僕は体が弱い だから、友達もいない
ゆうた
友達がほしい…
ゆうたのお母さん
ごめんね…ごめんね…
「僕は、お母さんの事を悲しませているんだ」と思い始めていた
ある日庭をゆうたが眺めていると
ガサガサ
ゆうた
ビクッ
かな
やっほー
ゆうた
は…?
かな
人の家に迷いこんだ美女
かなだよ
かなだよ
ゆうた
人の家の庭に勝手に入っといて、なに?
かな
そんな怒んないでよー
ゆうた
怒ってるわけじゃないし
かな
なんで外見てたの?
ゆうた
話を変えるなよ…
ゆうた
いや、外出たいなって思って
かな
出れないの?
ゆうた
体か弱いから…出れない…
ゆうた
お母さんを心配させちゃうから
かな
そっか
かな
じゃあうちが毎日遊びに来るよ!
ゆうた
え?
これが、僕たちの楽しい日常の始まりだった
小学校の頃毎日かなは僕の家の庭に来てくれた
そんな優しいかなに 恋をしていた
今日はここまでです!