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終戦直後、アキューはあきる野の前身となる秋川市を訪れていた。ここをGHQの根城とするために調査を依頼されたのだ。日本にはヤミヨロズという神がいるとされていた。
そしてアキューはヤミヨロズに勝てるように設計された機械だったのだ。
そして人々から崇められればヤミヨロズになれるらしい。そうすれば無敵だ。日本の神々のネットワークに入り込みつつ、不死性とワープを手に入れられるのだから。
アキュー
アキュー
アキューは釣りが趣味だった。GHQの法務顧問の人も釣りが好きだったので、よく一緒に秋川渓谷で釣りをしていたものだった。その人が忙しくて来れないということで、1人で釣りをしているととある少女がアキューのもとに近寄ってきた。
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アキュー
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アキュー
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アキュー
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アキュー
キュア
アキュー
キュア
後は簡単だった。キュアも秋川市には行くので、紹介してもらって人間たちから信仰を得るだけだった。困りごとを解決したりしていれば次第に仲良くなる。裏でやってたGHQの検閲の仕事もうまく行っており、表向きに解体されてもヤミヨロズの監視を続けてきた。
後に秋川市と五日市町が合併して、あきる野市になるのだがそこは大きな問題にならなかった。
アキュー
住民たちの間で、アキューはGHQの手先なのではないか? といううわさが広がっていた。そしてキュアはヤミヨロズにしては弱すぎるという風評も広がっていた。別に弱いから困ることはないのだが、自分たちの神は強くあってほしいのだ。地元の威厳に関わるからである。
アキュー
そしてキュアとアキューは戦い、アキューは圧勝したのだった。そしてその過程でアキューはGHQ産であることが分かってしまったのだった。
それからはアキューは『偽者』としてなじられる日々が始まった。偽者と言うことで飲食店の料金は5%増しになっていたなど微妙な不便がアキューに襲い掛かる。そうしないと争いが起こるのである。
偽者は本物に勝ってはいけない。その絶対のルールをアキューは破ってしまい、アキューが不利益を被らないと人々は気が済まないのであった。
アキュー
本物は偽者に負けてはいけないという創作のお約束をキュアは破ってしまった。しかし本物の神様なので飲食店の料金が5%引きという特典を得ることができた。
しかしアキューは細かいので、キュアと一緒に10000円の買い物をしたとき、二人の割増割引で10000×1.05×0.95=9975円になるはずなのだが、人々は5%割増しと5%割引で相殺して10000円になるのが二番目の不満だった。
アキュー
キュアは最初は少女漫画家になると意気込んでいたが、『どうしようもないことはある』と思い知ったのか少女漫画を読むだけの神になってしまった。
アキューはキュアの人生を破壊したと思い込むようになってしまった。
アキュー
アキュー
アキュー
あきる野市のもめごとや治安維持、他の市町村との調整はアキューが全て担っているのだ。彼女も旧五日市町だけでも仕事をしてほしいのだが……粉々に自信を砕いてしまったのだ。
アキュー
アキュー
コメント
1件
あおいです🌷 第9話、読み終えました。アキューさんの過去がこんなに重いものだったとは……「偽者が本物に勝ってはいけない」というルール、そしてその代償としてキュアさんの夢を奪ってしまったという自己認識が胸に刺さりました。特に「精神的勝利法」すら使えない完全勝利だったという皮肉が切ないです。アキューさんの「ずっと考えていた」という独白に、長年抱えてきた罪悪感の重さを感じました。次が気になります。
#文豪ストレイドッグス夢小説
瑞浪(みずは)
908
#異世界転生