な
煽り気味に微笑みながら、見つめてそう返した。
し
な
ことん、とバレないようにそっとマウスピースをテーブルに置く。
そしてそれを隠すように上から手で覆い、体重をかけてテーブルに凭れているように見せる
し
な
し
な
し
な
な
し
な
な
し
な
し
し
な
し
し
な
その時はそっと隠していたものを片付け、肺に残る味をたしなめながら部屋へと戻った。
いつになっても、仕事。
仕事、仕事、仕事。
それが終わったら、収録。
終わらない負のループ。
それに乗せられていく感情と身体。
そんな生活が3年続いている今
依存先も信頼元もないこの小さな世界で、唯一の安全地帯。
見つけたのは、煙草だった。
どこでも、一般的に見かける紙煙草。
その苦味がまるで俺の気持ちを表しているかのよう
ちょっとオシャレな見た目をしたシーシャ。
これでも立派な煙草。
体に害のないフレーバーもあるけれど、それでも俺は本来の煙草の味が良かった。
これが唯一の逃げ場でもあるから。
かちっ
り
い
り
い
隠す気のない左手。
右手に持ったライター。
り
り
その左手には、コンビニで売っているような紙煙草。
い
い
適当に嘘を吐いた
本当は気づいて欲しかったのかもしれないし
嘘という名の毒を吐きたかっただけなのかもしれない
り
い
り
い
い
な
その一言に尽きるんだよ
きっと彼は今日も会社の屋上で、
きっと彼も今頃家のベランダで、
悲しそうに、 生きづらそうに、 煙草を咥えているのだろう──。
コメント
12件
おいこんなアホ作でハート200は無いやろ!! えちょ…せめて別の作品にして?🥺🥺(
え、どこが謎作なん?! 神作やん