今日は、配信者仲間同士で飲みに来ている
といってもほぼイツメン
それに、俺以外はみんな同じユニットなので俺が知らない話も多い
ニキ
しろせんせー
りぃちょ
キャメロン
ワチャワチャと目の前で繰り広げられる仲間内の笑い話を、俺は基本聞き役として見ている
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
キルシュトルテ
キルシュトルテ
しろせんせー
俺は1人になりたかったんだけどな…と思いつつ、しろせんせーと共に喫煙所へ向かった
タバコが吸い終わるまでの約3分間、特に話すことも無く無言の時間が過ぎていく
しろせんせー
キルシュトルテ
しろせんせー
キルシュトルテ
互いに煙を吐きながら、顔を見合わせる
別に嫌いでは無い
ただ気に入らない
アイツと仲がいいから……
しろせんせー
キルシュトルテ
しろせんせー
キルシュトルテ
キルシュトルテ
キルシュトルテ
しろせんせー
いまいち納得のいっていない顔のしろせんせー
まぁそれもそうだろう
実際今日も何度か睨んでいる
距離が近いんだよ距離が……
お前のいるその場所は本来俺のもののはずなのに……
キルシュトルテ
しろせんせー
俺たちはまた言葉を交わすことも無く席に戻った
ニキ
しろせんせー
キルシュトルテ
まただ…… 先に呼ぶのはしろせんせーの方なんだな
キニイラナイ……
ニキ
ニキが、しろせんせーにスマホの画面を見せる
キルシュトルテ
顔を寄せ合いひとつのスマホを見ている2人
りぃちょ
キャメロン
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
りぃちょ
コイツらは、動画でBLを扱ったからかそういう話に抵抗がない
それはいいんだが、抵抗が無さすぎてすぐにその手の話題で盛り上がるのは面白くない
キルシュトルテ
キルシュトルテ
ニキ
イラつきを顔に出さないようにしながら立ち上がろうとする俺を、ニキが縋るような目で見てきた
しろせんせー
しろせんせー
りぃちょ
キャメロン
キルシュトルテ
俺は財布から金を出すと、テーブルに置いてその場を離れた
外に出ると、少し冷たい風が吹いており、酒で火照った頬を優しく撫でていった
キルシュトルテ
今日は潰れるまで飲みたい気分だった
キルシュトルテ
キルシュトルテ
イライラとしながら前髪をかきあげ、帰路へとついた
歩くのも面倒なので、タクシーに乗ってスマホを出すと、いくつもの着信があるのに気づいた
全てニキからの着信だった
キルシュトルテ
ひとつため息をついて落ち着くと、LINEの画面を開いた
キルシュトルテ
ニキ
キルシュトルテ
ニキ
キルシュトルテ
ニキ
ニキ
キルシュトルテ
ニキ
ニキ
キルシュトルテ
キルシュトルテ
キルシュトルテ
ニキ
ニキ
キルシュトルテ
キルシュトルテ
ニキ
ニキ
ニキ
キルシュトルテ
タクシーを降りて、近くのコンビニへ行ってそのまま家へ帰った
俺は電気もつけずに部屋着に着替えると、そのままベッドの上に仰向けで寝転んだ
キルシュトルテ
キルシュトルテ
薄暗い天井に向かってそう呟くと、俺はそっと瞼を閉じた
寝たかった訳では無い、ただ落ち着きたかった
ガチャつ
バタバタバタバタ
ニキ
ニキ
ニキ
キルシュトルテ
キルシュトルテ
ニキ
ニキ
パチン
ニキが電気のスイッチを押し、部屋が一気に明るくなった
キルシュトルテ
キルシュトルテ
ニキは素直に俺の言葉に従う
そばに来たニキの腕を掴んで、ベッドの上に組み敷く
ニキ
キルシュトルテ
キルシュトルテ
ニキ
キルシュトルテ
ニキ
キルシュトルテ
キルシュトルテ
ニキ
キルシュトルテ
ニキ
ニキが手を伸ばして俺の頬に手を添えてきた
そして目を細めて優しく笑うと、頬から首へと手を移動させ、俺を引き寄せた
ニキ
チュッ
軽く唇を合わせるだけのキス
それだけでは足りなくて、俺は噛み付くように唇をむさぼった
キルシュトルテ
ニキ
甘い吐息をこぼしながらキスに応えてくるニキが可愛くて仕方ない
暫く、その感覚を味わい唇を離してニキの顔を見ると、既に少し蕩けた表情になっていた
ニキ
キルシュトルテ
ニキ
キルシュトルテ
ニキ
キルシュトルテ
ニキ
ニキ
キルシュトルテ
ニキ
ニキは俺の手を自分の昂り始めたモノへと導いた
ニキ
ニキ
ニキ
目が潤んで上気した顔で見つめられ、たまらない気持ちになった
キルシュトルテ
キルシュトルテ
キルシュトルテ
ニキ
ニキ
キルシュトルテ
ニキ
ニキ
ニキ
ニキ
キルシュトルテ
キルシュトルテ
俺は、そのままニキの身体に溺れた
きっとこれからも仲間との距離感なんかにイラついたりするだろう
でも、それすら笑ってくれるニキなら一緒にいてくれるような気がする
コメント
3件
キルちゃん嫉妬ーーー! さいこーーー!!