事でよかったよ

僕は優しく微笑み返す

そして____

Yuka

あっ、Ruiく〜ん!

遠くからYukaちゃんの声が聞こえてくる

アレス

姉さん、足大丈夫…?

アレスくんがアリサちゃんの足を触る

アリサ

大丈夫よ、少し捻っただけだから…

Yuka

アリサちゃん、片手でRuiくんの肩握るの大変でしょ

アレス

ほらっ、ランタン持ってあげる

アリサ

ありがとね、アレス

そして 僕達4人は 拠点へと帰って行く

〜拠点〜

Mai

あっ、Ruiくん達帰ってきた!

拠点に帰ると

Maiちゃん達は既に戻ってきていて

夕食の準備に取り掛かっていた

ルカ

アリサちゃん、その傷…

アリサ

大したことの無い傷よ

アリサ

心配しなくて大丈夫だから…

よろよろ歩くアリサちゃんを横目に

見ていられなかった僕は

Rui

ダメだよ、今すぐ治療をしないと!

すぐに救急道具を持って

治療しようとする

Mai

待って

Maiちゃんが止める

Mai

治療ってね

Mai

実はすごく難しいの

Mai

素人がやったら、更に悪化してしまうかもしれない…

そして 僕の手から救急道具を離し

Mai

私が治療するよ

と 申し出てきた

Rui

Rui

…そうなんだね

Rui

それなら、任せるよ

僕は アリサちゃんの治療をMaiちゃんに任せることにした

メイジー

ほへぇ…Maiちゃん、手先器用なんだね〜

Mai

よしっ

Mai

これで、一通りのことは出来たと思う

Maiちゃんは 救急箱をしまう

アリサ

悪いわね、ありがと

メイジー

傷口塞がってよかったね〜

Mai

…結構、傷口広かったからなぁ…

Mai

最終日は安静にしてた方がいいかも

Maiちゃんの言葉で 僕は我に返る

そっか 明日でもう最終日なんだね

なんだか 時間の感覚が早くなっている気がする

アリサ

あと1日だし、大丈夫よ…

ルカ

いやいや!

ルカ

絶対に安静にしてた方がいいよ!

ルカくんは アリサちゃんを座らせる

今のアリサちゃんは動けない…

…あれ?僕誰と行動すればいいんだ?

メイジー

これさ〜…

メイジー

アリサちゃんが、拠点でお留守番は確定だとして…

アレス

…あれっ、Ruiくんは誰と…

そう そこの空いた位置だ

Yuka

人数的に考えると…

Yuka

Mai・メイジーちゃん・ルカくんの3人の中から

Yuka

Ruiくんのところ移ったほうが良さそう

たしかに それが良さそうだ

ルカ

ルカ

それなら、僕が入るよ

これで 最終日全ての予定が決まった

ルカ

メアリーさん元気にしてるかなぁ…

ルカくんは 沼の上の満月を 眺めながら呟く

Rui

メアリーさん?

アレス

ルカくんは、メアリーちゃんに憧れているんだ

Mai

あら〜、青春!

…なんか今Maiちゃんが 隣のおばちゃんみたいな声を出てた気がする

Yuka

おぉ?

Yuka

ってことは、もしかして〜?

メイジー

なにそれっ!

メイジー

初耳なんだけどっ!

メイジーちゃんが近寄ってくる

アリサ

…ふふっ

アリサ

ルカ、メアリーに真実を伝えてみたら?

アリサちゃんは アドバイスをする

アリサ

あの子は自分や仲間に対しても、とても優しく接してくれているし

アリサ

きっと、ルカの気持ちも分かってくれるはずよ

ルカ

ええっ…!?

ルカ

恥ずかしいんだけど…

アレス

メアリーさんなら、分かるはずだよ

アリサちゃんとアレスくんは ルカくんに言葉の背中を押す

Mai

そうだよっ!

Mai

ちゃんと、自分の気持ちを伝えた方が

Mai

自分のためにもなるし、メアリーちゃんのためにもなると思うよ!

僕達は少しずつ ルカくんの背中を押していく

全てはこの世界から 脱出するため

僕達は今日も夜空を眺めていたのだった____

僕は アリサちゃんをおんぶして

テントに戻っていた

Rui

Rui

…よしっ

Rui

テントに着いたぁ

今の時刻は12時

アリサ

すぅ…

アリサ

すぅ…むにゃ…

アリサちゃんを優しく下ろす

Rui

う〜ん…

Rui

まだ眠くないからなぁ…

僕は音を立てずにそっと外に出ようとした時

むぎゅっ…

Rui

わぁっ

Rui

僕はバランスを崩してしまい 後ろに倒れてしまった

アリサ

行かないでっ…

僕は後ろを振り向く

Rui

ビックリした、寝言か…

どうやら 寝言だったみたい

Rui

僕はテントから 月を眺める

Rui

兄さん達も今の時間は寝てるかな…

僕は呟いた

…明日が 最後の日だ

必ず逃げ切って この世界から脱出してみせる

そう 僕は思ったのだった____

Rui

〜3日目終了〜

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