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草
草
分からん( ˙-˙ )
「気づいてあげられなくてごめんね…」
優しくて、
「おうおう、なんや、わしに喧嘩売っとんのかぁ!!」
明るく、元気で、男勝りで
「…っ」
時々、弱いところを見せて。
そんな、人気者で、面白くて、いると楽しくなれる
私の過去の理解者。
そして、私の親友。
そんな、君が
「ここあっ!!!危ない!!!」
ドンッ…
私の為に死んだ。
私の、目の前で_
私のせいで_
シーーーン…
いつも明るかったクラスは
昔だったらあり得ないくらい静かだった。
_そんな、ある日のこと。
今日も、歩いてた。
いつもの、横断歩道の筈なのに
また、あの記憶が蘇る
それが、怖かった。
そして、顔を伏せ、横断歩道を渡った。
_その日の夜
ピロロッ♪
お母さんの携帯が鳴った。
すると、お母さんは、私の部屋のドアをコンコン、として
「さっき、交通事故あったらしいよ〜気を付けなさいね。」
そう、言った。
私は「はーい」と答えた。
もう、交通事故っていう言葉、聞きたくないんだけどな…
私は勉強する気を失ってしまい、ベットに飛び込み目を瞑った。
_次の日
テレビでいつも通り見ながら朝ご飯を食べていた。
すると、こんなニュースが流れた。
『雨森容疑者、轢き逃げ二回目?過去にもあり』
そして、そこに出されていたのは______
「…ぱ、ぱ…?」
轢き逃げされて殺された、パパだった。
容疑者の発言では、
『紺のパーカーに青色の短パン、髪が短くて、ガタイのいい方の女の子が』
『現れたんだけど、轢いたら消えたんです!』
「…!」
ねぇ、これは
私へのなにかのメッセージ?
君は、もういないのに、
まだ、君に会いたい
そう、思ってしまう。