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りんご
りんご
りんご
Jin
病気をわずらって寝たきり。
なんの病気かと言うと
段々『記憶』がなくなっていくというもの。 脳のキャパオーバーによって引き起こされると医者に説明された。
僕がどんなに、大切にして、命よりも大事に思ってたことでも簡単に忘れてしまう
だから、誰とも僕は関わらないようにするって決めた。
相手が悲しまないように、
かっこつけてこんなこと言ってるけど、実際のところは
怖いんだ。
忘れちゃうのが。
嫌われるのが。
僕は夢をみてたい。
みんなに『愛される』っている夢。
自分勝手だと思う。
だって僕はみんなを愛してないから。 ちょっと自分に酔ってるような気がしてきた笑
本当、馬鹿だなぁと思ってるよ、自分でも、
でも、この病気のせいとか、病気に責任を押し付けて、自分を守って
こんなんじゃ何も変わらないって、、、、わかってるけど、
わかってるけど、
わかってる、のに、、、、
僕には、重すぎたんだ、、、、色々
責任も、期待に応えることも、愛すことまで、、、、
僕の今まで背負ってきた『荷物』はかかえきれなくなってきた。
僕には、無理だったんだ。こんな重い荷物を持って笑顔で歩いていくことは
だから。その荷物を捨てた。
捨てたんだ。
だから僕はいま一人ぼっち。
Jin
Jin
現状から逃げるように窓を見た
その窓の先には
Jin
外には病室でしょーもないことを考えている僕と対照的に、社会のために一生懸命働いている人達が見えた
僕みたいに荷物をすてないで、笑顔で荷物を背負って生きてる。
そして何より見たくなかった光景がそこにはあった。
助け合ってるんだ。みんなで
悲しみを、喜びを、そして、切なさを分かち合ってる。
『僕には出来ないんだ。』
分かち合ってくれる人はいないんだ。
僕が、、、、
僕が捨てたんだって
そう思うと劣等感と、羨ましさと、嫉妬で僕のドロドロとした感情が溢れ出てきた
嫌いだ。
大っ嫌いだ。
悲しんで慰めてもらってるやつも、
他人の悲しみを分かったふりして、勝手共感しているやつも。
嫌いなんだよ
でも、僕が一番わかってる、一番嫌いで
大っ嫌いなのは
こうやって、『嫌い』とかほざいて負け惜しみをしてる僕だ。
Jin
Jin
本当に。醜くて、最低で、本当に僕は生きてる意味があるのか分からないよ。
生きてる意味を教えてくれる人も僕の人生にきっと現れない。
Jin
自分でもびっくりするくらい掠れた声が出た。 本当にどこまで傲慢なんだって思うよ。
でも、、、、
でも、少なからず誰かには届いたみたい。
だって、今、目の前で優しい顔で微笑んでくれてる奴がいるから
涙でよく見えないけど、
すごく、懐かしい感じがする
そして何より、来てくれたことが嬉しかった。
でも、
こんな姿見せなくない。
僕なんかに心配してほしくない。 もう誰とも関わりたくない。
でもそう思えば、そう思うほど
止まらないんだ。涙が。
……………………………………………
呼吸が整い、涙がひいてきた頃で前にい誰かの顔を見た
優しくて、暖かくて、また泣き出してしまいそうなんだ。
ちゃんと目があってすぐ分かった
名前も顔もはっきり覚えてるよ。
Jin
従兄弟、僕より歳下の
V
Jin
V
Jin
V
V
Jin
Jin
V
V
V
V
泣きそうな顔しないでよ。
でも、ちょっと思っちゃったんだ
こいつなら、テヒョアなら
僕を、分かってくれんじゃないかって
ちょっとだけ、、、、思っちゃった
コメント
2件
ほんとに天才ですか?