ゆきんこ
ゆきんこ
武道
武道
救われますように
やっぱりこの人は昔から鋭い
俺は昔からこの人に嘘はつけなかった
でもね…俺は敢えてこう振る舞うよ
千冬
場地
千冬
場地
震えてんだよ
千冬
場地
やめろ…触んな…
場地
間違ってない…少し怖いんだ…
だから意地を張ろうとしてるんだ…
なのにあんたは何でぶち壊すんだよ
場地
違う…
場地
違う
場地
違……
嗚呼…やはりこの人には叶わないな
正直に言えば感情は少しずつ思い出してきてる…本当はまた皆と一緒に居たい…
でも梵天の皆が好きだ…
でも…巻き込みたくない…
誰も巻き込みたくない
だから俺は突き放す事にするよ
千冬
場地
千冬
場地
千冬
そして俺は始めて…場地さんに抵抗した
場地
千冬
場地さんが何か言いかけてたが俺はほんの少しの間だけ効果が続く軽い睡眠薬を相手にかけた
千冬
そして俺は,そのままフェンスに向かった
千冬
俺はそのままフェンスの上に乗っかった
ん…ここは何処だ?
俺は確か屋上に居たはず
千冬
場地
千冬
場地
千冬
場地
千冬
場地
千冬
場地
千冬
彼奴が助けを求めたと同時に俺の意識は戻った
場地
場地
場地
俺は起き上がれば辺りを見回した
目の前に居た千冬が消えてる…彼奴まさか……
場地
俺の勘が当たっちまった…
彼奴は今…飛び降りようとしてる
俺は急いでフェンスに向かった
千冬
場地
千冬
場地
千冬
千冬
彼奴はそう呟けばそのままフェンスから飛び降りていった
ゆきんこ
ゆきんこ
ゆきんこ
ゆきんこ