ー復讐の時ー第6話

前回の続き

プープープー

電話が切れると、 お母さんは床に座りこんだ

お母さんがこちらを睨んで来た

溜め込むことができずに言ってしまった

もう何も信じてもらえない、 そう思った、

真剣な顔で言ってくるお母さんに、 抵抗できず、私がイジメていた事になった、

スタスタ

重い足取りで部屋への階段を上っていく、

ガチャ、

自分の部屋に入り、鍵をかけた、 そしてベッドに座った、

自然と涙が出た、

その時、自殺が頭をよぎった、

ガチャ

私は教室に入る、

誰も話しかけなかった、 知ってた。みんなグルなんでしょ？

私は静かに自分の机に向かう。

机には、[バカ]、[クズ]、[死ね]などの悪口が書かれていた、

私は静かに消した、跡は残らず消えた

みんながこっちをみて、笑った

そう笑っているさくらの机にも同じ事が書いた、 誰消す様子もなく、先生が入ってきた。

不思議に思っていた。

さくらがいきなり泣きだした

そう言って、呼びだされ、話しを聞かれた

色々聞かれたが、イジメられていた事は言わなかった

休み時間

グリッ

靴で顔を踏みつけられた

抵抗するふりをした。

今日ではこの楽しい時間が終わるんだよ！

そう思うと笑みがこぼれる

ガン！

お腹を強く蹴られた。

ドン！

足や手を殴られる

ガン！

今度は頭を殴られた。

スタスタ

美穂たちは、帰っていった

ピッ

録画していたビデオを止めた

これだけでも良いと思った、でも罪深く人生の後悔 をして欲しい、だから、命を懸けて復讐してやる、

イジメられて損なんてしたくない、

イジメる側が幸せでイジメられる側が不幸だなんて 許せない、今から地獄に落としてやる、