テラーノベル
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休日の昼過ぎ、いつもの通り寝坊してポストを覗くと
送り先不明の封筒が入っていた辺りから、嫌な予感はしていたんだ。
厚めの封筒の中身はDVD……
頭に過ったのは、最近上手くいっていなかった同棲中の彼氏、亮二の事。
まだ幸せだった頃は、相談にいつも乗ってくれて
嫌なことがあった日は存分に甘えさせてくれる、頼りになる自慢の彼氏だった。
今は、「お互い距離を置こう」と何処かに寝泊まりしているみたいだが……
武史
震える手でデッキに円盤を入れ、再生のスイッチを入れる。
その映像が映った途端、僕はその行動を後悔した。
見覚えのある男に組み敷かれ、嬌声を上げる彼氏。
その上に覆い被さるのは、僕たちの共通の男友達だった。
武史
武史
武史
テレビの中の2人を直視できず
DVDを再生したまま、獣のような雄叫びを上げながら友人の家に向かった。
武史
武史
武史
悟
悟
武史
武史
亮二
亮二
武史
武史
武史
亮二
武史
武史
亮二
亮二
武史
武史
亮二
武史
武史
亮二
亮二
亮二
悟
目にうっすら光るものを浮かべた亮二の肩に、そっとを手を置く悟。
その仕草からしても、亮二の心はどっちにあるか一目瞭然だった。
亮二
悟
悟
悟
悟
悟
悟
武史
武史
悟
悟
悟
悟
悟
……ここでなら、僕は全肯定してもらえて
亮二とも一緒に暮らせる……?
亮二
亮二
亮二
武史
亮二と目を合わせてるうちに、目の前にココアの入ったマグカップが置かれた。
悟
悟
優しい言葉とは裏腹に、何か仄暗い光を悟の瞳に感じた。
……このままココアの様に甘ったるいこの世界に浸っても良いのだろうか……?
武史
武史
亮二
悟
悟
悟
暗い目をした悟の笑顔に引き寄せられる様に……
僕は目の前のココアを飲み干した。
コメント
3件
1年くらい前からネタにあった割と最低なBLネタ。 (武史は根っからのテイカー気質、悟はメサイアコンプレックス気味です)