僕のお兄ちゃん

昔からそうだった

全部真似して

くっ付いてきて

罪は全部俺のせいにされて

無邪気な笑顔で

お兄ちゃんって呼んでくる

お前のお兄ちゃんになった事なんか

1度もないのに ＿ 。

ある冬の日君が生まれた

マシュマロみたいな君の頬

触ると溶けちゃいそうだった

俺が一生守るそう誓ったんだ

幼少期

君が俺の袖を引っ張ってきた

と言って何かを差し出してきた

よく見ると俺のお気に入りのフィギアだった

正直怒りたかった

でもこんなにも泣きそうな君を前に怒れるほど

俺は酷い人間ではない

そうやって許せなくなったのはいつからだろう

それから何かある度に 全部俺のせいになった

あんな奴居なきゃいいのに

お兄ちゃん

僕の事嫌いなの .. ?

僕は大好きなのに

お母さんのせい？

お母さんが居なくなれば僕の事好きになってくれる？

じゃあ ...

殺しちゃおっかな

これで好きになってくれたよね ?

お兄ちゃん

なんだこれ