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take what you want

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take what you want

3 - I want to see you

♥

1,124

2023年11月12日

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テヒョン

大丈夫、、じゃなそうだね

テヒョン

とりあえずシャワー浴びてきなよ。服は洗濯しておくから

ジョングク

ヒョン、

ジョングク

受け入れてくれるんですか

ジョングク

後で出ていけとか言いませんよね

ジョングク

捨てませんよね?

テヒョン

どうしたの、?

テヒョン

なんか変だよ

彼の瞳から大粒の涙が溢れた

テヒョン

!!

テヒョン

大丈夫?何があったの?

泣くのを堪えていたのか涙は止まることなく彼の頬を伝う

ジョングク

ごめんなさい、

ジョングク

何でもないんです

ジョングク

本気にしちゃって〜、笑

ジョングク

ちょっとからかっただけですよー

彼はぎこちない笑みを浮かべてシャワールームに向かっていった

テヒョン

うそ、

明らかに強がっている

本当に何があったんだろう

十数分後、シャワールームから出てきた彼に温かいコーヒーを手渡した

ジョングク

、、コーヒー、

テヒョン

あ、ごめん

ジョングク

いえ、大丈夫です

ジョングク

俺がかけられたのは冷たいコーヒーだったので。しかもとんでもなく甘い

あれもうコーヒーじゃないですよ、と言いながらソファーに座る彼は

無理をしているように見えた

テヒョン

、、話聞くよ

テヒョン

あ、話したくなかったら、、

ジョングク

話します

テヒョン

あ、うん

彼は今日の出来事を淡々と話した

ジョングク

馬鹿みたいですよね

ジョングク

全部自業自得なのに

テヒョン

、、何で帰ってきたの

ジョングク

やっぱり、行く所はここしかなくて

ジョングク

あれだけ強がって出て行きましたけど、、なんか情けないです、笑

そう言って笑う彼は、まだ何か言いたげだった

だけど再び口が開かれることはなかった

テヒョン

、、まだ何かあるんじゃない?

テヒョン

全部ここで吐き出しなよ

ジョングク

、、俺の母が、

ジョングク

ダメな人間だったんです

ジョングク

若くして結婚、俺が生まれてすぐに離婚して、それからは生活費のために風俗店で働いていました

ジョングク

だけどすぐに辞めて、家に色々な男を連れ込むようになりました

ジョングク

俺はその男たちに暴力をふるわれて。今思うと母の男見る目無さすぎますね笑

ジョングク

母は捨てられ、また新しい男を捕まえるのを繰り返していました

ジョングク

おかしくなったのか、ついに俺にまで依存してしまって。だけど孤独と生活に耐えられなくなった母は、

ジョングク

俺を捨てて家を出て行きました

ジョングク

今はどこで何をしているのか全く分かりません

話し終わった彼はコーヒーを一口飲んでため息をついた

テヒョン

なんて言ってあげればいいか、

ジョングク

いいんです、笑

ジョングク

気を遣われるのは嫌いなので

自嘲する彼を見ていると、考えるよりも先に体が動いていた

ジョングク

ヒョン?

勢いで抱きしめてしまった彼の体は、ほっとするほど温かかった

テヒョン

ごめん

テヒョン

つい勢いで

ジョングク

、、もう少しだけ

ジョングク

抱き締めてもらっていいですか

テヒョン

!!

テヒョン

うん、笑

ジョングク

おはようございます、

テヒョン

おはよ

テヒョン

朝ごはん出来てるよ

ジョングク

ありがとうございます

ジョングク

ヒョン早いですね

テヒョン

うん、何か目が覚めちゃって

テヒョン

あ、おれ今日帰り遅くなるから

ジョングク

何かあるんですか?

テヒョン

あぁ、

テヒョン

人と会う約束してて

ジョングク

ふーん、

ジョングク

じゃあお留守番してますね

テヒョン

うん。家の中荒らすなよ?笑

ジョングク

犬じゃないんですから!笑

ジョングク

そんな事しませんー

テヒョン

笑笑

今日はバイトがない

だから”彼”に会いに行く

待ち合わせ場所に早く着いてしまったおれはスマホの画面をみた

待ち受けにしてある彼とのツーショットはいつ見ても笑える

だって”純粋な”カップルみたいだから

本当はそんなのじゃない

ジミン

テヒョンア

テヒョン

あ、ジミナ

ジミン

ごめんね、待たせて

テヒョン

ううん、おれが早く着いちゃったから大丈夫だよ

ジミン

相変わらず優しいな、笑

ジミン

じゃあ行こっか

テヒョン

うん、

ジミン

先シャワー浴びてきなよ

テヒョン

、、浴びなくていい

テヒョン

だから早くしよ

ジミン

え、いつも嫌がるのにどうしたの?

テヒョン

、、我慢できないから

違う、早く帰りたいんだ

ジミン

、、そっか

ジミン

じゃあしよ!

ジミン

テヒョンアはえっちな子だな〜

テヒョン

うるさい、笑

おれを抱いている時のジミナは

おれの体を気遣って声を掛けてくれたり優しく突いてくれたり、

心を通わせようとしているのがよく伝わってくる

おれはそれが嬉しかった

だけどおれは知ってるよ

ジミナがおれじゃない”女”を抱いていること

男のおれじゃ満足出来なかったかな

ジミナはモテるから

ジミン

っ、、テヒョンア大丈夫?

テヒョン

うん

いつからかジミナはおれとの行為でイクことが無くなった

きっとおれはもう飽きられている

だけどジミナは優しいから、おれに別れを告げたりはしない

おれは所詮顔だけなんだ

その決めつけから救ってくれたのはジミナだった

初めておれの全てを愛してくれた人

ジミン

テヒョンア

テヒョン

ん、、?

ジミン

急に静かになってどうしたの

テヒョン

あ、ごめん、

テヒョン

、、やっぱり今日は気分じゃないみたい。おれ帰るね、

ジミン

え?ちょっ、、急に?!

テヒョン

ごめん、本当にごめんね

おれは服を着て部屋から飛び出した

テヒョン

はぁっはぁっ、

テヒョン

(久しぶりにこんなに走った、)

この顔と無駄に気を遣う性格のせいで、おれはいつも良い人だと勘違いされた

天使だともてはやされた事もあった

違う

おれはみんなが思っている程の人間じゃないんだ

沢山の人に頼りにされたり褒められたりする度に、

沢山の自信を失っていった

それは外見ではなくて、

おれの中身への自信

テヒョン

もしもし

テヒョン

今から帰るね

テヒョン

、、うん

テヒョン

ちょっと予定が狂って、笑

テヒョン

え?ご飯作ってくれたの?

テヒョン

ありがとう、急いで帰るから

テヒョン

うん、また後で

電話を切って走った

今すぐ彼に会いたかった

テヒョン

ただいま

ジョングク

おかえりなさーい

ジョングク

ご飯温めますね

テヒョン

うん、ありがと

彼はおれを見た途端動きを止めた

ジョングク

ヒョン、

ジョングク

何かありました?

テヒョン

え?

ジョングク

俺すぐ気付くんですよ

ジョングク

ちょっとした変化に

テヒョン

それ自分で言う?笑

ジョングク

言います

ジョングク

何かあったんですね?

テヒョン

、、先にご飯食べたいな

ジョングク

ハンバーグ作ってみたんです

ジョングク

形は歪ですけど、、笑

あまり食欲は無かったけれど

彼の作ったハンバーグを一口食べた

涙が溢れた

ジョングク

ヒョン?!

テヒョン

あ、れ、?

テヒョン

おれ何で泣いてるの、

ジョングク

え、え、そんなに不味かったですか

ジョングク

もしかしてちゃんと焼けてなかったですか?!

テヒョン

ううん、違うの、

テヒョン

美味しくて、、っ

テヒョン

なんかほっとして、、

たくさん食べて、

たくさん泣いた

食べ終わる頃には泣きすぎて頭痛がしてて、

ぐちゃぐちゃの顔してるはずなのに

ジョングクは何も言わずにおれの隣まで来て背中をさすってくれた

男らしい手は驚くほど優しかった

会話が無くても不思議と居心地が悪くなくて、

おれはそのままジョングクの体に身を預けた

この作品はいかがでしたか?

1,124

コメント

4

ユーザー

泣けてくる😭続き楽しみにしてます💖

ユーザー

最高すぎて…_:(´ཀ`」 ∠): 続き、めっちゃ楽しみにしております‼️ (コメント失礼します🙇‍♀️🙇‍♀️)

ユーザー

ほんとに最高です!! 才能の原石ですぅゥ!!🥺 続き楽しみに待ってます!!✨

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