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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

茶会の途中、突然現れた男性は助けを求め、そのまま意識を失った

星川病院で、男性の治療がされた

優來 はる

う…

星川 悠斗

目が覚めたか

怪我は酷く、少し遅れたら命が危なかったかもしれないという

星川 悠斗

お前名前は?

優來 はる

優來…はる…

《神を信じ神に狂わされる少年/信仰者》 優來 はる(ゆらぎ はる) 185歳の魔法使い。 無口でクール、真面目。 神に従い神の思うままに行動する。 リドール教という宗教を信仰する。 心優しく人思いな性格だが神がその優しさを否定すれば行動に起こすことは無い。 能力コピーの能力を使う。 コピーした能力はいつでも使えるようになる。 if魔法を含めたどの魔法も基本使うことが出来る。 武器として鎖を使う。 神に右目を捧げており、神の意思にそぐわないことをすると右目が痛む。 神が好きで人助けは嫌い。

星川 悠斗

優來はる、何があったか説明できるか?

優來 はる

俺の世界は、みんなが魔法を使う世界。
魔法研究をしている学者が魔法人間を作って、みんながその人から力を貰えるようになった……

優來 はる

だけど突然その人が消えたんだ。
それから、黒いもやのような人影が現れた

優來 はる

その人影は、どんな魔法も倍以上の力で返してくる

優來 はる

誰1人勝てなくて、世界が滅びかけてた

優來 はる

俺も死にそうで、咄嗟にこの世界に助けを求めに来た

はるは話している間、前髪で隠れている右目をずっと抑えていた。

星川 悠斗

俺らも助けにはなってあげたいが……

アリス・シア

私たちそれぞれ島の管理があるものね

月影 未彩

さすがに長期間島を空けることは出来ない…

吟羽 舞夢

なら私が行くよ

アリス・シア

星川 悠斗

まあ、もしかしたらお前の故郷の可能性もあるもんな

吟羽 舞夢

いや、多分違うとは思うけど…

吟羽 舞夢

でも、助けに行かなきゃ

月影 未彩

それはそうだね!!

優來 はる

でもあの影はどんな魔法も対処する…

優來 はる

お前見る限り魔法使いっぽいけど…

吟羽 舞夢

それはそうだけど…

アリス・シア

なら武器で戦いましょう

アリス・シア

舞夢ちゃん私の槍のストックあげるわよ

吟羽 舞夢

いや、私使い方分からないし…

アリス・シア

遠慮しなくていいのに…

吟羽 舞夢

(遠慮じゃない)

月影 未彩

じゃあ私のお祓い棒使う?

星川 悠斗

ハッタリ棒の間違いだろ(笑)

星川 悠斗

魔法使えないからナイフに加工してる癖に(笑)

月影 未彩

なぬ!失礼な!

星川 悠斗

じゃあせめてこの薬持ってけよ

星川 悠斗

人間の血入ってるからよく効くぞ

吟羽 舞夢

いや…それは遠慮するかな

星川 悠斗

嘘嘘(笑)
ヴァンパイアジョーク(笑)

アリス・シア

舞夢ちゃんに変なこと吹き込むのやめてちょうだい

星川 悠斗

厳しくね

優來 はる

あの影に魔法は効かないと見た方がいい

優來 はる

別の何かがないと…

吟羽 舞夢

とりあえず、その世界に行って影の様子を見よう

吟羽 舞夢

対策はそこから考える

星川 悠斗

いいのか…?
そんな行き当たりばったりなやり方で

月影 未彩

やってみないことには始まらないからね!

アリス・シア

舞夢ちゃん

アリス・シア

正直あなたがいなくなるのは少し…いえ、とてもとても寂しいわ

星川 悠斗

重っ

アリス・シア

でも、頑張ってちょうだい

吟羽 舞夢

うん

アリス・シア

私、いつでも待ってるから

吟羽 舞夢

わかった、ありがとう

優來 はる

じゃあとりあえず、まずは世界に行くってことだよな

優來 はる

開くから、俺に続いて入れ

吟羽 舞夢

わかった

優來 はる

【олрбй】

はるが謎の言葉を発すると、はるの目の前の空間に大きな穴が空いた

はるは迷いもなくその中に入っていった

星川 悠斗

これが…if魔法…

私が呆然と立ち尽くしていると

アリス・シア

舞夢ちゃん、行きなさい

アリス・シア

彼の世界は、あなたの中でなにかのヒントになるかもしれないわ

月影 未彩

閉じないうちに早く早く!

星川 悠斗

向こうの世界も救ってやれ

吟羽 舞夢

うん…!

私は、意を決して穴の中に入り込んだ

中に入ると、禍々しいような、不思議なような色をした空間が広がっていた

所々に光が点々としており、色や強さは様々だった

優來 はる

あそこがさっきまでいた世界

はるは近くにあった水色の光を指さした

光は弱いながらもしっかりと光っていた

優來 はる

行くのはあっち

続いてはるが指を刺したのは、黄色い光だったが、とても弱々しい光で、今にも消えてしまいそうだった

辺りを見渡すと、消えそうなくらい弱々しい光はいくつかあった

優來 はる

置いてくぞ

吟羽 舞夢

あっ、ごめん

はるは黄色い光に触れ、そのまま姿を消した

私も同様に、黄色い光に触れた

すると黄色い光は私を包み、当たりが見えなくなった──

──光が落ち着くと、そこには知らない街があった

吟羽 舞夢

ここは…

優來 はる

俺らが暮らしている世界だ

優來 はる

通称“魔法世界”

吟羽 舞夢

ここに出るっていう影はどのくらいいるのか分かる?

優來 はる

恐らく一体だ

優來 はる

それしか見た事がない

吟羽 舞夢

そっか…

吟羽 舞夢

あと魔法人間って──

ドーン!!!

きゃああああああ!!

はるに質問をしていた時、何かが壊れるような音と、いくつかの悲鳴が聞こえた

優來 はる

チッ

するとたくさんの人々がどこからか逃げるように移動していた

群衆の移動により混雑が起こり人と人とが衝突したり、狭い道なんかでは進むために前の人を押したりなども起こっていた

ふと上を見上げると、浮遊魔法を使って逃げる人も多いようで、上空でも移動がしにくい状況になっていた

優來 はる

おい、何してる

優來 はる

俺らも逃げるぞ

はるは何が起こったか理解したのだろう

私の手を引っ張ろうとする

吟羽 舞夢

でも、どういう状況なのか見ないと対策すら立てられないよ

優來 はる

……

私の意見にはるは少し考え、「行くぞ」と小さく呟いて群衆とは逆の方向に歩き出した

が──

??

ちょっと!そっちは危ないよ!

私とはるは動きを封じられた。

優來 はる

くそ…拘束魔法か…?!

??

そっちは危ないから私の家まで連れてく!

吟羽 舞夢

ちょっと待っ……

そのまま私達は謎の女の子に連れ去られてしまった

??

君達!なんであっちに行こうとしたの?!

??

あっちに影いるってわかってたでしょ!

吟羽 舞夢

影…

優來 はる

俺達は影について対策を立てようと確認しに行こうとしたんだ

優來 はる

月影 未彩

吟羽 舞夢

!!

月影未彩。

それがこの少女の名なんだろう

《聡明な魔法巫女/魔法巫女》 代々巫女を引き継いでいる家系に育った少女。 魔法を使う力は世界でもトップクラス。 日々人助けに赴いている。 能力は自分の時間を切り取る能力。 あくまで切り取れる時間は自分だけで、瞬間移動や攻撃の回避に使う。 切り取った時間は戻らない。 武器としてお祓い棒を使い、このお祓い棒を使って魔法を放つ。

吟羽 舞夢

(前の世界の未彩とかなり雰囲気が違う…)

月影 未彩

確認って…

月影 未彩

あの影がどれだけやばいか知ってるでしょ?!

月影 未彩

優來くんだって殺されかけたのに!

優來 はる

殺されかけたからだろ!

吟羽 舞夢

(はるってこんなに叫ぶことあるんだ…)

優來 はる

……っ

吟羽 舞夢

初めまして、この世界の未彩

月影 未彩

あなたは…?

月影 未彩

優來くんと一緒に行動してるみたいだけど…

吟羽 舞夢

はるに連れられた 吟羽 舞夢

吟羽 舞夢

さっきまで私が居た世界に助けを求めに来たから、なにか手伝えるかもと思って来た

月影 未彩

……あの影に立ち向かおうとするなんて無謀…

月影 未彩

って言いたくはあるけど…

月影 未彩

正直あれがいなくなったらこの世界も平和にはなる…

吟羽 舞夢

教えて欲しい、あの影について

月影 未彩

…わかった

月影 未彩

あの影は──

異世界旅路〜失われゆく世界を旅する少女〜

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コメント

6

ユーザー

はるくんの「置いてくぞ」が解釈一致すぎる、、、、、 影の正体はなんなんだ!!!!よ!

ユーザー
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