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ガラガラガラ…

教室の戸を開け、、、

聖那は自分の机へ向かった

机に多数の悪口

死ね

キモい

裏切り者

男たらし

変態

学校くんな

消えろ

黒人

聖那はカバンから雑巾を 取り出し机を拭く

これは、いじめ。

そう思われるかもしれない けど、私は

これは大きな神からの試練 だと考えている

苦を乗り越えれば楽が 待っている

私はそれを信じている

信じ続けている

だから日々私は耐える

耐え続けるんだ

耐え続けなきゃ自分が 自分でなくなりそうだから。

私は裏で仕事をしている

顔で、

体で、

自分を売っている

ファンは多数いる

世の中にはこのような仕事に 文句をつけるヤツらがいる

でもそれはただの嫉妬

自分がなれないから、 自分に自信がないから、

だから嫉妬する。

聞いた話

人は満たされないと人の 悪口を言うらしい

だから私は

私を日々嫉妬してるヤツら のことを

『満たされないカワイソウ な人間』と呼んでいる

私はカワイソウな人間とは 違う、

いくら比べられても 立ち上がるし

自分の個性を大事にする

よく机を汚される

靴を隠される

私物を捨てられる

その後始末をするのは私の 単なる暇つぶし。

私はカワイソウな人間の 遊びに付き合ってるだけ

よくいじめの主犯は言う

『遊んでいただけ。』

と、

たしかに遊んでいるだけだ

私はその遊びを楽に変える

そうすれば何事もポジティブ に変えられるんだから

お仕事の時間だ

私はさっきも言った通り

体を売る仕事をしている

私には秘密がある

自信のあるこの体で

世界をまわっていることだ

そのために私は

モデルとして夢を追いかける

さぁ…

夢へ！！