それでも。【合作】

この作品はぅ。(元ゆぅら) との合作作品です

2周年を記念して この企画を行っております

こちらはしぃらの 性癖つめつめの前編です

後編はぅ。の方まで

朝から先輩からも後輩からも 注目を浴びるないこ。

学校の人気者。

静かに歩く俺の耳には

ないこくん付き合ったら絶対優しい。

だの

絶対彼女に負担かけないタイプでしょ。

だの。

彼の何も知らない癖に。

ないこの隣にいる赤髪は、 彼の幼なじみだ。

最近、彼と彼女が付き合っている という噂が流れている

俺は嘘って知っているが、 傍から見たら ただのカップルなんだろう。

折角お昼なんだから ゆっくりさせて欲しいと つくづく思う。

陰キャにも優しいという 女子へのアピールだろうか。

それとも。

俺をいじめに来たのだろうか。

アピールだ。 絶対にそうだ。

殴るとか無理だしw

彼は、ないこは みんなが思っているような 善人じゃない。

学校を出てしまえば "優しい"の欠片も無い。

パシリにもされるし、 暴力も受けるし、 性処理もする。

ただの奴隷。

…奴隷か…っ。

自分で言っといて 少し悲しくなってしまう。

多分、彼のこと 嫌いじゃないんだと思う。

今日は珍しく学校を出て 家まで帰っても機嫌が良く 優男を保っているようだった。

彼の目の奥が 少し曇ったように見えた。

いまは精一杯機嫌を取るのが 身のためかもしれない。

ソファに座る彼の膝に 跨り抱きつく。

いつもなら絶対に 好きなんて言われないので 少し照れてしまった。

しかし抱きしめられているおかげで 赤くなった俺の顔が ないこに見られることはない。

それが少しもの助けだと思う。

いつもみたいな圧は何処にもなく、 ただただ優しい声で話しかけながら 抱きしめてくれる。

まさか知らないとは思わなかった。 なんで…？という顔でこちらを見る彼。

奴らはないこの言葉を 信じて居ないのだろうか…。

信じていないから あんな噂がたつのか…、

少し距離のあった身体が密着し、 彼の肩に顔を埋める。

彼の温もりと微かに香る 香水の匂いが心地よい。

彼の遊ぶは、ゲームとか そういうものでは無い。 そう…暴力だ。

今だけは、少しの我儘が 許させるみたいだ。

今日はどこかいつもと違くて、 すごく安心出来る匂いを持っている。

眠いな、なんて考える隙もなく すぐに意識がとんだ。

起きたときには布団の上にいた。

彼がここまで運んでくれたのだろう。

差し伸べられた手を取り 2人でトイレへ向かう。

学校の外では 常にずっとくっ付いている。 お互いがどこか行かないように。

そう言って俺の首に手をかける。

そのまま腕に体重をかけられる。

息が苦しい。

口がはくはくしている。

涙が出る。

苦しいのに、辛いのに…、

ないこと一緒に ならなければいいのに、 逃げればいいのに…、

どうしても彼が好きで、 どうしても愛して欲しくて…、

ないこから逃げられない。

呼吸を整えながら起き上がり、 目の前に座るないこの腕を引く。

数分間抱かれ頭を撫でられる。

今日の優しい匂いが たまらなく好きだ。

安心しきってしまい、 気づいたら目を閉じていた。

いつもならトイレ以外席を 立たない彼が座っていなかった。

色々言葉を並べ 俺に説教するりうら。

聞いていていらいらしてしまう。

りうらの話を遮り、 まろを探すために教室を出る。

はい！

いふさんは果たして何処で何を されているのか。 妄想を膨らませてぅ。の投稿を お待ちください♪

ぅ。ちゃん、後は任せたぜ。((

2周年ありがとうございました、！！

おつしぃ