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※ネタバレ注意※
いつからだろう
この世に生きる意味が無いと 思い始めたのは
俺があいつを救ってやれば
あの時あの場にいれば
そんな後悔ばかりしか思い出せない
死のうとしてる自分に恐怖を覚える
エマ…
そうだ、エマが亡くなってから
あいつがいなくなってからだ…
なにもかも、どうでも良くなったのも
エマが生きがいだったんだ
ドラケン
一言呟く
戻ってきて欲しくても、 戻ってこない愛おしい人
ドラケン
今までの自分を思い返す
なんやかんや言って、 エマのことを考えてた
あいつらとの思い出が 脳内を駆け巡る
ドラケン
ドラケン
ドラケン
ドラケン
俺は一呼吸をおく
ドラケン
やっぱ俺らを助けてくれたのは こいつだったな
何にも分かってなかったのは、 俺らだったんだな…
ヒナちゃんの為に… 俺らの為に命をかけてくれた
泣き虫のヒーロー
1番凄いのはタケミッチだ
「ケンちゃん」
ドラケン
マイキーが言ってた エマが最期に言った言葉
「ケンちゃん、愛してる」
ドラケン
どこから声が聞こえる
ドラケン
エマ
ドラケン
居るはずの無い人物がいる
エマ
ドラケン
エマ
ドラケン
エマ
ドラケン
エマ
ドラケン
エマ
ドラケン
エマ
エマ
ドラケン
エマ
ドラケン
エマ
「愛してる」
そう言ったら、光って消えた
眩しく、目を瞑った
次に目を開けた時には、 そこにエマの姿がなかった
ドラケン
俺は振り向いて、その場を後にした
そして
「応援してるよ、 ケンちゃん!」
ドラケン
空を見上げ、微笑んだ
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