未遥(みはる)
お母さん
お母さん
未遥(みはる)
未遥(みはる)
未遥(みはる)
お母さん
お母さん
未遥(みはる)
お母さん
お母さん
お母さん
お父さん
お母さん
未遥(みはる)
お父さん
お父さん
お母さん
お父さん
未遥(みはる)
未遥(みはる)
未遥(みはる)
両親が居ない留守番中に、 家の自室で、
私は片付け中に見つけたある「絵本」を、ベッドの上で読んでいた。
未遥(みはる)
小さい頃よく読んで貰ってたっけ…
私は、この「眠り姫」のお話が好きだった。
未遥(みはる)
未遥(みはる)
未遥(みはる)
未遥(みはる)
未遥(みはる)
少し恥ずかしいような、それでいて暖かい思い出…。
…そんな不思議な気分に微睡(まどろ)んでいると、いつの間にか眠りに落ちていた─。
─ピーンポーン─
朔叶(さくと)
朔叶がインターホンを鳴らし、室内に呼びかける。
同じアパートに住んでいる2人は、よくお互いの部屋を行き来しているため、
朔叶は、母から「作りすぎた」と言われ持たされた煮込みの鍋を持ち、
現在進行形で中の住人に、おすそ分けを知らせに来たのだ。
…ただこの住人、呼び掛けに応じない。
朔叶(さくと)
両親も出てこないと言うことは、恐らく未遥1人なのだろう。
となると─
朔叶(さくと)
朔叶(さくと)
─アイツのことだ、ベッドの上でうたた寝だろう。
朔叶は半分冗談のつもりで、ドアノブに手をかけると─
朔叶(さくと)
朔叶(さくと)
朔叶(さくと)
ドアノブは朔叶を受け入れるかのように、すんなり回った…。
※お家の廊下だと思ってください
とりあえず鍋を玄関辺りに置かせてもらい、廊下を歩く。
朔叶(さくと)
入ろうとして、流石に留まる。
…いや、腐っても俺の彼女の部屋だぞ?
勝手に入っていいのか…?!
…てか、
朔叶(さくと)
朔叶(さくと)
ガチャッ…
朔叶(さくと)
朔叶(さくと)
朔叶(さくと)
─案の定、部屋のベッドの上には、幸せそうに寝息を立てている彼女の姿が…。
朔叶(さくと)
戸惑いながら、キョロキョロと視線を動かしていると…
朔叶(さくと)
朔叶(さくと)
彼女が寝ているすぐ近くに、1冊の絵本を見つけた。
題名は─
朔叶(さくと)
朔叶(さくと)
話の内容はよく知らないが、
結末だけは知っていた。
確か最後、幾年もの眠りに着いていた姫は─
朔叶(さくと)
…どうしても、目の前の状況と絵本の結末を重ねてしまい、
思わず顔が赤くなる。
朔叶(さくと)
本くらい仕舞ってから寝ろよな…!!
未遥(みはる)
未遥(みはる)
朔叶(さくと)
未遥(みはる)
朔叶(さくと)
未遥(みはる)
朔叶(さくと)
朔叶(さくと)
─あぁっ、もう!!
朔叶(さくと)
朔叶(さくと)
─ベッドの上でスヤスヤ眠る俺の「お姫様」に、
俺はそっと口付けを交わした。
…き、キスで目覚めたり…?!?
朔叶(さくと)
朔叶(さくと)
朔叶(さくと)
朔叶(さくと)
朔叶(さくと)
未遥(みはる)
未遥(みはる)
未遥(みはる)
朔叶(さくと)
未遥(みはる)
未遥(みはる)
未遥(みはる)
朔叶(さくと)
未遥(みはる)
未遥(みはる)
未遥(みはる)
朔叶(さくと)
未遥(みはる)
朔叶(さくと)
未遥(みはる)
朔叶(さくと)
朔叶(さくと)
未遥(みはる)
朔叶(さくと)
未遥(みはる)
未遥(みはる)
朔叶(さくと)
朔叶(さくと)
朔叶(さくと)
未遥(みはる)
朔叶(さくと)
未遥(みはる)
未遥(みはる)
朔叶(さくと)
未遥(みはる)
未遥(みはる)
未遥(みはる)
朔叶(さくと)
未遥(みはる)
未遥(みはる)
朔叶(さくと)
未遥(みはる)
未遥(みはる)
未遥(みはる)
朔叶(さくと)
未遥(みはる)
未遥(みはる)
朔叶(さくと)
未遥(みはる)
未遥(みはる)
朔叶(さくと)
朔叶(さくと)
朔叶(さくと)
未遥(みはる)
未遥(みはる)
朔叶(さくと)
未遥(みはる)
未遥(みはる)
未遥(みはる)
朔叶(さくと)
未遥(みはる)
未遥が口の当たりを、とんとんと指でつついている。
朔叶(さくと)
朔叶(さくと)
朔叶(さくと)
未遥(みはる)
未遥(みはる)
彼女から不意打ちをかけられた彼氏は、先程からのキツめな言動とは裏腹に、
優しいキスを、目覚めた眠り姫に交わすのでした…。
〜❦ℯꫛᎴ❧〜
コメント
5件
こういう、物語めっちゃ好きです!素晴らしいですね…作り込んでありますね
キュンとした(〃ω〃)
閲覧ありがとうございました! ちなみにこちらのお話は、「いつも近くに居たのは。」の続編みたいになっております。 (新しいキャラを作るのが大変になってきた私←) ↑は、30タップのストーリーになってますので、よかったらセットでお読みください"(ノ*>∀<)ノ 以上、作者のショコラでしたm(*_ _)m