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俺達は最強の軍だった【参加型】【完結】

第40話 - 37話　勘違い

2023年10月21日

#参加型

#オリキャラ

#軍パロ

#我々だ/日常組/ワイテルズ/らっだぁ運営ぴくとはうす

ハンヌくん

＿W国･城内(廊下)

ｶﾂ､ｶﾂ､ｶﾂ､ｶﾂ＿

ハル

…………(意外と簡単に入れてしまったな…)

ハル

(成程……中は少し迷路になってるんだ)

ハル

(これ迷わないのかな？新人とか絶対迷いそう…)

＿＿＿＿ｶﾂ

ハル

………(へぇ…)

ハル

(いるね)

ハル

(これ、誰かな…凄い殺気だ、まるで隠しきれてない)

ハル

(シャオロンさん…トントンさん…？いや、違う…足取りからして体格の大きい人だけど……)

ハル

(…………コネシマさん？)

ヒｭﾝｯ!!

ハル

！！ﾊﾞｯ

ﾄﾞﾝｯ

ハル

……ｯｯ！

コネシマ

………お前、タダ者や無いな

コネシマ

今の仕草からして俺の事に気付いてた、しかも今のは完璧に奇襲やったはずやのに反撃するその反射神経

コネシマ

さっきの足運びも気配の消し方も、一流並…いや、それ以上やった

コネシマ

何処の者か吐け。さもなくば吐くまで壊すぞ

ハル

…………

ハル

………御冗談を

コネシマ

……！！

ハル

まさか此処の幹部ご伽が…一国の主を手にかける等、戦争以外では認められていませんよね？

ハル

…コネシマさん

ハル

………ﾆｺｯ

コネシマ

……ハル…？……ハルやん！！

コネシマ

ってごめんな！？邪魔よな！今退くから！！

コネシマ

怪我しとらんか！？

ハル

えぇ、大事ないですよ

ハル

それより…コネシマさんこそ大丈夫でした？先程投げたナイフ、毒が塗ってあったんですが…

コネシマ

え

ハル

掠ってませんよね？

コネシマ

あ、うん……ギリギリで避けたから大丈夫やで！

コネシマ

……というか、ハルはなんでそんな格好してるん？

コネシマ

不審者かと思って思いっきり奇襲してもうたやん

ハル

…私情で出る場合は普段このようにしてるんです

ハル

どうやら私は、任務で出ている子達に見つかりやすいようで…

ハル

見抜くのも訓練だと、分かりにくいようにしているんです

コネシマ

はぁー……だからフード…

コネシマ

……あれ？でも、じゃぁなんでここに？

コネシマ

しかもわざわざ暗殺者みたいにこっそり入ってきたやろ？

ハル

あぁ…あれ、気付きませんか？

コネシマ

ん？

ハル

カメラ、ずっと此方を見ているんですｽｯ

コネシマ

…！！ﾊﾞｯ

ｳｨ-…ｼﾞｼﾞ (カメラ)

コネシマ

……まじかよ

コネシマ

グルだったんか…ロボロと……

ハル

えぇ、ただ乗ってきたのは彼ですよ

ハル

少し合図をしたら察してくれたようで、そのまま黙ってくださいました

コネシマ

……はぇ〜…そうなんやな…

コネシマ

ロボロぉ……お前後で覚えてろよ？

コネシマ

お前が童○(笑)やって国民に知らs

ロボロ

黙れやこのメガホンチワワ！！！！(インカム)

コネシマ

う"ｯ…っ！？(ｷ-ﾝ)

コネシマ

おまっ……なんで繋げてんねん！！！

ロボロ

俺はただ｢繋げようとした｣だけや、実際に繋げたんはハルやで？(インカム)

コネシマ

は？どうやって？

ロボロ

カメラやったからあんま見えへんかったけど、考えられるならさっきお前がハルを追い詰めた時やな(インカム)

ロボロ

OK？(インカム)

コネシマ

お、おぅ……取り敢えずハルがなんかすげぇ事したって事は

ロボロ

まぁ規格外やからな(インカム)

ハル

……心外です、ロボロさん

ハル

別に私はあの子たちと比べてまだマトモな方ですよ？

ロボロ

それならそっちの全員がおかしいんやな(インカム)

コネシマ

…そうやな

ハル

……えぇー…

ロボロ

……ところでハル(インカム)

ハル

はい

ロボロ

そこの通路を真っ直ぐ(インカム)

ロボロ

左に曲がって突き当たりの部屋に入れ(インカム)

ハル

………分かりました

コネシマ

俺はー？

ロボロ

どっちでもええわ(インカム)

ﾌﾞﾁｯ

コネシマ

…じゃぁ〜着いてこ

ハル

……(此処の雰囲気からして…)

ｶﾂ､ｶｯｶﾂ､ｶﾂ､ｶﾂｶﾂ

コネシマ

歳なんやっけ？

ハル

今は14ですね

コネシマ

出身国は？

ハル

当ててみてください

コネシマ

え"……うーん…G国とか？

ハル

残念ﾆｺ

コネシマ

えぇ…？無理やろこんなん！

コネシマ

全部言ったら当たるんとちゃうか！？

ハル

……それはズルいので、後三国までで

コネシマ

えっ！？なんで！！

ハル

コネシマさんがズルしそうでしたので、制限付きで

ハル

ちなみに私の部下達も当てられませんでしたね

コネシマ

はっ！？…じゃぁ無理やん！

ハル

あぁ、ですが全ての国は言っていませんでしたよ

コネシマ

うーん……ヒント！ヒントくれ！！

ハル

ダメです、それこそズルになってしまいますから

コネシマ

えぇ〜……＿とか？いや、なんかちゃうな…＿とか？＿とか…いや、それは性にあっとらんな…

ハル

……コネシマさん

ハル

こちらの部屋で合っていますね？

コネシマ

え？あ、あぁ…せや、こっちや

ｶﾞﾁｬ

ｷｨｨｨー……

グルッペン

……………

トントン

………おい、コネシマ

トントン

これはなんの真似や

コネシマ

……え？

トントン

なんでお前が侵入者を此処まで連れて来てるんやって聞いてんねん

コネシマ

…ｯあ、っこ、こいつは…！

ハル

やぁ、こんばんわ

ハル

赤いマフラーの男よ

コネシマ

！！？？

コネシマ

(な、なんでこいつ…声変わってんの！？しかも仕草まで…後フード被り直したな？！)

コネシマ

(てかその声どうやって出してんの！？？)

トントン

……コネシマ、お前どっち側や

コネシマ

……っは？

トントン

その得体の知れない奴と俺らどっちを選ぶんやって聞いてんねん！！！

コネシマ

……っｯ！！！！

コネシマ

いや、トントン！こいつは…！！

ハル

あーはいはい、もういいよ、｢それ｣

ﾋﾟｸｯ…

トントン

………あ"？((低

トントン

…あんた、どうやってそこの男を誑かしたんや

ハル

……“誑かした”？

ハル

はは、心外だね

ハル

私は誑かしてなんかない、この人が勝手についてきたんだ

ハル

私が｢侵入者｣だからかなぁ…ﾆﾔ

コネシマ

っおい、おま…ｯ！！

トントン

なぁ、あんたの目的は

コネシマ

………(´・ω・｀)()

ハル

……………おや、目的が知りたいのかい？

ハル

…そんなの、アンタらの方が分かってるんじゃない？

ハル

私の目的はただ1人…そちらにいる総統だけだよ

グルッペン

…………

ハル

……ご機嫌よう、グルッペン･ヒューラー総統

グルッペン

………あぁ…よく来たな

グルッペン

…道化師よ

ハル

……………

トントン

……は？道化師？

トントン

グルさん、あんたもついに目ぇ腐ってんのか？

トントン

そこにいんのは殺意増し増しのお前を殺しに来た侵入者やぞ

グルッペン

あぁ、分かっているとも

グルッペン

だが、さっきまでの会話を聞くに

グルッペン

この国一番に警戒心が高いその男が、そちらの侵入者と共にここまで来たのだろう？

グルッペン

ならばどう考えても初対面じゃ出来ない対応だ、そこを踏まえた上で問おうじゃないか

グルッペン

君は我々の知る者で間違いないな？

ハル

……………さぁ、どうだろうね？

ハル

……(驚いたな…中々に頭が回るみたいだ)

ハル

(ローブで体格を誤魔化し、フードで顔を隠す、そうすることで気付かれないだろうなって思ったけど…まぁ、この人には難しそうだ)

ハル

(やっぱりこの人は他と比べ物にもならない…さっき入室時にサプレッサー付きのを一発撃ったけど、普通に避けてるし)

ハル

(…………面白いなぁ…)

コネシマ

………お前ら、一旦落ち着けや

トントン

…は？なんやコネシマ、そいつの肩を持つんか？

グルッペン

トン氏、1度冷静になれ…後殺気を抑えろ

トントン

グルさんまで何言って…ｯ！！

グルッペン

これは命令だ、トントン書記長((圧

トントン

ｯｯ……！！

ハル

…………

コネシマ

あんたも、ええ加減それやめろや

コネシマ

それでこの城ん中歩いてみ、全員から侵入者扱いになるで

ハル

………それは困ったなぁ

コネシマ

とかいいながら、話聞いとったか？

ハル

……はぁ…

ハル

………はいはい、わかりましたよ…

コネシマ

なんでそこだけ子どもっぽいねん…w

トントン

！！？？

グルッペン

……くくっ…ww

ハル

改めて、こんばんわ…トントンさんﾆｺｯ

ハル

そして、相変わらず流石です、グルッペンさんﾆｺ

トントン

え…はっ！？ハル！！？

トントン

なｯなんで…！？！！

ハル

……ふむ、私は手紙の通りにしてきましたよ？

トントン

て、手紙……？

グルッペン

うむ、待ってたぞ

グルッペン

にしても、予想は軽く超えてきたな…w

グルッペン

流石に少々肝が冷えたゾ？

ハル

ふふ、なら良かったですﾆｺｯ

コネシマ

………な？トントン

コネシマ

大丈夫やったやろ？敵やないって

トントン

………最初っからそう言え

コネシマ

聞いてくれんかったんはそっちやろ

トントン

お前の声は何のためにあんねん

コネシマ

用途は自分で決めるんや

トントン

へーへーそうですか

トントン

んじゃ僕はお茶出してくっからお前は帰れ

トントン

書類も一緒にな？？ﾆｯｺﾘ

コネシマ

……うぃーっす

トントン

ハルは紅茶で大丈夫か？

ハル

はい、問題ありません

ハル

…すみません、わざわざ用意させてもらって

トントン

いやいや、こっちこそすまんかったな

トントン

コネシマの話を聞かずに問い詰めてた…今考えれば、コネシマが寝返ったという可能性しか来なくて焦ってたんよ

トントン

でもそれとハルを問い詰めたこととは違う

トントン

……ホンマにすまんかった

ハル

私こそ…挑発ばかりしてた気がしますし、お互い様です

ハル

紅茶、頂きますねﾆｺｯ

トントン

おぅ

トントン

あ、毒は入っとらんからな！？

グルッペン

心配しすぎたんだよトン氏…

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