/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
馬鹿だったなぁ
なんであんな事言ったのかな
辛かった
ただ辛かった
幸せな時間が来るなんて思って無かった
消えたいの繰り返しで
私を見つけてくれる人なんて居なかった
血奈 （当日2才）
母さん
母さんは病弱だった
いつもベッドで寝込んでた
隣にはいつも父さんが寄り添ってた
父さん
血奈 （当日2才）
血奈 （当日2才）
私にはその状況が分からなかった
医者が言うには
もう"長くは持たない"と
母さんが死んだ
父さん
私は
もう母さんは居ないってことが分かった
血奈 （当日3歳）
泣いてる父さんが嫌いで
笑わせようと頑張ってた
血奈 （当日3歳）
血奈 （当日3歳）
父さん
血奈 （当日3歳）
父さん
血奈 （当日3歳）
父さんの目は笑ってなかった
クマがあって怖かった
血奈 （当日4才）
ｶﾞﾁｬ
血奈 （当日4才）
父さん
血奈 （当日4才）
父さん
父さん
血奈 （当日4才）
血奈 （当日4才）
父さんの発言は予想以外だった
血奈 （当日4才）
父さんとこうするのは数ヶ月ぶりだ
嬉しくてたまらなかった
血奈 （当日4才）
血奈 （当日4才）
父さん
血奈 （当日4才）
血奈 （当日4才）
血奈 （当日4才）
父さん
血奈 （当日4才）
ｷｷｰｰ!!
バンッ
血奈 （当日4才）
父さん
この時に出た血が発動し
私の傷を塞いだ
だから
最悪ﾀﾋぬことは無かった
私は
この後は救急車に運ばれた
私はたすかったが
父さんは頭を強く打って
ﾀﾋんだ
血奈 （当日4才）
1人になった
何も信じることが出来なかった
血奈 （当日4才）
血奈 （当日4才）
血奈 （当日4才）
施設に預けられた
それからはずっと一人
血奈 （当日6歳）
パソコンをもらった
世間はずっとヒーローで騒いでる
血奈 （当日6歳）
＜パソコン＞ ヒーローが来たぞ！ 良かった！ 助かったわ！ ここです！ 今行きます！
血奈 （当日6歳）
血奈 （当日6歳）
個性はとっくに出てた
私の個性を知った人は
誰も世話してくれる人は居なかった
血奈 （当日6歳）
施設の子供
血奈 （当日6歳）
施設の子供
"悪魔の個性"
血奈 （当日6歳）
血奈 （当日6歳）
施設の子供
先生
血奈 （当日6歳）
先生
施設の子供
ｻﾞﾜｻﾞﾜ
血奈 （当日6歳）
血奈 （当日6歳）
先生
先生
先生
先生
先生
血奈 （当日6歳）
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
