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ねむるさん、3話読ませていただきました! ヨルちゃんが自分の目で街を見て、「異宙人はみんな悪いわけじゃない」って気づくところ、すごくじんわりきました…。特に迷子の子供にアイスを買ってあげたときの「(冷たい…)」と口元が緩むシーン、ああいうさりげない感情表現が本当に好きです。ボディスとの掛け合いも面白くて、2人の距離感が少しずつ縮まってる感じが伝わってきました。続きが気になります🌷
翌朝、ヨルは昼に近い時間に目を覚ました
ヨル
命を助けてもらっただけでなく、衣食住もくれた
そんな2人に自分に何かできることはないかと ヨルは思う
ヨル
カレコレ屋に来てみたが誰もいない
部屋を歩き回っていると 棚に置かれている1枚の写真に視線が止まる
ヨル
カゲチヨとヒサメ…白髪で狼の耳を生やした男
ヨル
ヨル
2人が帰ってくるまで暇になったヨルは 適当にソファに座る
-
ヨル
机に置かれていた壺の中から 目が3つのドジョウが出てきた
ヨル
-
ボディス
ボディス
ヨル
その名前を聞いてヨルは、 組織で耳にしたあの悪魔の話を思い出した
心臓を差し出す代わりにどんな願いも叶えてくれる…
地球を終わらせることも可能かもしれない…という話
ヨル
ボディス
ヨル
ボディス
ボディスから目を逸らす
ヨル
ヨル
ボディス
ヨル
ボディス
本当は知っている。学校だ
ヨル
特にすることもなくまたぼんやりとし始める。 静かな時間だけが流れていく
その沈黙に耐えきれなくなったのか、 ボディスは適当に言葉を続けた
ボディス
ボディス
ヨル
ヨル
ボディスを持ち上げる
ボディス
ボディス
ヨル
ボディス
ヨルはそのままボディスを抱え、 何事もなかったかのように玄関へ向かう
ボディス
ボディス
ボディス
ヨル
街を歩き始めて早15分
ヨルは木陰で腰を下ろし、小さく息を吐いた
DNAの影響か、 夜には強いが昼の日差しにはどうにも慣れない
ボディス
ボディス
ボディス
ヨル
ボディス
ヨル
少し歩いては休み。また少し歩いては休む
そんなことを何度も繰り返しているうちに、 ボディスはとうとう呆れ返った
ボディス
ヨル
否定はしなかったが、なぜか悔しい気がした
異宙人の子供
少し離れた場所で、 小さな異宙人の子供が転んで泣いていた
ヨル
ボディス
ヨル
ボディス
ボディス
ボディス
ヨルはボディスの言い訳を無視して、 ゆっくりと子供の前へしゃがんだ
ヨル
異宙人の子供
袖で涙を拭ってやった
ヨル
異宙人の子供
ボディス
異宙人の子供
ボディス
異宙人の子供
子供は再び大泣きし始めた
ヨル
その泣き声を聞いた瞬間、胸の奥が少しだけザワついた
異宙人を見たあの時
カゲチヨと話した時
あの時と同じ、説明できないモヤ
ヨル
異宙人の子供
ヨル
ヨル
異宙人の子供
ヨル
ヨル
ボディス
ヨル
異宙人の子供
子供は必死に特徴を話し始める
その隣でボディスは凝りもせず口を挟んだ
ボディス
ヨル
特徴に当てはまりそうな異宙人を見つけるたびに 足を止めるが、どれも違った
異宙人の子供
移動販売のアイスクリーム屋が広場の端で営業している
ヨル
ヨルは子供の手を引いてアイスクリーム屋に近づく
店員
異宙人の子供
ヨル
異宙人の子供
ヨル
ボディス
ヨル
ボディス
数分後
子供は美味しそうにアイスを頬張っていた
異宙人の子供
子供が食べるのをしばらく見つめたあと、 自分もアイスを食べる
ヨル
ヨルの口元が、ごくわずかに緩む
ボディス
ヨル
ボディス
ヨル
子どもはすっかり元気を取り戻し、 ヨルの手を握って楽しそうに歩いている
異宙人の母親
異宙人の子供
子供は手を離し、勢いよく母親に抱きついた
異宙人の母親
異宙人の母親
ヨル
それだけ返すと、 親子は何度もお礼を言いながら去っていった
ヨル
胸の奥が少しだけ温かい
あの"モヤ"とは違う感覚
ボディス
ヨル
街には様々な光景が広がっていた
店前で人間と楽しそうに談笑する異宙人
手を繋ぎながら笑い合う人間と異宙人の恋人
異宙人は危険
異宙人は人間から何もかもを奪った
そう教えられてきた
ヨル
ヨル
人間
誰かと勢いよく肩がぶつかった
ガラの悪そうな人間が3人
人間
人間
人間
ヨル
人間
男は距離を詰める
人間
ヨル
人間
男は強引にヨルの腕を掴もうとしたその瞬間、 3人の男の足元に大きな影が現れる
人間
男たちの足元から黒い影が絡みつき、 体を強く締め付ける
人間
人間
ヨル
さらに強く締め付けようとする
人間
人間
降参した瞬間、影はなくなり、 男たちは息を荒らげて地面に伏せる
人間
ヨル
ボディス
ボディス
ヨル
ボディス
ヨル
ボディス
ヨル
カレコレ屋に戻ると、ヒサメが駆け寄ってくる
ヒサメ
ヒサメ
ヒサメ
ヨル
カゲチヨ
カゲチヨ
カゲチヨ
ヨル
カゲチヨ
ボディス
ヨル
ヒサメ
カゲチヨ
カゲチヨ
ヨルは少しだけ考えた
研究所で教えられたこと
今日、自分の目で見たこと
胸に何度も浮かんだ"モヤ"
ヨル
ヨル
ヒサメ
ヒサメは、とても嬉しそうだった