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めっちゃ号泣しました😭
今回も最高でした! 続き待ってます!
哀歌
すると、ぐいっと腕を引かれた
ちゅっと、唇に柔らかいものがあたる
サッチ
白い服に、赤い血が着いた。
彼は、息をするので精一杯に見えた
夢主
そう言って、出て行ってしまった
哀歌
サッチさんをこんな風にした人が、許せなかった
サッチ
私が答えを返す前に、話し始めた
サッチ
サッチ
信じたくない言葉だった。
本当は、延命の処置を施さないといけないのに、
手が動かなかった。
サッチ
冷たくした事は、全て嘘だと
そうやって言ってくれるのに、
今の出来事だけは、嘘だと言ってくれない
サッチ
その一言が、嬉しかった。
サッチ
サッチ
力のない手で、私の手に渡された
サッチ
ぎゅっと、抱きしめてくれた
サッチ
サッチ
“私も”
彼のことは、好きではなくて愛していた
でも、言えなかった。
これから死にゆく人を、愛す自信がなかった
私は、意気地無しだ。
私は、悪いやつだ。
サッチさんの思いに気づけないままでいた
もう少し、早く知っていたなら、
幸せの道を一緒に歩けるならば、
何もかもを捨てていいと言うのなら、