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類の部屋
類
類
そこには、咲希の言葉一つひとつに過剰に反応し、安堵と恐怖を繰り返す彰人の姿があった
類
類
少なくとも、類の知っている彰人はこの現状を嫌うだろう
彼は誰よりもストイックで、誰よりも誰かに迷惑をかけることを嫌う存在だ
そんな彰人がナイトコードに依存している
咲希がこの事実に気づきながらも「言わない」という選択をした
彰人にとって彼女の優しさは救いだが、時にそれは猛毒になる
類
ふと、スマホが鳴る
類
寧々
寧々
類
寧々
類
寧々
寧々
類
類
類は少し悩んだのち、寧々に話すことにした
類
寧々
類
寧々
寧々
寧々
寧々
寧々
寧々
寧々
類
類
寧々
寧々
寧々
類
類
類
寧々
寧々とのチャットを終えると類はセカイに向かおうとした
類
類
誰もいないセカイ
類
まふゆ
まふゆはそっと背後から声をかけた
まふゆ
まふゆ
類
類
まふゆ
まふゆ
類は少し安心したように話を進めた
類
類
類
類
まふゆ
まふゆが突如、大きく目を見開いた
類
まふゆ
まふゆが驚いて声を上げた視線の先
影から足を踏み出した彰人が、そこに立っていた
彰人
彼の顔は、まるで自分の心臓を素手で握りつぶされたかのように、心底絶望した色に染まっていた
彰人
そこでようやく類は何が起こったのか察知した
他ならぬ彰人に、全てを聞かれてしまったということを
類
彰人
彰人は類を下から見上げる
彰人
彰人
彰人
類
類
彰人
彰人
彰人
彰人は類に背を向けた
彰人
彰人
類
類は離れていく彰人の背中を止めることができなかった
まふゆ
類
彰人の部屋
彰人は冷たい手足の感覚に耐えながら、真っ暗な天井を見つめていた
咲希の笑顔を曇らせたくなくて、彼女が認めてくれる自分でありたくて、必死に食らいついてきた
けれど、それが彼女を苦しめ、類たちにまで気を遣わせる「重荷」になっていたのなら
彰人
彰人
それは、一見すれば前向きな「自立」への決意に見えた
けれど、その根底にあるのは、「誰にも頼らず、誰にも迷惑をかけず、独りで立ち続ける」という、咲希が最も恐れていた「孤独な強さ」への回帰だった
…僕のせいだ…
あんな話、セカイでしなければ……
もっと、言い方を考えていれば……
……これでは……昔と同じじゃないか……
…どうして…いつもこうなのだろうか…
寧々…彰人くん…まふゆくん…咲希くん…
…本当に…ごめん…
俺が…不甲斐ないばかりに…
…ああ…
消えたいな…