私がピンク野郎に出会う少し前
ある少年に会った
???
お姉ちゃん大丈夫か?
少年はとても優しく私に接してくれた、だから守りたいと思った…
…守るために、力を欲した
そのために赤い月の力を手にした
赤い月
その膨大な…信じられない力を手にして私は抵抗出来なかった…
数年間、力は私の身体の中に残った、
その間はひたすら"人"を喰らった
だから
???
化け物ッ
???
、、、
そう言われるのは慣れてる…
でも、人殺しと言われるのは
とても、苦しく感じた
別に意味は変わらないでも、
特別強く私の心を締め付けた
何度、化け物と人殺しと言われようと ____…いや、 生き延びるのに必死だった
そんな時私の前に バァンパイアハンターが現れた
麗華(れいか)
ッ
ハンター
諦めろ逃げ場はない
ハンター
吸血鬼
バァンパイアハンター
私達、吸血鬼に危害を加える人間
麗華(れいか)
…お前は勘違いしているようだな
麗華(れいか)
今、誰に口をきいているのか
正直、安心して寝れる日なんてなかった
麗華(れいか)
お前の前に居るのは白夜様だぞ
ハンター
白夜…!
ハンター
おまえッドラキュッ
グシャ
ハンター
…
麗華(れいか)
私は麗華
麗華(れいか)
白夜麗華だ
麗華(れいか)
…聞こえてないか
でも…これでいい私は背負うと決めたから
白夜
それは、太陽が沈んでも明るい事らしい
アイツ 真一郎は太陽みたいだった
太陽が沈んでも
真一郎が死んでも
太陽が放った光は消えない
それでもアイツが周りに放った光は決して消えない
そんな現象のこと