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#2

無言ブクマ◎

無言フォロー◎

♡100いったら続編出します

おはよー、青

眠い僕。

追い討ちをかけるかの様に、イライラさせる男、桃。

一ノ瀬の席はそっちでしょ、?

なんで僕の席に座ってるわけ?

そんな怖い顔すんなって ( 笑

可愛いお顔が台無しですよー ( 煽

誰のせいだと思ってるの、( 怒

てか見つめないで。

え、熱い視線感じたけど。

熱いところか冷たい視線送ってるんですけど。

もぶ

一ノ瀬さんと蒼井さんが喋ってる!

もぶ

美男美女すぎて言う事ないよね…

あーあ、桃くんのせいで色んな女子からバッシングだよ、

教室の中だけじゃなくて、廊下からも視線を感じるし。

そこ、どいてくれない。

僕早く座りたいんだけど。

え、やだ

そもそも桃くんの席はこっちでしょ

なんで僕の席に、

んーだって、昨日の件で絶対無視されると思ったから。ここに座ってれば必然的に話すことになるだろーなって思って ( 微 笑

それに好きな子に構いたくなるのが男ってもんじゃん?

ばかなの?もしかしてMなの( 笑

青と話せるなら、Mでもいいかも

もう言葉も出ない

ばかなの?って青の照れ隠しだよね。知ってる ( 笑

ち、違うわばか! / /

あ、また言ったね。

ふーん、照れてんの? ( 笑

っ、/ /

そう言って笑う彼

むかつく、

あーもうすごいむかつく!

お前、まじイラつかせる天才だわ

お褒めに預かりどーも

青限定だけどね

あーまじいらつく

てかさ、ん

は?

その両手はなに

バッと両手を広げにこにこ笑う桃

なにって朝のハグ。とりあえずギュッてさせて

え、嘘でしょ。

信じられない

寝ぼけてるの?顔洗ってきたら?

もちろん素っ気なく返す

僕じゃなくて女子にすれば?

例えばあそこにいる子たちとか

教室の真ん中で目立つ派手な女子

んー、( チラッ

もぶ

今桃くんこっちみた、!

もぶ

私たちにハグしてくれるのかな、

もぶ

きゃー ( 嬉

目が合うだけでそこまで?

俺は青だからハグしたい。

近づきたい。触れたい

アイツらなんか眼中にもない ( 笑

もぶ

え、

にっこり笑っているはずなのに、なんだか空気がピリッとしてシーンと静まる教室。

ま、そういうこと

にっこり笑って広げていた手を下ろし、席を立つ一ノ瀬

残念だけど、今日のハグはお預けってことで。その代わり…

え、

ふわっとおでこに当たる柔らかいもの

青その顔可愛すぎ

っ… / /

こんなんで顔真っ赤にしてたら、俺に堕ちるのも時間の問題かもな?

は、、?

もしかしてもう好きになってたり?

僕、今顔真っ赤なの……?

違う、

違う。

これは皆から注目を浴びたせい。

決して、一ノ瀬に惚れたわけじゃない

そうに決まってる

それから、満足そうに笑う桃をギロっと睨んだ。

青、昼一緒に…

4限目の授業が終わって、待ってましたとばかりに桃が話しかけてきた。

無視だ。無視、!

赤くん早く屋上行こ、! ( 笑

何言ってんの、青ちゃん!!!
誘ってくれたんだから、一緒に食べたら?

絶対にむり、

誰があんなやつと、

青ちゃんいいの、?

いいのっ!

せっかく誘ってくれたのにー、
断るの青ちゃんくらいじゃない、?

え、そんなに?

あ、青ちゃん

なぜか僕の頭の上ら辺を見る赤くん

ねぇ、赤くん僕一生かかっても一ノ瀬の良さがわかる気がしない

青ってば一生俺と一緒にいたいって?
嬉しいこと、言ってくれるじゃん

、、、

で、でたー!

な、なんでここにいるの、! ( 怒

その声にバッと顔を上げれば、目の前にはニッと笑った一ノ瀬が。

なんでって、常に好きな子の隣にいたいのは普通だろ?

いや、その普通が分かんないんだけど

たぶん僕、今眉間にめっちゃシワ寄ってるだろうなぁ……

え、一ノ瀬くんどうしてここに、?

まさか、青ちゃんを探して、、

赤くんだから、なんでそんなに興奮してるの?

そのまさかだよ ( ニコッ

ええー!!!もうベタ惚れじゃーん ( 笑

いやいや、僕はドン引きなんですけど

だったら俺はお邪魔だよね!?
仲のいいおふたりでごゆっくり

しないから!!ここにいて!

青の言う通り、俺もここにいてくれた方が助かるな

た、助かる?

赤くんとふたり、首を傾げて一ノ瀬を見れば、唇に人差し指を当てて、ニヤリと笑って囁くように言った。

今屋上に居るのは俺たち3人だけ

それが?

赤が教室に戻ったら、ここにいるのは誰と誰?

誰と誰って……
桃くんと、僕のふたり、だけど?

それが何って感じなんだけど

つまりは俺とふたりっきりになるわけ

だから?

校内中でプレイボーイ、彼女が尽きないと噂の俺と、ふたりっきり。さて、ここで起こることと言えば?

起こること、?

い、一ノ瀬くん、!

ちょっ、どうしたの赤くん!!?
顔真っ赤だよ!!? ( 慌

頬を真っ赤に染めて、恥ずかしそうにする赤くん。

赤くんはどうやら気づいてるみたい

僕だけ分からないのは、なんだか気に入らない。

ここまで言っても分からない、?

蒼井は一体何を言って

ん っ / /

射抜くような視線に見つめられ、思わずふいっと顔を横に向けるけれど、あごをクイッと持ち上げられた。

っ / /

必然的に交わる視線

冗談なんかじゃねーよ。
前にも言ったろ?俺は本気で青のことが好きだって

今更俺から逃げようなんて、させないから。青がどこに逃げようとしても絶対に逃がさない。俺は青のこと、諦めないから

そして、またグッと一気に縮められた距離。

ま、まって桃くんっ 、 !

むり

ふっと笑った一ノ瀬の息が唇にかかって、唇が触れるまで、あと数センチ

キス、される…… 思わず、目を閉じた時。

はい、終わり ー

ん?

顔にかかった影がふっと明るくなって、恐る恐る目を開ければ、

キスされると思った? ( 笑

残念。今ここでキスなんかしたら、止められる自信ないし?

ニヤリと笑って、満足そうに目を細めて笑う一ノ瀬がいた。

恋愛なんてしたくなかったのに 。

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コメント

1

ユーザー

うーわ 最高としか言えない

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