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僕
そう僕が嘆く……
僕は心臓病を患っていて、残り少ない命だった
僕
と、これは僕が君に送った最初で最後の愛の言葉でした
ある日、僕は心臓病を患ってしまった
誰も僕に目を向けてくれない
演技的な舞台の上でみんなは踊る
生まれた意味も知らないまま
内容のみが記憶に残ってしまった夢は錆び付いてしまった
僕
僕
誰も(心臓病患者)が願った
僕
そっと君は手を握ってこう言った
君
愛をください
なんて言えなかった
だって、君は僕の初めての友達だったから
僕
と嘆くあなたの力になれますか?
いつか、終わると気づいた日から
心臓は秒を読む
ねぇ、また
また、あの日のように傘を差し出してよ
僕
そうすればあの子は……
僕の指からあの子の体温はなく
あの子の体もどこにもなく
この記憶は誰のもの?
雨に濡れた黒く汚れた病棟
並んだ送電塔
夕暮れのバス停や止まった観覧車
君の机に置かれた花や君の声も何もかも、なかったみたい……
死にたかった僕は今日も息をして
行きたい君は明日を見失って
なのでどうして悲しいの?
いずれ死ぬのが人間でしょ?
永遠は無い、思い通りの日々は無いけど
この血管で繋がれている限り
また次の夜明けが来る
どんな辛いことがあっても
この世界で生きていけたのは君がいたから
だから行きたいと思えた
僕の地獄で君は鼓動を辞めない
いつしか君がくれたように
僕も誰かの心臓になってみたいよ
見て下さりありがとうございました
意味だけ調べてあとは考えました
いやー、難しいですね
また見てください