夢叶
君はそう言っていた
梅雨時ずぶ濡れのまんま
陽菜
陽菜
陽菜
君は酷く震えていた
陽菜
あの夏の日の記憶だ…
夢叶
夢叶
夢叶
夢叶
夢叶
そんな君に僕は言った
陽菜
財布を持って
ナイフを持って
携帯、ゲームも
カバンに詰めて
陽菜
あの写真も
あの日記も
陽菜
人56しとダメ人間の
君と僕の
旅だ!!
そして、僕らは逃げ出した!
この狭い狭いこの世界から!
家族もクラスの奴も
何もかも全部捨てて
君と二人で
陽菜
陽菜
夢叶
陽菜
陽菜
陽菜
夢叶
陽菜
陽菜
夢叶
陽菜
そんな嫌な共通点で
僕らは
陽菜
陽菜
夢叶
陽菜
君の手を握った時
微かな震えも
既に無くなっていて
陽菜
線路の上を歩いた
金を盗んで
警官
夢叶
陽菜
二人で逃げて
何処にも行ける気がしたんだ
陽菜
僕らには無かったんだ!
陽菜
陽菜
夢叶
陽菜
溢れ者の
小さな
逃避行の
旅だ!
夢叶
夢叶
夢叶
夢叶
夢叶
陽菜
陽菜
陽菜
夢叶
夢叶
夢叶
陽菜
陽菜
思ってる
宛もなく彷徨う蝉の群れに
水も無くなり揺れ出す視界に
陽菜
陽菜
夢叶
夢叶
馬鹿みたいにはしゃぎあい
ふと君はナイフを取った
陽菜
陽菜
夢叶
夢叶
夢叶
夢叶
夢叶
陽菜
そして、君は首を切った
まるで何かの映画のワンシーンだ
陽菜
警官
陽菜
気づけば僕は捕まって
君だけが何処にも見つからなくって
陽菜
そして時は過ぎていった
ただ暑い暑い日が過ぎていった
家族も
クラスの奴らも
居るのに
何故か
陽菜
陽菜
僕は今の今でも
陽菜
陽菜
陽菜
9月の終わりにクシャミして
6月の匂いを繰り返す
君の笑顔は!
君の無邪気さは!
陽菜
陽菜
陽菜
陽菜
陽菜
そう言って欲しかったのだろう?
なぁ?
コメント
4件
この曲しってるー!