注意 基本的には過去話参照
…4️⃣番さんすごい発言します(させます)
それでもいい方は𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎本編_
⚀ Liura side ~イレギュラー王宮「音の間」にて~
ないくんがマリアムに下した命令…それは ミク王女の想い人を突き止めることだった
三英雄の1人マリアム=フタピエ。 彼女が現役時代に最も得意としたのが 諜報活動であり、表向きを引退した今でも 王子や近臣たちの命により 他国の調査を行うことはまれにだがある。
彼女は大抵、十分な調査結果を持ち帰ることが 出来ていたが、今回は中々に難航しているらしい
使い回しキャラ
今、この部屋には4人の人間が居る。 不機嫌な顔のないくん、 たった今ボルフェルトから帰ってきたマリアム、 退屈そうにあくびをするグミ。 そして部屋を掃除中のりうらだ。
Gumi.
グミが友人の失敗にフォローを入れる。 ないくんはムスッとした 表情のまま、何も語らない。
使い回しキャラ
使い回しキャラ
りうらはキールの言葉を思い出した。 まさか彼がなにか関わっているのか?
Naiko.
ずっと黙っていたないくんが突如声を上げ、 そして戸棚から宝石箱を取り出して床に叩きつける これはミク王女がないくんに贈った 数々の装飾品だ。
Naiko.
Naiko.
ないくんが涙を流しながら叫ぶ。 すると騒ぎを聞きつけたミニスが 入り込んできた
使い回しキャラ
Naiko.
彼の顔を見た途端、ないくんは落ち着きを取り戻す …そして一呼吸おいてから
_静かな声で、こう言った
Naiko.
場が凍りつき、誰も、何も言えなかった
Naiko.
Naiko.
使い回しキャラ
長い沈黙を破ったのはミニスだった。
使い回しキャラ
Naiko.
…とんでもないことを言い出した。 確かにりうらだって馬車で酔った時、 そう考えたりもしたけど 本当にそう思った訳じゃない
でも、ないくんは…いむやまろもそうだ。 彼らはそう口にすれば本当に そうなってしまうのだ。 これが『イレギュラー王国』という国の現状。 彼を止められるものは…
Gumi.
口を挟んできたのはグミだった
Gumi.
Gumi.
彼の傍若無人な発言に普段声を 荒らげない彼女でさえも怒りの声を上げた
Gumi.
Naiko.
何かをしなければ、言わなければいけないのは わかっている、しかし王子と魔道師の 異様な迫力の前に、動けない。
Gumi.
Gumi.
そう吐き捨て、グミは部屋を後にする
使い回しキャラ
グミを追ってマリアムも部屋を飛び出す
Naiko.
どうしたものかと躊躇したものの、 彼の怒りに燃える目を見て、説得は諦めた。 きっと何を言ってもりうらの言葉は彼には 届かないであろう。そう思ったからだ。
Liura.
腰を抜かして震えているミニスにそう言い、 りうらを音の間を後にする
Sho.
部屋を出ると直ぐに初兎ちゃんがこちらに 駆け寄ってきた。そして、りうらに音の間で 何があったのかも聞いてきたので、 軽く何があったかを説明していると、 ついさっきまでグミとマリアムが話し込んできたが グミがりうら達の方に向いてこう言ってきた
Gumi.
Sho.
Gumi.
Gumi.
柔らかな物腰で話すグミだが、 異様なプレッシャーを感じた。 とてもじゃないけど勝てる気がしない
Gumi.
Gumi.
Liura.
Sho.
『宮廷魔道師グミの予言は外れない』 …そう、この言葉は絶対を意味する言葉だった
Gumi.
Gumi.
Liura.
せめてもの反発…のつもりだったが、 それは魔道師の怒りを 再び呼び起こしてしまったようだ。
Gumi.
グミはその振り上げた手をりうら… じゃなくて近くの壁に打ち付けた
Gumi.
『紫色の夢』、とは彼女の言う予言のことだろうか?
この国が滅ぶ__いくら外れたことのない グミの『予言』だとしても、 さすがにそれを易々と信じたくはない。
Sho.
Gumi.
使い回しキャラ
廊下に大きな音が響き渡った。 マリアムがグミの頬を叩いたのだ
使い回しキャラ
Gumi.
Gumi.
俺らとの話は終わり。とでも言うように グミはマリアムの方に向き直った
Gumi.
マリアムは何も答えない。 その目は涙で滲んでいるように見えた
Gumi.
そう言い残し、笑いながらグミは この場を去っていった
りうらが音の間に戻ると、ミニスもないくんも そこにはいなかった。床には先程ないくんが ばらまいた装飾品がそのままになっていた。
それを1つずつ宝石箱に戻していっていると、 1つのピンクの宝石が あしらわれたピアスに目がいった。
_四葉の形をしたピンクの宝石のピアス
形状こそ違ったが…装飾部分だけをみると これは…ルカがネックレスとしてつけていたものと 同じものだった。そして、この装飾品は ミク王女がないくんに送った物の1つだ。
Liura.
_その日、賽ノ国側の迷いの森に イレギュラー軍により、火が放たれた。
コメント
3件
わぁ〜、、どうなるんだこれ、 続きが気になるところで終わったぁ 切るところ上手いですねぇ〜 、、、どうなるのか気になりすぎて何も考えられない(( 続き楽しみです♪
気になるところで切るわねッッッ!?!?((だめだ、もう泣く、()これから赤さん、、、うわ、ダメだ、気少しでも緩ませたらガチ泣きする、これもし原作通りであればテトさんも辛そうだなぁ、、グミさんが優しすぎるのもあいまって死ぬ、なんでこんなときにあの頼れるにきがいねぇのだッッ!!(((タコちゃんがここで活きるとは、、(?)続きゆっくり待ってます😭