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哀歌

サッチさん、大丈夫で―――

すると、ぐいっと腕を引かれた

ちゅっと、唇に柔らかいものがあたる

サッチ

ずっと、こうしたかった。

白い服に、赤い血が着いた。

彼は、息をするので精一杯に見えた

夢主

わ、私、マルコさん呼んでくる!!

そう言って、出て行ってしまった

哀歌

...なにが、あったんですか、!

サッチさんをこんな風にした人が、許せなかった

サッチ

いいか、、今言うこと、よく聞けよ。

私が答えを返す前に、話し始めた

サッチ

...俺は、もうすぐ死ぬ、、から

サッチ

、お前一人で、次の島で降りろ、、

信じたくない言葉だった。

本当は、延命の処置を施さないといけないのに、

手が動かなかった。

サッチ

ご、、めんな、冷たくした事は、、嘘だぜ

冷たくした事は、全て嘘だと

そうやって言ってくれるのに、

今の出来事だけは、嘘だと言ってくれない

サッチ

俺は一度も...飽きたことなんてねぇよ。

その一言が、嬉しかった。

サッチ

この手紙に、全部...入ってる。

サッチ

俺が死、んだら、読めよ

力のない手で、私の手に渡された

サッチ

最後に...

ぎゅっと、抱きしめてくれた

サッチ

愛してる、、お前が、思ってる以上、

サッチ

――――愛してる、

“私も”

彼のことは、好きではなくて愛していた

でも、言えなかった。

これから死にゆく人を、愛す自信がなかった

私は、意気地無しだ。

私は、悪いやつだ。

サッチさんの思いに気づけないままでいた

もう少し、早く知っていたなら、

幸せの道を一緒に歩けるならば、

何もかもを捨てていいと言うのなら、

彼女は白ひげ海賊団から、愛されてます!

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350

コメント

5

ユーザー

めっちゃ号泣しました😭

ユーザー

今回も最高でした! 続き待ってます!

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