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この国には神隠しがある
神隠し…いや城にまつられて腫れ物扱いされている神がいる…
その神は重度の人間の男好きらしい
だから毎月一人若い男が神にお供えされる
その後その人間がどうなったか知らないが…
一説によると気に入らなかったら殺してしまうらしい
その神は5人いるらしい
毎回受取には紫とか言う神が来るらしい後は不明だ
そして…今月のお供えする人間は…僕…
王様
今月のお供えはお前だ
青
え…？僕…？
王様
そうだ神々は美しくまた癒されるような男の子をお探しだ
青
でも、僕…美しくもないし癒せるような事できません…
王様
その時はその時だ
王様
捧げるのは今夜だ
王様
これに着替えとけ
白い着物を渡す
青
何でですか？
王様
神に捧げるのに粗末な格好は醜いそして失礼だ
青
………………
王様
後は係にメイクなどを任せるでは無事に生きていると言いなw
青
…………
夜です！大事なことなのでもう一度言います夜です！
ざわざわ
青
(国の奴ら見物しにきやがって…）
これより！捧げ物を神にお渡しする！
シーン
一瞬で沈黙になった
では唱える
我らが神よただいまより捧げ物をお渡しいたしまする!
青
………､…(何も来ないじゃないか）
国民
なんにもこねーじゃねーかよ！
国民
そうだそうだ！
青
ビュン！(何だ今何か気配が）
紫
我なら一昔前からおるぞ
青
ドックンドックン
青
(な、何だこれ…この殺気）
国民
、…………………か、神様だ！
紫
静かにせい
紫
で？今宵の捧げ物は？
王様
こ、今宵の捧げ物はこちらです！
僕を前に突き出す
青
イテッ
紫
ふ〜ん
その神はふわふわ浮いて僕の方に近寄って来た
国民
え…イケメンじゃない?!
国民
うんうんそれな…
紫
ギロッうるさい
国民
ヒッ
紫
これは…
王様
ど、どうかなさいましたか？
すごいきれいな顔をしている神だな…
紫
貴様きれいな顔をしていおるな
顎クイ
青
ヒッ
紫
ふむふむ
とかいいながらその神様は僕の顔を両手で触って来た
紫
きれいじゃ…
紫
きれい
紫
これまで何故これを用意しなかったのじゃ？
王様
そ、それは…
紫
先月のブスなどもう異界に送ってしまったわ
青
て、ことは殺したの…？
紫
ん？
青
(やばい！声出てた！）
紫
大丈夫じゃ我は貴様を殺したりせぬ
青
(ほんとかな…？）
紫
ほんとじゃ
青
(心読まれてる！？）
紫
我は神じゃよ？
青
そ、そうでした、
紫
まぁよい来月は捧げ物はいらぬ
王様
は、はい！
紫
では行くぞ青？
青
な、何で僕の名前知って…
紫
神には記憶を読み名前を調べるなど簡単じゃよ
青
そ、そうでした
紫
じゃあ行くぞ♡
青
うわっ
神様は僕をお姫様抱っこして城の中に入っていった
城って言っても和風のね
紫
で、きみ可愛いね〜♡
青
んへ？
青
さ、さっきと喋り方が…
紫
え？だってあっちのほうが神っぽいじゃん
青
は、はぁ
紫
早く皆に知らせなきゃ
紫
みんなぁ〜
桃
なんだ…？
赤
今回もブス連れて殺すのめんどいんだけど
黄
そうそう叫び声うるさいし
紫
まぁまぁ見てよ可愛い子♡
桃
ん…？
赤
ん〜
黄
はぁ〜？
桃
？！
赤
？！
黄
？！
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