あんたなんかッ、あんたなんか この世から居なかった良かったのよッ!!
ユノ
あんたのその「目」のせいで 私の周りでなんて言わレてるカ知ってル?!!
「化ケモノ」4化けもの…ッ!
あぁ…世界がぐらついていく
なんの言葉も…分からない
あンタなんか…
出テヶッ!!!
ドガッ、ドドド、ドタッ
ユノ
私はなんで生まれて来たんだろう
神様…どうして私という 人格を産んだのですか
なぜ私たちは親を選べないのですか
何故………
私はそこで考えるのをやめた
何となくで歩き出した。
わけも分からず歩いていた。
人からの視線なんてもう気にならない
目の前に広がっている綺麗な海
飛び込んだらきっと冷たい。
この海はどこまで広がっているのか
気になって、気になって仕方がない
あぁ、これ死ねるやつだ
大丈夫、私が死んでも…誰も
誰も悲しまない。
さ よ う な ら
ユノ
…ねぇ君
何してるの?
私が風を感じ気持ちよくなり 飛び込む決心をした時
その声が聞こえた
邪魔をしないで欲しい。 その気持ちでいっぱいだったが
私は振り向いてしまった。
???
???
「死のうとしてる」
あぁ、そうだ 私は「死のうとしてる」
ユノ
???
???
???
止めないで
止めないで
止__ない__で
「止めて…」
ユノ
???
「カナシムヒト?」
ユノ
???
???
ユノ
その瞬間私は無理やりフェンスの上から引っ張られ
謎のわからない人は、何故だか安堵 していた。
ユノ
ユノ
???
???
悲しむ人なんて居ない だって私は
イ ラ ナ イ 子
ユノ
???
ユノ
見ず知らずの人に悲しまれる… そんなの滑稽でたまらなかった
???
???
???
???
ユノ
分かりやすい驚かし方に 私はついくすっと笑ってしまった。
???
???
???
初めて私を必要とされた
それだけが嬉しかった
あなたのせいで…
私は死ぬ気を失いました。
ユノ
???
???
nakamu
ユノ
nakamu
nakamu
ユノ
そんなの親に虐待されたからに 決まってる
ユノ
nakamu
nakamu
nakamu
あの家に戻るよりは…
ユノ
この人はどこからどこまで 優しいのだろうか
なんの曇りもない瞳
それはまるで青いサファイアの ようだった。
コメント
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ぬあぁぁぁぁ!!! ありがとうございます!! 1話からもう感動してしまいましたw