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さも @ にょ だ にょ
2,350
あみ
どうぞ
國神の愛は俺だけにください
すると…
國神錬介
後ろから國神の声。
國神錬介
その瞬間。 足に力が入らなくなった。
千切豹馬
千切豹馬
千切豹馬
視界が揺れる。 まずい。
そう思った次の瞬間。
國神錬介
國神錬介
千切豹馬
倒れそうになった俺を、國神がしっかり支える。
國神錬介
千切豹馬
國神錬介
いつもの明るい声じゃない。 本気で心配している声だった。
千切豹馬
國神錬介
千切豹馬
國神錬介
國神が眉を寄せる。
千切豹馬
國神錬介
即答だった。
國神錬介
千切豹馬
その言葉を聞いた瞬間。 胸の奥が、ぎゅっと締めつけられた。
目の奥が熱くなる。 危ない。
今、泣いたら――。 必死に瞬きをして、涙をこらえる。
こんなことで泣くなんて。 自分でも思っていなかった。
でも。 ずっと欲しかった言葉だった。
“お前のことだから”
たったそれだけなのに。
自分のことをちゃんと見てくれているんだと思ったら…
目から涙が溢れそうになった。
まずい。 泣くな。
そう思って、何度も瞬きをする。
けれど、堪えようとするほど涙が溜まっていく。
國神錬介
國神の柔らかくて温かい声が聞こえる。
千切豹馬
そう言おうとした。 でも。
次の瞬間。 堪えていた涙が、頬を伝って落ちた。
千切豹馬
声が震えた。
次の瞬間。 堪えていた涙が、頬を伝って落ちた。
千切豹馬
言葉が続かない。
千切豹馬
嗚咽が漏れる。
泣きたくなんかなかった。 心配をかけたくなかった。
なのに。 ずっと大丈夫なふりをしていたものが、全部あふれてしまった。
國神錬介
國神は何も言わず、そっと千切の身体を優しく抱きしめ包み込みながら千切の身体を支えた。
倒れないように、しっかりと。 それでも、乱暴には触れない。
まるで「もう無理しなくていい」と伝えるように。
千切豹馬
千切の肩が震える。
千切豹馬
國神錬介
國神は俺の頭を優しく撫でてくれた
千切豹馬
千切豹馬
言葉が続かない。 悔しかった。
情けなかった。 ずっと平気な顔をしていたかった。
誰にも弱いところを見せたくなかった。 なのに。
國神の前では、全部隠せなかった。
千切豹馬
國神錬介
千切豹馬
声が震える。
みんなみたいに走れないし……迷惑かけたくないのに……!
千切豹馬
涙が次々とこぼれる。
千切豹馬
小さな声。
千切豹馬
國神は黙って聞いていた。 途中で口を挟むこともない。
ただ、千切が落ち着くまでそばにいる。
千切豹馬
千切は涙を拭いながら顔を上げる。
千切豹馬
また声が震えた。
千切豹馬
涙が溢れる。
それから、國神は静かに言った。
國神錬介
千切豹馬
國神錬介
國神は真っ直ぐ千切を見る。
國神錬介
千切豹馬
千切豹馬
國神は千切の涙を優しく、少し不器用で拭う
國神錬介
その一言が。 胸の奥に深く刺さった。
千切は何も言えなくなった。
千切豹馬
けれど。
さっきまでの涙とは少し違っていた。 一人で抱えていた不安を。 少しだけ、誰かに預けられた気がした。
再び、千切からの目から涙が溢れていた、留まらなかった。涙の雫がぽたぽたと落ち服にゆっくりと染みていく
國神錬介
國神はハンカチで涙を拭いてくれた
國神錬介
千切豹馬
國神錬介
千切豹馬
あみ
読んでいただきありがとう!!!