コメント
4件
まさかの続編...!! いや、ほんとに好きなんだよ...この作品 幸せそうでほんとに何よりだな...!!
青音の連載大好きなのでまた見れてすごく嬉しいです!尊さをありがとうございます!
こんぱる
こんぱる
!注意!
BL/nmmn/irxs様 です 青桃 このお話は、連載「青音」の続編です。 先に本編を読まれる事を推奨致します。 ピアニストが前提のお話です (今回はそこまで関係ないかもです。) R表現なし ご本人様には一切関係ありません です!苦手な方は閲覧をお控え下さい!
こんぱる
桃
青
青
青
桃
青
ちゅっ
桃
まろと結婚してから一年が経とうとしている今
まろは本当に何でもやってくれる、頼りになる旦那さんだ
今だって、お菓子が入った箱を上の棚に乗せようとしただけなのに代わりにやってくれた
片手だって出来るくらいの高さなのにな…
それでも、いつでもまろは俺のこと見てくれてるんだ、って嬉しくなるし、何より毎日まろの優しさと愛に包まれて生活しているみたいで幸せだ
桃
青
桃
桃
青
青
桃
チョコの入った袋を持ったまま、まろの元へとダイブする
青
青
桃
青
桃
チョコを一つ奪われた
桃
青
桃
青
青
桃
青
青
そう言ってもう一つチョコが奪われた
桃
ちゅう…
桃
青
桃
桃
青
青
桃
青
桃
青
青
桃
やっぱり幸せだ
桃
お風呂上がりで眠い中
桃
先に俺の髪の毛を乾かしてくれたまろがドライヤー中、1人でベッドで作戦を立てる
桃
本当は大きなケーキとか作って盛大なパーティにしたい
本当は、「俺からのプレゼント」って俺の手で首にネックレスをつけてあげたい
桃
未だに少し痛む左腕
桃
桃
いつも俺の後を離れないまろ
たまには自分1人でもできるんだよ、って安心させないと
桃
ついでに1人で買い物行ってプレゼントでも買おうかな
青
桃
青
そう言って、せっかく着たパジャマの上を脱いでいくまろ
桃
桃
青
青
桃
相変わらず左側だけ爪痕だらけのまろの背中
青
桃
桃
青
青
桃
まだ暖かく、綺麗に乾いたまろの髪に触れる
青
ゆっくりと溶けるように甘い時間が流れた
桃
青
青
桃
青
桃
青
青
桃
青
桃
青
桃
青
桃
桃
青
桃
青
桃
青
桃
青
青
ほら、きた
桃
桃
青
桃
桃
パタン
一方的に寝室の扉を閉める
青
何言ってるのかまでは分かんないけど…
桃
桃
桃
桃
桃
桃
※割れません
桃
桃
桃
桃
コンコン…
パキッ
桃
桃
桃
桃
ドタバタ!
青
青
桃
青
桃
片手だとどうしても難しい
青
桃
パシッ
青
ボウルへと伸びた手を咄嗟に払ってしまった
今日は…せめて今日だけは俺がやるって決めたんだから…
桃
青
桃
青
桃
青
桃
桃
青
青
桃
違う…
青
青
桃
こんなことが言いたかったんじゃないのに…
くるりと反対を向き、足早に部屋を出て行ったまろ
一瞬だけ見えた悲しそうな表情
パタン、扉の閉まる無機質な音だけが、静かな部屋に響いた
桃
本当は…
本当は一緒にキッチンにいてほしかった
「絶対手伝っちゃだめだからね〜」なんて言いながら…
「じゃあこうやって近くにいてあげる♡」ってまろにバックハグされながら…
「それじゃあ動けないよ…///」って照れたりして…
楽しく話しながら…
イチャイチャしながら……
桃
カチャン…
願いが伝わるはずもなく、玄関の鍵が閉まった音がした
桃
ベトベトになった手と、黄身が割れて少し白身の方に溶け出した卵の入ったボウル
桃
桃
こんな大切な日を喧嘩で無駄にしたくなんかない。
俺はすぐに手を洗い、スマホを持った
桃
電話をかける
桃
ブーッブーッ
桃
近くで聞こえるバイブ音
桃
テーブルの近くへ行くと、置き去りにされたまろのスマホがあった
光る画面には楽しそうに笑う俺たちの写真
桃
桃
逆になんだか腹が立ってきた
桃
桃
もう一度キッチンに立ち、卵へと手を伸ばした
青
近くの公園のベンチに座る
青
本当は
青
昨日の夜
青
桃
青
桃
青
青
桃
少しだけ申し訳なさそうな顔をされるが、頭を撫でると顔を赤くして洗面所を後にしてくれた
パタン…
青
青
明日は俺たちの大切な記念日
青
青
何か足りないんよな…
ドライヤーをしながら考える
青
青
青
ないこ「何でそんな今日優しいの〜」 俺「何でやろな〜w なんでやと思う?」 ないこ「んー…あ!今日俺たち結婚1周年記念日じゃ〜ん!」 俺「ピンポーン!ってことで、はい!プレゼント!♡」
青
青
青
青
青
胸が締め付けられるような感覚
青
いつかは家に戻らなければならないのに、立ち上がる決心がつかない
青
青
青
これでは友人にも相談できないし、ないことも連絡が取れない
青
ないこのことも心配だ。
青
ゆっくりと重い足取りのまま、家へと帰ることにした。
ガチャ…
青
青
ゆっくりと玄関に入るが返事はない
靴はあるものの、しんと静まり返った家
青
ガチャ…
青
青
青
ソファの下でうつ伏せに倒れているないこが目に入る
青
青
桃
青
一瞬だけ歪んだないこの顔
俺の服に擦れた右手は真っ赤だった
青
青
青
桃
桃
青
青
青
ないこの横に転がったスマホの画面
🔍義手 動く 🔍病院 近く 🔍義手 最新
青
こんなん調べてたんか…。
桃
スマホの画面を消して俺の腕を解き、立ちあがろうとするないこ
ふらっ…
青
ぎゅっ…
桃
青
桃
桃
青
桃
桃
青
桃
桃
青
桃
青
青
青
青
桃
青
青
青
桃
青
桃
青
桃
桃
桃
桃
桃
青
青
青
青
青
桃
桃
桃
青
青
青
桃
ちゅ…
青
桃
桃
桃
青
青
桃
桃
桃
青
桃
桃
桃
桃
青
青
青
桃
青
青
青
桃
青
ぎゅう…
優しい温もりに触れる
青
桃
青
少し震えるないこの背中を摩る
桃
青
青
青
桃
真っ赤な右腕を見ながら問いかける
青
桃
青
青
桃
青
青
桃
青
桃
青
青
桃
青
桃
桃
青
青
桃
青
青
桃
青
キッチンへと向かおうとすると
桃
青
桃
青
青
桃
そう言って申し訳なさげに持ったお皿に乗っていた物体
青
青
桃
青
桃
青
桃
青
そう言って、真ん中を軽く割ってみる
青
桃
青
青
桃
桃
青
桃
青
青
桃
夕飯は一緒にハンバーグを作った
調味料を入れたり、こねたりするのは片手でもできるから
勿論出来は最高だった
桃
青
青
青
桃
青
青
前々から決めていた、ないこへのプレゼント
桃
桃
青
青
桃
青
桃
青
両手を広げる
桃
テチテチ、とマフラーを両手に持ったないこが歩いてくる
ぎゅう
青
桃
青
桃
青
青
桃
青
青
桃
桃
青
桃
青
桃
青
Fin
こんぱる
こんぱる
こんぱる
こんぱる