コメント
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こんなにも通知を恨んだことないです…さいっっこうです… 赤くんはしてそうだし前世を特定しようとしてたり葛藤してる青くんも無意識に服の裾掴んでる黒さんも可愛すぎて…好きです… そして何より黒さんが泣いちゃった時に青くんがどんな言葉よりも"好き"って伝えてるのがほんとに尊すぎて… まじで最高でした!!!
赤くん...ほんとにやってそう(( もう最高すぎる...こんな神作品無料で読むの申し訳ないのでとりあえずWiFi切りました(( 青くんの葛藤も黒くんが泣いちゃうところももうほんと大好きです、😇😇
う”ぅ”ん…私は…何をしてこんな神作を見れているのでしょうか…なんいいことしました…!?
月見。
月見。
月見。
月見。
月見。
月見。
月見。
月見。
月見。
注意!! ・地雷さんは今すぐUターン! ・まろにきが付き合ってます ・nmmn ・ご本人様方とは何も関係のないフィクションです ・口調&キャラ崩壊あり ・通報❌
月見。
りうら
If
いれいすで集まって作業をする日。集合時間まで時間があり、まだ来ていないメンバーもいるのでのんびりスマホを見ていると、りうらが何やら笑顔でこっちに歩いて来た。
りうら
If
りうら
If
りうら
If
りうら
If
大声が部屋に響き渡る。待て待て待て!と声を張り上げた。
If
りうら
If
りうら
ないこ
悠佑
初兎
ないこ
悠佑
ないこ
なんて他愛無い会話をしている横で、俺はガチガチに固まっていた。
あにきが来てしまった。いつもなら少しでも早く会いたくて仕方ないけど、今日に至ってはもう休んで欲しいくらいだった。
後方から突き刺さるりうらの視線が嫌でも感じられる。くそ、覚えてろよりうら。
でもこれ以上人を増やしたくない。しょにだが一緒に来た時点でちょっと予想外なのに。
ほとけが居たら余計に面倒臭いことになりそうだ。アイツ人のことになると一丁前にいじるからな。
悠佑
ないこ
ないこに飲み物を手渡すと、あにきは迷う素振りも見せずこちらへ歩いてきて、ソファに座っている俺の隣に座った。
・・・くっっそかわいいな・・・!!?
こんな可愛い生き物になんで俺は嫌いドッキリなんてしなきゃいけないんだよ無理だろ死ねってか??俺前世極悪犯罪者だったん?人でも殺したの??なんの罰これ。
悠佑
If
悠佑
すぐに気を利かせて動こうとしてくれるあにき。はぁぁほんとに気配り上手で優しい。って、それどころじゃない。
If
悠佑
あにきの笑顔を見るだけで心が浄化されるようだ。こんな天使に嘘をつけと?しかも態度で好きじゃない感を出せって?そっけなくしろって?やっぱ俺前世死刑囚だったのか?
なんであの時俺は「ええよ」なんて言ったんだ。くそあの最年少め本当に許さん。今度から何言われても断るからな。
なんて心の中で散々あの最年少に恨み言を吐いていると、手元にあるスマホが振動した。りうらからメッセージだ。
“普通に喋ってないでちゃんとドッキリやってよ〜?”
・・・まっっじであの最年少許さん。今度目の前でアイツのポテト全部食ってやる。
悠佑
それとも歌枠しちゃうか?なんて楽しそうに話してくるあにき。
・・・な"ん"で今"日"言"っ"た"の"!!?
コラボやろー!何の曲にする!?歌枠もしよ!!なんて返したいのをなんとかなんとか我慢して、俺はあー、と視線を逸らした。
If
悠佑
ハッキリしない俺の言葉に、あにきは一瞬黙り込んでから小さく返事をした。
視線を逸らしているから顔は見えないが、その声だけでもう罪悪感で死にそうだった。と言うか顔なんて見れたもんじゃない。だってもう見えるから。顔には出てないけど雰囲気が少ししょんぼりしてる感じのあにきが。
・・・やばい、クソ辛い。
いつも隙間が無いと言われてる俺とあにきの間には寂しい隙間がある。隣にいるのにくっつけないって何?
さっきの俺のそっけない返事を聞いてか、あにきからその隙間を埋めてくる感じはないし、俺からも埋めることは出来ない。
その長い綺麗な髪を撫でたいし、その手に触れたいし、ちゃんと目を見て笑い合いたい。
なのに今、それを許されてない。あの悪魔みたいな最年少のせいで。いや多分悪魔だ絶対悪魔。
悠佑
めっちゃ話しかけて来てくれてるじゃん今すぐ答えたいし抱き締めたい泣きそう。
If
悠佑
あーもう嫌だ!辛い!!声からわかるんよ!!肺活量凄くてしっかり芯があるその力強いあにきの声がなんか弱々しくて、いつもより小さくて、あ〜〜キツい!!
てかなんで他誰も喋ってないん!?ないことりうらとか喋れよ赤組やろ!家の中静かで余計に辛いし居た堪れないわ!!この地獄マジどうにかしてくれ!
初兎
悠佑
しょにだナイス!!!
あにきがしょにだと話してるうちに一旦ここから離れよう。とりあえずトイレ借りるとか言っとけば良いだろというかないこ知ってるしこのドッキリ。
とにかく今はこの場にいるのが辛いからここから去りたい。っていうかこのドッキリいつまでやればいいん?俺の地獄の終わりはいつなん?
心の中で大きく深く溜息を吐き出しながら、立ち上がってトイレへ向かおうとした。
・・・向かおうと、した。
If
あにきが、俺の服の裾を掴んでいた。
初兎
悠佑
バッと手を離すあにきのその腕を掴んで抱き寄せたい気持ちをどうにかして抑え込み、至って淡々とした口調で話す。
If
悠佑
If
心臓が痛すぎてこのまま死ぬんじゃないかと思う。とりあえずこの場から逃げたい。この罪悪感もりうらへの恨みも全部全部吐き出してトイレに流したい。
そうして今度こそ歩き出した俺の耳に、しょにだの驚いた声が届いた。
初兎
If
驚きの声で呼ばれたその名前に、最早何も考えず反射的に振り返った。そして、彼を見て目を丸くしたまま固まる。
悠佑
ボロボロと、その大きな目から涙が溢れていた。改めてちゃんと見たあにきは、傷付いた表情で、でもどうにか笑おうと口角だけは不自然に上がっていて。
悠佑
その悲しい笑顔。
もう、限界だった。
If
乱暴に涙を拭うあにきの腕を掴み、今度こそ腕の中へと引き寄せて。
悠佑
何から話せば良い?ドッキリの詳細。するに至った経緯。あの最年少の悪性。これまでの態度と泣かせてしまったことへの謝罪。
違う、今1番言わなきゃいけないのは。俺が言いたいのは。
If
悠佑
If
悠佑
ちらりと横目で見えるその耳が真っ赤になっていた。必死に制止を訴えてくるあにき。申し訳ないけど、あにきのお願いでも聞けない。
If
悠佑
りうら
悠佑
こちらに歩いて来たりうらがひょこっと顔を覗かせる。俺はもうドッキリなんてしてやらないからなという強い意志を込め、改めてあにきをしっかり抱き締めた。
りうら
悠佑
りうら
If
りうら
If
悠佑
If
あにきが頭をぽすっと俺の肩に乗せた。
悠佑
If
その、心底安心した様な。少しだけ潤んだ、その声が。
悠佑
If
食い気味にそう答えれば、あにきがぷっと吹き出した。
悠佑
あぁ、なんだか久しぶりなその笑顔。柔らかい春の日差しみたいなその笑顔に、愛しさで胸がいっぱいになる。
悠佑
するりとその頬に手を添えて、そっと唇を合わせた。
If
悠佑
真っ赤な顔も、嬉しそうにへらりと笑うその笑顔も、控えめに握るその手も。
全部全部大切で、君を嫌うなんて、出来やしない。
If
悠佑
全部全部、愛してるから。