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二学期

10月

〜Part3〜

〜回想〜

昔、聞いたことがある。

人間と結婚した悪魔の話

とある日、人間界に降りた一人の悪魔が、とある女性に助けられたそうだ。

その女性はとても優しく、美しく、とても素晴らしい女性だったそうだ。

そして、嫌われることを前提にその女性に自分が悪魔であることを話すと、一度も笑わず、最後まで聞いてくれた。疑いもせず、その女性は言った。

「悪魔の貴方も好き」

その言葉に衝撃を受け。その女性に一目惚れした悪魔は、そのことを自分の父に話し、結婚を認めてもらおうと、一生懸命頑張ったが、決まりがあるため、頑なに断ったそうだ。

その法律に腹を立てたその悪魔は、父親の許可なしに、勝手に結婚し、人間として生きることを決め、父親に話しに行くと、その悪魔は王の座を追放され、無能な人間へと転生させられ、地獄に行く運命を定められたと。

これは、俺が小さい頃から聞かされた話だ。

この話をいつも寝る前に聞かされては、「お前はこんな風になるな」と、父上は必ず忘れることなく言った。

俺は当時、次期王になれることはとても喜ばしいことだと教え込まれていたため、「このようなことをするのはとても愚かなことだ」と、考えていた。

でも…何故だか今は、この話に出てくる悪魔の気持ちがわかるかもしれない。

そして、俺は最終的に辿り着いた。

この話に出てくる悪魔こそが、

俺の血が繋がった

お爺様であること

💗

💙

ね…ねぇ、急に泊まるっていっても…💗くんのお母さんとかに迷惑じゃない…?

💗

大丈夫…母親いないから。

💙

いないって…

💗

着いた…

💗

話あるからリビング行ってて

💙

あ…うん…

なんか…怒ってる?

もしかして…他の人たちと仲良くし過ぎちゃったかな…

💙

お邪魔しまぁす…

💙

本当に親いないんだ…一人暮らしとか?

💙

それより話って…

💙

💗

ガチャッ

💙

あ、やっと来t…

💙

え…?

ドクンドクンドクン

💙

え……ッッッ!…

💙

ハァ…ハァ…ハッ…ヒュッ…ポロッ

💙

(やばいっ…呼吸が…できない…落ち着け…!落ち着…け…!)

💗

落ち着いて。話を聞いて。

💙

さとッ…く…💗…ッッッくん…その…姿…は…

そこに立っていたのは

鋭い牙

黒く大きな羽

畝る尻尾

天を刺すほどの角

いつもの青色ではない赤く血の気がひく眼

そして…

みたことがないほどの長い爪

💙

💗…くんッ…?もしか…しッ…て…

💗

驚かせてごめん。

僕が死に物狂いで探していた同じ学校の悪魔

法律なんて破ってまで一緒になりたかった好きな人

その二人が、一人となって僕の目の前にいる

💙

…はぁッ…

バサッ

💗

!?

僕があまりにショックを受けたせいで、油断していた。

気が緩み、床に倒れ込んだと同時に

僕の背中に翼が生え

頭に金色に光る輪が出て

元々白かった肌が更に白くなり

気絶した

💗

💙!?

💙

あれ…ここは…

💙

夢の中か…

💙

ん?

    

子供頃の💙

お父様!

子供頃の💙

中々寝れません…

お父様

そうかぁ〜!

お父様

それじゃ、とっておきの話を聞かせてやろう!

子供頃の💙

お話!!

お父様

むか〜し昔、あるところに一人の悪魔がいました。

お父様

その悪魔は、お仕事で、人間界へ降りていました。

お父様

そこで、お仕事を頑張っているうちに、家に財布をわすれたことに気づき、とてもお腹を空かせていました。

お父様

すると、とても美しい女性が、今ある全ての食材を使って、たくさんのお料理を振舞ってくれました。

お父様

ですが、この女性は、とてもボロボロで、服も穴だらけで、とても貧乏でした。

お父様

お金がない中、食べ物がない中、自分を助けたことに心打たれた悪魔は、その女性に一目惚れし、付き合いました。

お父様

そして、ある日、悪魔はお父さんに、結婚を認めてもらおうと帰りましたが、お父さんは絶対に許してくれませんでそた。

子供頃の💙

え!?ひどい!

お父様

そのことに怒った悪魔は、勝手に結婚し、そのあと、お父さんにこのことを話し、自分は人間として生きると言いました。

お父様

すると、お父さんは完全に怒り、悪魔を王の座から追放し、地獄に行くように義務づけました。

子供頃の💙

それで!?どうなっちゃったの!?

お父様

女性は幸せになったけど、悪魔はお父さんの呪いで早く○んじゃったんだって。

子供頃の💙

え!?

お父様

いいかい?💙。

お父様

お前は、こんなことしちゃダメだぞ?お前の結婚相手は、パパが決めるからな。

お父様

人間は、好きになるものではないぞ。

子供頃の💙

はーい!

お父様

いい子だ!

お父様

それじゃ、今日はもうお休み。

子供頃の💙

おやすみなさい!

💙

そんな話…記憶にない…

💙

でもこの話…なんだか心当たりが…

💙

💙

…ハッ!!

💗

あ…

💙

あ…!💗くn…

グギッ

💙

いたた…変な体勢で寝たから羽が痛い…って…あ!?

💙

いや!!その…これは…違くて…!

💙

(やばい!!見られた!!!)

💗

💙…

💗

なぁ…

💙

あ…はい

💗

その…

(もう、法律なんてどうでもいい。)

(一生💙を守れるなら、もうこの身分も、この寿命も…全ていらない)

(俺を追放したけりゃすればいい。地獄に落としたいなら俺だけにしろ。もういいんだ。)

💗

💙、俺…人間じゃないけど…ずっと好きでした。

💗

天使と恋愛禁止とかいう法律はもういい。

💗

お前を守るためなら、こんな法律守ってでも、命をかけてでも守ります。

💗

だから…

💗

付き合ってください。

💙

💙

(法律…)

💙

(お父様との約束…)

💙

(僕の努力…)

💙

ポロッ…

あれ?なんで泣いてるんだろ?

簡単なことだよ?

今すぐに目の前の悪魔を刺し○せば、僕はもう神だよ?

英雄だよ?

なのに…どうして…手が…言うことを聞かない…

あれ…?

なんで悪魔とは恋できないの?

僕は…今ここで大切なものを壊してまで神になりたいの?

違う

そんなんじゃない。

僕は一つになりたい。

法律?そんなの知らない。破っても別にいい。

破れば次期の神は取り消し?

勝手にすれば?

天使失格?

だからなに?

父親からの期待は?

そんなの勝手に期待した方が悪いでしょ?

じゃあ、この告白の答えは?

💗

あの…ころn…

💙

僕も大好きです。

💗

!!!

💙

二人で生きようポロッ(^^)

💙

二人ならきっと法律なんて忘れられる

💗

…ありがとう!

悪魔💗と天使💙の恋は許されない

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