翔
さて…今日も書くかな…
翔
あ、いいね沢山付いてる
翔
なんか…嬉しい…
翔
まあ恋愛ばっか書いてるから恥ずかしいけど…
翔
乙女過ぎる翔なんて言われたらやだなぁ…
翔
それに…大好きな小春ちゃんに見られたら…
翔
とりあえず今日は新作書くか…
゜*.。.*゜*.。.*゜*.。.*゜*.。.*゜゜*.。.*゜*.。.
翔
(うわー!やった)
翔
(小春ちゃんと席隣だーっ!)
小春
あ、翔くん
小春
これからよろしくね
翔
あ、よ、よろしくっ!
先生
おーし
先生
授業始めるぞー
小春
翔
あれ?小春ちゃん
翔
どうしたの?
小春
きょ、教科書忘れちゃった…
小春
借りてもいいかな…?
翔
あ、うん
翔
いいよ
小春
ありがとう!
小春
今、席くっつけるね
゜*.。.*゜*.。.*゜*.。.*゜*.。.*゜゜*.。.*゜*.。.
翔
なーんて…
翔
そろそろ僕、やばいやつだな…
翔
こんなことになったらいいのになぁ…
先生
席替えはこれでいいな
クラスの皆
はーい!
翔
(ま、まじか…っ!)
翔
(ホントに小春ちゃんと隣だぁっ!)
小春
あ、翔くん…!
小春
よろしくね!
翔
よ、よろしくっ!
小春
えへへ…なんだか嬉しいなぁ…!
翔
僕も嬉しいよ
小春
そっか!良かった!
先生
授業始めるぞー!
小春
わっ…!
小春
隣のクラスに教科書借りるの忘れちゃった…
小春
翔くん借りてもいいかな…?
翔
あ、うん!
翔
いいよっ
小春
ありがとう!
小春
席くっつけるね!
翔
(現実になった…?)
翔
(いや…まさかね…)
翔
ただいま〜
お母さん
あ、おかえり翔!
お母さん
まったく…反抗期も来ないでいい子なんて…
翔
それ褒めてる?貶してる?
お母さん
もちろん褒めてるわ
お母さん
寂しい気もするけど助かるわ
翔
それは良かった
翔
あ、TELLERから連絡来た…
翔
この前のやつ…いいねめっちゃ来てるし…
翔
ていうかタイトル『僕の妄想ストーリー』にしたんだよね…
翔
それでもいいね来るなんてみんな優しいなぁ…
翔
今日も書こうかな…
゜*.。.*゜*.。.*゜*.。.*゜*.。.*゜゜*.。.*゜*.。.
小春
あ、おはよう翔くん
翔
お、おはよう…っ!
小春
小春
ふふっ…
小春
翔くん…ちょっと動かないでね
翔
?うん…
小春
はい…取れたっ!
小春
葉っぱ付いてたよ
翔
えっ!嘘!
翔
まじか…ありがとう!
゜*.。.*゜*.。.*゜*.。.*゜*.。.*゜゜*.。.*゜*.。.
翔
なんてねー…
翔
妄想やばい…ニヤける…
翔
今日は…ここまでかな…
翔
投稿っと…いいねくるかな…
小春
あ、おはよう!翔くん
翔
あ、おはよう
小春
小春
ふふっ…
小春
ちょっと動かないでね…
小春
はい…取れたよ!
翔
葉っぱ…
小春
付いてたよ〜
小春
そういえばもうクリスマス近いね〜…
翔
うん…そうだね
翔
(また…現実に…)
翔
(僕が小春ちゃんとの妄想を書くと現実に…)
翔
(なら…小説で付き合わせてみる…)
翔
(……)
゜*.。.*゜*.。.*゜*.。.*゜*.。.*゜゜*.。.*゜*.。.
小春
翔くん!
小春
一緒にお昼どうかな…?
翔
い、いいよ
小春
少し寒いけど中庭とか…
翔
そういえば中庭、クリスマスツリーあるんだよね…
翔
見に行く代わりにご飯食べようか
小春
うんっ!
小春
断られたらどうしようかと…
翔
断らないよ
翔
小春ちゃんなら…
小春
小春
わぁっ…
小春
綺麗だね〜…
翔
案外ツリーデカイな…
小春
大きい方がいいでしょ?
翔
まぁそれは言えてるかも…
小春
ふふっ…翔くんと見れて良かった
翔
翔
小春ちゃん…
小春
ん?なに?
翔
実は…僕…
゜*.。.*゜*.。.*゜*.。.*゜*.。.*゜゜*.。.*゜*.。.
翔
(いや…僕は…)
翔
(小説の力なんて…借りなくても…)
翔
小春ちゃん…中庭でお昼一緒に食べてもいいかな…
小春
あ、うん!いいよ〜
小春
わぁ…ツリー意外と大きいね〜…
翔
綺麗だね…
小春
ふふっ…翔くんと一緒だと…
小春
何でも綺麗に見える気がするよ
翔
翔
あのさ…小春ちゃん…
小春
ん…なぁに?
翔
僕…ずっと前から…
翔
小春ちゃんの事…好きだったよ
小春
小春
だった…なの?
翔
!ち、違うよっ!
翔
今も…小春ちゃんの事大好きだから…
翔
付き合ってください…!
小春
ふふっ…
小春
私も…翔くんの事大好きだよ
翔
翔
ほ、ほんとっ…!?
翔
わ…嬉しい…っ
小春
やっと言ってくれたね…
翔
え?
小春
TELLERに投稿してたでしょ?
翔
な、なんでそれをっ!?
小春
いやー…主人公の名前とか一緒だったから…
小春
もしかして翔くんかなって思って
小春
話の内容と同じように仕掛けてたの
翔
ま、まじか…っ
翔
じゃあ、あの葉っぱは…?
小春
私が葉っぱ取ってきて付いてるように見せかけたの
小春
席が隣になったのは先生に頼んでおいたの…
小春
でも告白の話は…途中で止まってて…
小春
結果は書かないでくれたよね
僕が今日書いた告白する話は
好きだと言う前に投稿されていた
小春
勇気出してくれたって感じて凄く嬉しかった
翔
っ…全部仕掛けられてたのか…
翔
じゃあ好意もバレてたんだ…
小春
ふふっ…でもそんな…
小春
そんな翔くんが可愛くてしょうがなくて…
小春
思わず言えなかったの…
小春
ごめんね
翔
翔
引かれたかと思った…
小春
引かないよ
小春
だって大好きだもん
゜*.。.*゜*.。.*゜*.。.*゜*.。.*゜゜*.。.*゜*.
翔
ずっとずっと一緒に居ようね
小春
こちらこそ
小春
よろしくね
小春
今度は翔くんの妄想を
小春
私が叶えるから
翔
じゃあ僕は小春ちゃんの妄想を
翔
叶え続けるから
゜*.。.*゜*.。.*゜*.。.*゜*.。.*゜゜*.。.*゜*.。.