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これは、僕が神様になるまでのつまらないお話です

トモカ

もう朝ですか...

僕の名前は咲 知花(サキ トモカ) ただのいじめられっ子な高校生だ

トモカ

おはようございます...

母親

おいおせぇぞはやく飯つくれ!!

トモカ

はい...すみません...

母親

チッ...出来損ないが...お前が出来損ないだからあの人に愛想つかされたんじゃない!!

母親

(トモカをなぐった)

トモカ

うっ、ゲホッゲホッ...ごめんなさい

そう、僕の両親は離婚している...原因はお父さんの浮気だ

そして離婚してからお母さんは狂ってしまった...

母親

どーせお前はまたくだらない本でも読んでたんだろ!!

トモカ

く、くだらなくなんか...

母親

口答えするな!!

母親

(トモカを蹴った)

トモカ

う"っ...

僕は本が大好きだった、だからお母さんに何を言われても読書だけはやめる気はない

数分後

母親

(どこかにでかけた)

トモカ

うぅ...痛い...

トモカ

はやく行かないと...学校に遅れる...

家の外

ミナ

トモカちゃんおっはよー!

トモカ

おはようございます、ミナちゃん

この子は関口 美奈(セキグチ ミナ) 僕の唯一の友達だ

ミナ

一緒に学校行こー!

トモカ

良いですよ!

学校着いた

ミナ

じゃーねー!

トモカ

また放課後...

トモカ

はぁ...教室入るか...やだなぁ

扉を開けると上から黒板消しが降ってきた

トモカ

うっ...ゲホッ

クラスメイトたち

クスクス...

そう、僕はいじめられている 理由なんて知らない

トモカ

本は...うん、汚れてないですね...良かった...

教師

それでは授業をはじめる

昼休み

トモカ

(本を机においてトイレに行った)

この時僕はうっかりしていた...僕の本にクラスメイトたちが何もしないわけがないのに...

クラスメイトたち

クスクス...不用心だねw

クラスメイトたち

(本をめっちゃ破った)

トモカ

(帰ってきた)

トモカ

え...本が...

トモカ

そんなっ...ここまでやるなんて...

キーンコーンカーンコーン(昼休み終了)

教師

授業を始めるぞー

教師

咲、その机の上のゴミを片付けろ

トモカ

......はい...

教師

ーーーーー(授業を始めた)

放課後

トモカ

.....ミナちゃんが待ってるはずですし帰りますか....

ミナ

ーーー!

トモカ

あ、ミナちゃん...誰かとしゃべってるようですね

ミナ

えーwじゃあマジであいつの本破ったのー?w

トモカ

(え...?)

クラスメイト数名

うん、言われた通り本を破ったら泣きかけてたよw

ミナ

あいつ本を1番大切にしてたからなーw

ミナ

これは結構ダメージ与えられたんじゃない?w

トモカ

っ....!

トモカ

(走り去った)

トモカ

あはは...なんですかこの小説みたいな展開...

トモカ

現実で起こらないでくださいよ...こんなこと...

トモカ

なんか...もういいや...

トモカ

(ベッドの下からロープを取り出した)

トモカ

これをここにかけてっと...

トモカ

ふふ、用意してて良かったです

トモカ

どうせ死ぬなら...本に囲まれて死にたかったです...

トモカ

(首をつった)

トモカ

あれ...ここは...?

トモカ

僕は死んだはずですが...

???

ここは死後の世界、今からあなたをどうするかを私が決めます

トモカ

へぇー、死後の世界って本当にあるんですね

???

(トモカの記憶を見た)

???

....ふむ、なるほど

???

あなたには...知識の神になってもらいます

トモカ

はい...?

???

あなたは本をたくさん読んでいて知識が豊富みたいですので...そういう神はまだいないんですよ

???

というわけで、いってらっしゃい

???

(トモカを転送した)

トモカ

え!?ちょっとまっ...

トモカ

(転送された)

???

幸せになってくれると良いな...

トモカ

ここは...図書館...?

トモカ

ここを管理しろってことですか...?

トモカ

あ、あれは...!

本が落ちてる

トモカ

僕の本...!?

本を拾った

トモカ

間違いなく...僕の本ですね...

トモカ

しかも破られた形跡がなくなってます...

トモカ

これは世界に1冊しかない本なのにどうして...

そう、実は僕がいつも持ち歩いている本は、元お父さんが僕のためだけに書いてくれた本だ

だからこそお母さんはその本を読んでいる僕が許せなかった

でも、お父さんが書いた本はすごく面白かったんだ、だから何を言われても手放さなかった

確かにお父さんは浮気したし、最低野郎かもしれない...でもこの本に罪はないんだ

トモカ

もしかして、僕を転送したあの人が直してくれたんでしょうか....?

トモカ

だとしたらお礼を言いたいですけど...どこにいるのかわからないですし...

トモカ

あの人の場所を突き止めるよりも、あの人に頼まれた知識の神になってここを管理する方が良いですよね...

トモカ

でも知識の神って具体的にどうしたらなれるんでしょうか...?

トモカ

でもまぁとりあえず.....ここにある本全部読んじゃいましょう!!

トモカ

もしかしたら知識の神になる方法とか書いてある本が見つかるかもしれないですし!!

トモカ

やっぱり知識の神の名に恥じないよう知識をもっと身に付けるのは大切だと思いますし!!

トモカ

決して!!本が!!読みたいわけじゃないです!!

トモカ

って僕は誰に言い訳してるんでしょうか...

本を読みだした

知識の神

あれ...おかしいですね...もうここにある本全部読みきってしまいました....

知識の神

しかも内容を全て覚えられてます...

知識の神

もしかしてこれが知識の神の力なんですかね...?

???

無事に知識の神になれたみたいですね

知識の神

あ、あなたは...!

知識の神

僕あなたにお礼が言いたかったんですよ!!

知識の神

本を直してくれてありがとうございます!!

???

どういたしまして

???

無事に知識の神になれたみたいですし、これからこの図書館の管理をお願いしますね

知識の神

管理って...掃除したりとか...ですか...?

???

そんな感じです

???

それでは私はこれで

知識の神

はい、本当にありがとうございました!!

???

(消えた)

そして僕は言われた通りこの図書館の管理をし続けた

今までで1番幸せな時間だった

これがずっと続いたら良いな...

おしまい

おまけ

???

....

知識の神

(あの子....僕を知識の神にしてくれたあの人に似てます...)

知識の神

(あの子なら...信じられるかもしれないですね...)

知識の神

(信用....してみましょう)

知識の神

ねぇ、そこのあなた.......

おまけ おしまい

シロユリ

はい、今回はここまで!!

クロユリ

いやおまけの話辛すぎない...?

シロユリ

辛くしようとしてますからねぇ(?)

シロユリ

あー、頭が働いてないからエンディングトークもぐちゃぐちゃです...

シロユリ

まぁいいや...それではまた次の神の話でお会いしましょう...

神様デスゲーム過去編

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コメント

1

ユーザー

あぁ…可哀想

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