僕が
僕
夢はいつか覚めるものなら、ならばあまり夢に期待しない方が身の為、君の為じゃないか
と言うと少女は
少女
夢はいつか覚めるものなら、またあの苦しい世界に戻されるのなら…今は貴方と2人で夢を見ていたい、だってこの世界の中でたけ私は夢を見ていられるのだから
と言った
僕はそれを聞いて
この少女はなんて愚かなのだろう、ここで夢を見れば見るほど現実に戻った前よりも辛くなるというのに
と少女を哀れんでいたが
それから数日が経ち
少女はずっと夢の世界に居るようになった
僕も初めは
僕
あっちの世界に戻らなくても良いのかい?
と聞いたが少女は
少女
あっちの世界はもう、私のいる場所じゃないの…今はこっちの夢の世界が私のいる場所なんだ!
と明るく言い放っていた
その時の僕はまだ子供だった
その笑顔が本物なのか偽物なのかもまだ分からないほどに
少女が言っていた言葉を本当に知ることとなるのは
僕が大人になって
僕の役目
この世界が何なのかを
ちゃんと知らなければいけなかったのだ
それから1年が経ち
僕はもう少女とは遊ばなくなっていた
少女はもう僕の事を忘れてしまっているのだ
僕
これが俺の役目…これがあの子の幸せなんだ
この言葉を何度口にしただろうか
あの子はあっちの世界のことも忘れてしむっているのだろうか…
僕
まァ…忘れてるならその方がいいよな
僕
それにしても、あの子も小さくなったな
僕
いや…俺が大きく成長しただけか(((ハハッ
僕
もう少し大人になったら…あの子はきっと綺麗な人になるはずだったんだけどなぁ…((涙を流す
少女
お兄ちゃん…どうして泣いてるの?
少女
一緒に遊ぼうよー!
僕
あっ…うん(((ゴシゴシ
もう永遠に成長しなくなった少女
名前も知らない少女
でも僕は君の事
1番初めにここに来た時から
好きでした
助けてあげられなくて
気づいてあげられなくって
ごめん
僕の仕事は死神
この世界は死者の世界
ずっと居るようになる前から度々来ていたあの子は
《自殺未遂》
をしていたのだろう
そしてずっと居るようになった時にはもう少女は……






