テヒョン
テヒョン
ジョングク
ジョングク
ジョングク
ジョングク
テヒョン
テヒョン
彼の瞳から大粒の涙が溢れた
テヒョン
テヒョン
泣くのを堪えていたのか涙は止まることなく彼の頬を伝う
ジョングク
ジョングク
ジョングク
ジョングク
彼はぎこちない笑みを浮かべてシャワールームに向かっていった
テヒョン
明らかに強がっている
本当に何があったんだろう
十数分後、シャワールームから出てきた彼に温かいコーヒーを手渡した
ジョングク
テヒョン
ジョングク
ジョングク
あれもうコーヒーじゃないですよ、と言いながらソファーに座る彼は
無理をしているように見えた
テヒョン
テヒョン
ジョングク
テヒョン
彼は今日の出来事を淡々と話した
ジョングク
ジョングク
テヒョン
ジョングク
ジョングク
そう言って笑う彼は、まだ何か言いたげだった
だけど再び口が開かれることはなかった
テヒョン
テヒョン
ジョングク
ジョングク
ジョングク
ジョングク
ジョングク
ジョングク
ジョングク
ジョングク
ジョングク
話し終わった彼はコーヒーを一口飲んでため息をついた
テヒョン
ジョングク
ジョングク
自嘲する彼を見ていると、考えるよりも先に体が動いていた
ジョングク
勢いで抱きしめてしまった彼の体は、ほっとするほど温かかった
テヒョン
テヒョン
ジョングク
ジョングク
テヒョン
テヒョン
ジョングク
テヒョン
テヒョン
ジョングク
ジョングク
テヒョン
テヒョン
ジョングク
テヒョン
テヒョン
ジョングク
ジョングク
テヒョン
ジョングク
ジョングク
テヒョン
今日はバイトがない
だから”彼”に会いに行く
待ち合わせ場所に早く着いてしまったおれはスマホの画面をみた
待ち受けにしてある彼とのツーショットはいつ見ても笑える
だって”純粋な”カップルみたいだから
本当はそんなのじゃない
ジミン
テヒョン
ジミン
テヒョン
ジミン
ジミン
テヒョン
ジミン
テヒョン
テヒョン
ジミン
テヒョン
違う、早く帰りたいんだ
ジミン
ジミン
ジミン
テヒョン
おれを抱いている時のジミナは
おれの体を気遣って声を掛けてくれたり優しく突いてくれたり、
心を通わせようとしているのがよく伝わってくる
おれはそれが嬉しかった
だけどおれは知ってるよ
ジミナがおれじゃない”女”を抱いていること
男のおれじゃ満足出来なかったかな
ジミナはモテるから
ジミン
テヒョン
いつからかジミナはおれとの行為でイクことが無くなった
きっとおれはもう飽きられている
だけどジミナは優しいから、おれに別れを告げたりはしない
おれは所詮顔だけなんだ
その決めつけから救ってくれたのはジミナだった
初めておれの全てを愛してくれた人
ジミン
テヒョン
ジミン
テヒョン
テヒョン
ジミン
テヒョン
おれは服を着て部屋から飛び出した
テヒョン
テヒョン
この顔と無駄に気を遣う性格のせいで、おれはいつも良い人だと勘違いされた
天使だともてはやされた事もあった
違う
おれはみんなが思っている程の人間じゃないんだ
沢山の人に頼りにされたり褒められたりする度に、
沢山の自信を失っていった
それは外見ではなくて、
おれの中身への自信
テヒョン
テヒョン
テヒョン
テヒョン
テヒョン
テヒョン
テヒョン
電話を切って走った
今すぐ彼に会いたかった
テヒョン
ジョングク
ジョングク
テヒョン
彼はおれを見た途端動きを止めた
ジョングク
ジョングク
テヒョン
ジョングク
ジョングク
テヒョン
ジョングク
ジョングク
テヒョン
ジョングク
ジョングク
あまり食欲は無かったけれど
彼の作ったハンバーグを一口食べた
涙が溢れた
ジョングク
テヒョン
テヒョン
ジョングク
ジョングク
テヒョン
テヒョン
テヒョン
たくさん食べて、
たくさん泣いた
食べ終わる頃には泣きすぎて頭痛がしてて、
ぐちゃぐちゃの顔してるはずなのに
ジョングクは何も言わずにおれの隣まで来て背中をさすってくれた
男らしい手は驚くほど優しかった
会話が無くても不思議と居心地が悪くなくて、
おれはそのままジョングクの体に身を預けた
コメント
4件
泣けてくる😭続き楽しみにしてます💖
最高すぎて…_:(´ཀ`」 ∠): 続き、めっちゃ楽しみにしております‼️ (コメント失礼します🙇♀️🙇♀️)
ほんとに最高です!! 才能の原石ですぅゥ!!🥺 続き楽しみに待ってます!!✨