天才野球少年
おら!
審判
ストライクバッターアウト!
チームメイト
さすが天才だ!
チームメイト
お前がいれば甲子園は余裕だな!
天才野球少年
ああ!当たり前だろ!
天才野球少年
任せろよ!
チームメイト
それに引き換え俺たちはいつだってお前の足引っ張ってばかりでごめん
天才野球少年
そんなことねぇよ
チームメイト
ホントは別のチームの方が本領を発揮できるのに
天才野球少年
そんなことねぇよ
天才野球少年
本当にそんなことない!
チームメイト
ど、どうしたんだよ
チームメイト
急に声上げて
天才野球少年
お前らに行ってなかったけど俺なに一つ!
天才野球少年
1人で練習しているときにうまく行ったことないんだ
天才野球少年
だから俺が投げれるのはお前らのおかげなんだ!
チームメイト
そんな
チームメイト
嬉しすぎだろ笑笑
天才野球少年
笑笑
天才野球少年
な?ださいだろ?
チームメイト
カッケェよ
甲子園予選決勝
審判
お!天才君じゃないか
審判
今日も絶好調なのかい?
天才野球少年
はい!もちろんですよ
だがこれは自分の実力を過信したものでもなんでもない 俺の後ろにはみんながいるから気負うものは何もない
天才野球少年
ああまだ試合はじまってないのにな
天才野球少年
どうしてもこの考えが止まらない
天才野球少年
根拠もなにもないけど
天才野球少年
今日は勝つはずだ