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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

⚠️注意⚠️ 兄弟パロ 苦手な人はUターンお願いします

あれからお母さんは

病院に付きっきりで

夜遅くに帰ってくるようになった

❤️

ウエーンウエーン

💗

大丈夫,大丈夫

お母さんが居ないため

安心できないのか

❤️の夜泣きが増すようになった

💙

うるさい…

🧡

スピー

💗

ヨシヨシ

❤️

スースー

💗

ハァ…

💜

大丈夫?

💗

あ,うんニコッ

💜

💗兄,俺達に頼っていいからね!

💜

俺達もちゃんと出来るよ!

💗

ありがとう!

俺は兄という立場が嫌いだった

母親

何かあったらお兄ちゃんに頼るのよ!

母親

お兄ちゃんはなんでも出来るからね!

お母さんからの期待

💜

💗兄なら出来るよ!

🧡

💗兄やし出来るに決まっとるやん!

💙

💗兄…

❤️

((o(。>ω<。)o))

💛

⸜( ॑꒳ ॑ )⸝🍼

弟達からの期待

それが全部プレッシャーになってしまう

💗

(お兄ちゃんだからちゃんとしなきゃ)

💗

(お兄ちゃんだから頑張らなきゃ)

💗

(お兄ちゃんだから優しくしなきゃ)

その思いで頭の中がいっぱいになってしまう

母親

『お兄ちゃんなんだから』

お母さんはいつもそう言う

お兄ちゃんだからなんでも我慢しないとダメなの?

辛くても,苦しくても我慢するの?

お兄ちゃんってなに?

お母さん,俺疲れたよ

俺,いっぱい頑張ったよ?

なのにお母さん気づいてなかった

入学式

卒業式

受験が合格した時

テストで1位とった時

合唱コンクールで優勝した時

体育祭

俺の誕生日

全部お母さんは居なかった

それに俺は

お母さんの手作り弁当を食べたことが無かった

お弁当はいつもお父さんが作ってくれてた

でも俺,泣かなかったよ!

我慢できたよ!

お母さんは仕事をしてて忙しいことはわかってる

でも,褒めてよ

笑ってよ

抱きしめてよ

俺は人前で泣くことが怖くて

部屋に行って

声を殺して泣いていた

それでも弟達の前では笑って

必死に我慢して

弟達に弱いところを見せなくない

ただの意地だったのかもしれない

弟達はよくお母さんに褒めてもらってる

俺のことは全然見てくれない

なんでよ

俺,辛いよ

お母さん

もっと

『俺を見て』

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